── 待ちに待った利尻山はどうでしたか。
山仲間が利尻島まで遊びに来てくれて、一緒に登りました。前日に登山口にある野営場でテントを張り、翌朝アタックするというスケジュールです。
── わぁ〜!山仲間も利尻山に来てくれたんですね。
標高がそこまで高くないのに真夏でも涼しかったのが、利尻山ならではの感じでした。
── なるほど。普段の登山と違う、北の山ならではのことって何かありましたか?
”本州では、標高が上がっていけば高山植物を見ることが出来る”のが普通ですよね。でも利尻島では、山に登らずとも、島内のいたる所で高山植物を見ることが出来ました。
利尻島固有の花や、北海道でしか見られない固有の花も多く、本州の山では見ることの出来ない高山植物をたくさん見られたのは、新鮮で楽しい発見でした!
感動の山頂!いろいろな想いがあふれ出す
── 山頂からの景色や印象に残っていることはありますか?
利尻島の魅力にどっぷり浸かっていたんだなぁと、達成感よりも嬉しさの方が強かったです。
── 最高の景色を眺めたら、いろいろな想いがこみ上げてきますよね。
ですが、いろいろな場所へ行き、そこに住む人々や大自然に触れることで、利尻島が大好きで大切な場所になりました。
── 利尻山はもちろんですが、”利尻島愛”に溢れているあじゅさんですが、お気に入りの場所や景色ってありました?
眺めるのも良し、登っても良しでお腹いっぱいです。笑
── どこからでも眺められるなんて、山好きには最高の場所ですね!
そこからの夕日がとっても綺麗で、思わず何度も通ってしまいました。
── 素晴らしい夕日で、心に染みますね〜。
最高の天気で利尻山に登れたし、美しい景色もたくさん見ることができました。何より毎日が新鮮で、ここには楽しい思い出しかありません!
今後チャレンジしてみたいのは「宮之浦岳」
宮之浦岳
標高:1,936m
所在地:鹿児島県熊毛郡屋久島町
宮之浦岳は、世界自然遺産・屋久島にそびえる九州で一番高い山。1,000m以上の山が45座以上もひしめき合う姿から、「洋上のアルプス」とも呼ばれている。森からはじまり、湿原、岩、笹原と、バラエティに富む景色や、樹齢数千年を超える縄文杉や苔むす森が神秘的。
── 今後、登ってみたい山を教えてください。
── おぉ…屋久島もまた遠い場所ですね。どんなところに惹かれているんですか?
本当に自然豊かで、緑や苔も美しく神聖な場所。そんな大自然の中を歩けるなんて!と、行く前からずっとワクワクさせてくれています。なので、何日かゆっくり滞在して観光もしたいですね。
── 行く前からすでに楽しそうですね!どんなコースで登りたいですか?
2泊3日くらいでテント泊縦走したいですね。ゆっくりしたくなったら、もう2泊くらい増やします。笑
”山に登る”ことももちろんですが、山周辺などその土地で過ごす時間すべてを全力で楽しんでいるあじゅさん。気づいたら屋久島にも住み込んでいるかもしれませんね!笑
『非日常の世界!心も身体も豊かになれる場所』
── 日本各地の山を登ってこられたと思いますが、どんな山が好きですか?
グリーンシーズンは、高山植物や苔の美しい景色、雲の動きもおもしろいです。
雪山では、シュカブラや雪庇、エビの尻尾など自然が作り出す造形美を見ることにも惹かれます。
1年を通して目でも楽しめる山や自然が好きです!
── 自然の織りなす風景ってどれだけ眺めても飽きないですし、不思議と魅了されますよね。あじゅさんにとって”山の魅力”を教えてください。
自分の脚で踏み進んで出会える絶景は、心も身体も豊かにしてくれるなぁと思っています。
山によって難易度も様々なので、挑戦して登頂できた時の達成感やスキルアップしたという実感も自信になります。
「もっともっと山に行きたい!」って気持ちが止まらなくなって…もはや好山病ですね。笑
山にベストコンディションで登るために近くに住んでみたり、自由な発想と行動力抜群のあじゅさん。本当に山が好きなことが伝わってきました。
あじゅさんが山も人生も楽しむ姿が見られる、今後の投稿も要チェックです!
あじゅさんが紹介してくれた山
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