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日本で最も人を殺している!?登山中に特に注意すべき「2種類の有毒生物」とは(4ページ目)

毒ヘビに攻撃されないための対策

登山靴

出典:PIXTA

ヘビに近づくまで、いることに気がつかないケースがほとんどなので、草むらや茂みなどでは足元を良く見ながら進みなしょう。

◆ 急に咬まれた時のために、山に入る時はしっかりとした靴とゆったりした長ズボンを着用する
◆ 咬まれた時のために、スパッツなども有効
◆ 不用意に登山道以外の藪の中や草むらに踏み込まない
◆ 茂みなどのヘビがいそうな場所を通過する時は、心配であれば棒などで前を払いながら進むのも有効

毒ヘビに遭遇したときの対応

マムシ
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万が一ヘビに出会ってしまったら「近づかない」「ちょっかいを出さない」をモットーに、ゆっくり離れましょう。

◆ ヘビを見つけても、こちらからは近づかないようにする
◆ ちょっかいを出して咬まれるケースが多いので手を出さない
◆ ヘビの攻撃範囲は全長の半分〜2/3 程度なので、最低でもそれ以上の距離を確保
(北海道〜九州であれば、目安は1.5m)

咬まれた時の対処方法

救急

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毒ヘビに咬まれた時には、命の危険にさらされる場合もあります。応急処置も大切ですが、すみやかに病院に行って治療を受けることが大切です。早く治療を開始できた方が、症状が軽くてすむことが報告されています。

【応急処置の手順】
① 咬まれたら再度襲われないようヘビから離れる
② マムシかヤマカガシかなど、ヘビの種類を判断
③ 流水で患部をしぼり洗い(マムシなどでは大きく腫れるので指輪や腕時計を外す)
④ 一刻も早く、走ってでも良いので病院へ向う

安全で楽しい登山のために

トレッキング

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山には私たちが足を踏み入れる前から、様々な住人たちが生息しています。有毒生物たちもその一部。お互いに出会わないことが1番ですが、遭遇してケガを負う可能性はゼロではありません。万が一の時はどうすれば良いのか、まずそれを学ぶことが第一の備えです。
安心な登山のためにも出来るだけ知識を得て、いざと言うときには冷静に対処したいですね。

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