「北アルプス三大急登」って知ってる?

それが「北アルプス三大急登」。急峻な山岳地帯で、名峰が多く存在する北アルプスにおいて、急登と言われている3つの尾根を紹介します!
①ブナ立尾根(烏帽子岳)
1つ目は北アルプス・烏帽子岳へ向かうブナ立尾根。烏帽子岳は裏銀座コースの起点となる山で、国有林のブナ林を登っていくコースです。登山口と烏帽子岳の標高差は1,350m。七倉山荘から徒歩の場合は1,558mです。ブナ立尾根は「日本三大急登」の1つにも数えられています。


②合戦尾根(燕岳)

2つ目は、燕岳の合戦尾根!
燕岳はとても人気の高い山の1つです。登山口と頂上の標高差は1,287mです。


③早月尾根(剱岳)
3つ目は剱岳へ向かう早月尾根!剱岳は「岩と雪の殿堂」と言われている、多くの登山者の憧れの山。急峻な岩稜地帯を行く険しい登山ルートは、経験を積んだ登山者のみが挑戦できます。
もっとも一般的なのは室堂から頂上へ向かうルートですが、馬場島から入るこの早月尾根、登山口と頂上の標高差はなんと驚きの2,238m!



辛い登りを乗り越えた後の達成感!
北アルプスを代表する3つの急登ルート。みなさんは登ったことはありますか?多くの名峰が集まるこのエリアだからこそ、「三大急登」と呼ばれるルートが存在するのですね。また、辛い急登の先にある達成感は何にも代えがたいものがあります。1度のみならず2度3度、挑戦してみたくなる山たちです!【登山時の注意点】
・しっかりとした登山装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。