春を告げる白いじゅうたん!森の中に広がる可憐な花「ニリンソウ」

2022/04/10 更新

北海道から九州まで、春の訪れを告げる可憐な花「ニリンソウ」。早春の森の中、一面に群生する姿はまるで白いじゅうたんに例えられます。そんなニリンソウの特徴や生態、おすすめの名所などをご紹介します!

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春の訪れを告げる「ニリンソウ」

ニリンソウ

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早いエリアでは3月、早春の山に可憐に咲き誇るニリンソウ。
葉が茂る前の明るい広葉樹の森の中、グランドカバーのように群生する姿は、まるでメルヘンの世界。北海道や東北では「フクベラ」とも呼ばれ、毎年、春の訪れを感じる花として親しまれています。

2輪咲く、ニリンソウの特徴は?

ニリンソウ

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ニリンソウ(二輪草)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。北海道・本州・四国・九州に分布しており、その名の通り、1本の茎に2輪咲きます。
その特徴から、花言葉は「友情」「協力」「ずっと離れない」。そして、そのほかにも色々な特徴がある花でもあります。

長く咲いて見えるのは1輪ずつ咲くから

ニリンソウ つぼみ

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花が咲いているニリンソウをよく見ると、もう一つはつぼみのまま。二輪咲くニリンソウですが、その二輪は同時に咲くわけではありません。
花が長く咲いているように見えるのは、まず1つが先に咲き、終わりかけにもう1つ咲くから。

地下茎で増えるから大群落を作りやすい

ニリンソウ 地下茎

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ニリンソウは単独で咲いているようなことはほとんどなく、群落を形成することが多いのも特徴。それは地下茎で増える多年草であることが理由で、見渡す限り一面ニリンソウという大群落を楽しめる名所もあります。

ニリンソウは食べることができる!?

ニリンソウとトリカブト

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北海道や東北では昔から食用として親しまれてきました。おひたし、煮物、汁の実などに使えば、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめますが、アクが強いのでしっかりと茹でて水でさらして食べる必要があります。

しかし、葉が有毒のトリカブトと似ているので要注意。頻繁に誤食事故が発生しています。摘む時は採取可能な場所で、花が咲いているものを1本ずつ取りましょう。

緑色のニリンソウはかなりレア

 緑色のニリンソウ

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ごくまれに緑色のニリンソウが群落に紛れていることがあります。実は白い花びらのように見える部分はガク。そのガクが緑色になった変異体でミドリニリンソウと呼ばれます。かなりレアなのでニリンソウの群落を見かけたらじっくり探してみましょう。見つけたらいい事があるかも!?

ニリンソウを見に行こう!

ニリンソウは日本各地で見ることができます。名所の中から厳選した、おすすめの場所を紹介します。

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