秋は登山にピッタリの季節!でも、ちょっと待って・・・。
秋は紅葉などを見るために、登山やハイキングを楽しむ人が増える季節。連休も多いので、登山の予定を立てている方も多いのではないでしょうか?
秋の登山は見どころがいっぱい
秋は夏山ほど暑くないので、比較的すずしく快適に登山を楽しめます。だんだんと色づく紅葉など、見どころも増えるので登山にとてもいい季節ですよね。
秋の天気は変わりやすい!
さわやかな秋空の下の登山は楽しいものですが、秋は天気が変わりやすいといわれているので、登山前の確認は必須です。
10月中旬を過ぎると天気が安定してきますが、標高の高い山では雪が降り冬山のようになる場合もあります。山頂の気温や天気にも、気をつけましょう。
秋の天候の特徴とは?
【9月上旬~中旬】
この時期は秋雨前線と台風に注意。秋雨前線に台風が接近すると風雨がかなり強くなるので、前線が近くにある山は避けましょう。
【9月中旬~10月上旬】
秋雨前線や台風に加え、移動性高気圧に注意。高気圧の近くは登山日和になることも多いですが、通過後に天気が崩れることもあるので要注意。
【10月中旬以降】
温帯低気圧に注意。温帯低気圧は広い範囲に強い雨と風をもたらすので、登山に行く場合はレインウェアを忘れずに。
特に秋の登山で気をつけたいのが、この『温帯低気圧』。秋の山では、温帯低気圧が原因となって遭難事故が起きていることも多いんです。
『温帯低気圧』の何が登山に危険なの?
秋の天気の1つである温帯低気圧。その特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。