現代の登山スタイル
一般的な登山スタイルだと、定期的に休憩を取りますが、現代の登山は、休憩を頻繁にとらず、歩きながら食べたり飲んだりして登山を続けるスタイルが増えてきました。
時間が節約できる、すぐにエネルギー補給ができるという利点から、最近注目されているスタイルです。
無理に現代のスタイルにする必要はありませんが、岩場やスペースがなく休憩が取れない時など、歩きながらエネルギー補給できるのはとても便利です。
今回は、歩きながらエネルギー補給をしたい人のためのスタイルとコツ、グッズをご紹介します。
”歩きながら食べる・飲む”のおすすめスタイル紹介!
アルティメイトディレクション、ノースフェイスといったアウトドアブランドでは、多機能ポケットを搭載したザックを展開していて、行動食がすぐに取り出せたり、ボトルホルダーが付いていてとても便利です。
ザックにポケットがついていない場合は、別売りのアクセサリを装着して、ウォーターボトルを入れたり、カメラを入れたりするとよいでしょう。
コンパクトなショルダーポーチを身につけて、飴やチョコ、地図やコンパスなどすぐに取り出したいものを入れておくのも便利です。
水筒は”ペットボトル派”という人は、簡単にペットボトルが装着できるボトルチェーンがおすすめです。
歩きながらストローで簡単に水を飲みたい人は、ハイドレーションバックを使うのがおすすめです。
歩きながら”食べる・飲む”ができる便利グッズ紹介
ポケットやホルダーが備えつけられているリュックや、ザックに装着できるボトルホルダーなど便利グッズをご紹介します。
ボトルホルダー
<モンベル>アジャスタブル ボトルホルダー
バックパックのショルダーハーネスに装着できる、軽量コンパクトなボトルホルダーです。直径5.5~7.5cmまでのボトルに対応します。揺れや衝撃によるボトルの脱落を防止するコード付きです。
素材:420デニール・ナイロン・リップストップ
重量:43g
カラー:ブラック(BK)、ディープレッド(DRD)、ネイビー(NV)
【ハイドレーションバッグ】
【小物入れ】
ザ・ノース・フェイス ダブルピーサイドアクセサリーポケット
ミレー MONTE PADDED POUCH
【ポケットたくさん便利なザック】
ザノースフェイス テルス25
歩きながら”食べる”コツ
【どこに入れる?】
歩きながら少しずつエネルギー補給をしたい人は、ザックに備え付けられているショルダーポケットやザックのウエストポケットに一口サイズの行動食を入れておきましょう。
ザックにポケットがない場合は、ウエストポーチやサコッシュを身につけすぐに出せるようにするとよいでしょう。即座にエネルギー補給ができるので、疲労軽減、バテの防止につながります。
【どんな食べ物を食べる?】
糖分の高い、チョコレートやドライフルーツ、ナッツ類を摂取すると即エネルギーになるので効果的です。最近では、片手で食べられるスポーツ用のゼリーやエネルギーバー、羊かんも充実しているので、積極的に取り入れてみましょう。
歩きながら”飲む”コツ
どこに収納する?
行動しながら水分補給をしたい人は、ハイドレーションバッグを使うか、ザックのショルダー部分にボトルを装着するのがコツです。
ファストパッキングが流行しつつある昨今では、ショルダー部分にボトルホルダーが備わっているザックもあるので、ぜひ利用してみたいですね。
どんなものを飲む?
登山やハイキング、トレッキングでは、大量の汗をかきます。効率よく失った水分や塩分を補給するには、スポーツドリンクがおすすめです。ただ、後味が気になる人もいるので、スポーツドリンクとは別に水も持参したほうが良いでしょう。
便利グッズを取り入れてみよう!
ポケット付きザックやショルダーポーチは、登山中にすぐにエネルギー補給ができるばかりでなく、アクセスの時もザックをわざわざ降ろさず、お財布や携帯電話をすぐに取り出せるのでとても便利です。