日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」の雲海|津別峠【北海道】
【発生時期:6月~10月】
屈斜路湖は北海道阿寒国立公園にあり、日本最大のカルデラ湖です。複数の展望所があるため、様々な角度から湖を埋め尽くす雲海が楽しめるのが特徴。中でも「津別峠」は、高さ947mの位置に展望台があり、高い位置から湖全体を見渡せるため人気のスポットです。
発生時期は6月から10月と比較的長く、しかも発生確率60%以上なので、高確率で雲海に遭遇できることも魅力。
民話の里、遠野を覆う雲海|高清水高原【岩手県】
【発生時期:9月下旬~10月】
民話のふるさと「遠野」。遠野は山に囲まれた盆地で、水田が広がるのどかな風景が広がります。
その遠野盆地を見下ろす高台が、高清水高原の高清水展望台。”遠野小富士”として親しまれている六角牛山から登る朝日を浴びて、黄金色に輝く雲海の絶景を見ることができます。
雲海を見ながら絶景ドライブ|魚沼スカイライン【新潟県】
【発生時期:9月下旬~11月】
紅葉シーズンは多くの人でにぎわう魚沼スカイラインは雲海スポットとしても有名。雲海を眼下に見ながらのドライブを楽しむことも、点在する展望台からじっくり雲海を楽しむこともできます。雲海がよく見えるビュースポットには、案内の看板が設置されているので、見つけたら立ち寄ってみましょう。
秩父盆地の「オーロラ雲海」が美しい|美の山公園 【埼玉県】
【発生時期:10月~12月、4月の早朝】
秩父の山々に囲まれた秩父盆地を見下ろす「美の山公園」は、市街地やセメント工場の明かりが雲海を下から照らす「オーロラ雲海」を見ることができます。様々な色が溶け合い、幻想的な夜景はロマンティックでデートスポットとしても人気です。
まるで絵画!富士山と雲海の絶景|大観山【神奈川県】
【発生時期:11月~1月】
標高1100メートルの大観山(だいかんざん)。大観山展望台は、富士山をバックに芦ノ湖を望む展望スポットとして知られていますが、芦ノ湖を雲海が覆うと、雲海の湖に富士山がそびえる絶景を見ることができます。その姿は「まるで絵画のよう」と訪れる人たちを魅了します。
雲海に浮かぶ天空の城「竹田城」|立雲峡【兵庫県】
【発生時期:9月下旬~12月上旬】
雲海の中、幻想的な風景から「日本のマチュピチュ」「天空の城」とも称される「竹田城」。その絶景を見る展望スポットが「立雲峡」です。立雲峡の展望台までは駐車場から、徒歩で最短で20分、一番美しい姿を見ることができる第1展望台までは40分と、ちょっと険しい道のり。しかし、その先は疲れが吹き飛ぶ絶景が待っています。
阿蘇カルデラを雲海が覆う雄大な絶景|大観峰【熊本県】
【発生時期:7月下旬~10月】
大観峰は阿蘇の外輪山の一部で、阿蘇の展望台として多くの観光客が訪れる人気スポット。世界有数の規模を誇る阿蘇カルデラに雲海が発生すると、阿蘇五岳が雲の中に浮かぶ幻想的でかつ雄大な絶景が広がります。大観峰にはいくつか展望所があり、小道で繋がり散策もできるので、朝のさわやかな散歩を楽しむ事ができるのも魅力のひとつです。
ゴンドラで楽々!プレミアムな雲海|富士見パノラマリゾート【長野県】
【発生時期:9月下旬~11月中旬】
南アルプス北端「入笠山」のリゾート地「富士見パノラマリゾート」では、雲海が発生しやすい時期、期間限定で「雲海ゴンドラ」を運行しています。八ヶ岳からのご来光に輝く雲海に、遠くには富士山の絶景。山頂にはカフェもあるので、輝く雲海を見ながらモーニングコーヒーをいただく”プレミアム”なひと時を味わえます。
早起きして雲海を見よう!防寒具も忘れずに
雲海はシーズンや天候、場所が揃って見ることができますが、発生するのは多くの場合、早朝。そして夜明け前の「薄明」から朝日に輝く雲海の姿は、神々しく感動的です。ちょっと眠いですが、頑張って早起きして、雲海の絶景を堪能しましょう!早朝は冷え込むので防寒具も忘れずに。