日本人初のクライミング世界王者・楢崎智亜とは
2016年にフランスで行われたクライミング世界選手権。この大会で、1人の日本人選手が歴史を塗り替えました。日本人初優勝を成し遂げた楢崎智亜選手。テレビなどにも多数出演し、「フィジカルモンスター」と話題になった楢崎選手のプロフィールや強さの秘密に迫ります!
楢崎智亜選手のプロフィール
楢崎智亜(ならさきともあ)
生年月日:1996年6月22日
出身:栃木県
血液型:B型
身長:169cm
高校卒業後、大学進学はせずプロに転向。小学生のころは器械体操をしており、幼少期から養われた身体能力を存分に活かしたキレの良い登りが持ち味の選手です。3歳下の弟、楢崎明智選手も同じく日本代表選手です!
ビッグタイトルを続々と獲得!
2016年:IFSC ワールドカップ 年間チャンピオン
2016年:クライミング世界選手権 優勝(日本人初)
2016年:ADIDAS Rock Stars 優勝
2017年:THE NORCE FACE CUP 優勝
2018年:第1回コンバインド・ジャパンカップ 優勝
上記はほんの一部。2016年はビッグタイトルを次々と手中にし、大躍進の年となりました。2017年・2018年と続けてワールドカップ年間ランキング2位につける実力は本物。さらなる大活躍を期待したいですね!
愛用シューズ
アメリカのクライミングメーカー「FIVE TEN」がスポンサーで、適度な柔らかさと高いグリップ性のハイアングルというモデルを履いています。
楢崎智亜選手のクライミングは圧巻!
テレビ番組で「忍者スタイル」と称された楢崎選手のクライミング。壁を縦横無尽に飛び回る、フィジカルモンスターとまで言われています。その秘密は筋肉と肩甲骨!掴めるぐらいぽっこりと浮く肩甲骨、この柔らかさが背中を使って登る秘訣だそうです。
「昔は人にどう見られるか、スタイルをすごく気にしていた」という楢崎選手。そんな時にクライミングの女王・野口啓代さんの「がむしゃらに泥臭く登った方がいい」というアドバイスを受け、そこから「登る」ことへのスタイルが変わったそう。大躍進の秘密はクライマーならではの助言だったのかもしれません。
6分27秒辺りからの楢崎選手に注目!
東京五輪も楢崎智亜選手に期待大!
日本人初の世界大会優勝者!イケメンクライマー楢崎選手のしなやかな登りにうっとりする人も多いはず。いとも簡単に登っていく姿は、さすがの世界チャンピオンですよね!今後も大活躍間違いなしの若手トップクライマー楢崎選手!東京五輪ではどのような登りをみせてくれるのか、非常に楽しみです!