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2025年秋冬の注目アウトドアウェア&ギア

「このディテール、語らせてくれ…!」 山オタ歓喜の“クリティカルヒット”ギア5選

冬が近づいてくると、「今シーズンの冬山ではどんなギアを揃えよう?」とワクワクしてきますよね。

今回は、YAMA HACK編集部メンバーが今リアルに狙っている“超絶個人的レコメンドアイテム”をピックアップ!

普段から山に出かけるメンバーは、どんなギアに注目しているのでしょうか? 気になる理由もあわせてご紹介します。

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目次

アイキャッチ画像提供:左下(UNWASTED)、中央(milestone)、右上(コロンビアスポーツウェアジャパン)、撮影:YAMA HACK編集部(左上・右下)

冬の登山アイテム、何を買おう?

2025年冬の注目アウトドアウェア・ギア
撮影:YAMA HACK編集部、編集:TAKAHASHI

この冬、何を買おうかな……とざっくり冬の登山アイテムを探している皆さんへ。
街でも山でも使える“冬モノ”が続々と登場している今シーズン、YAMA HACK編集部メンバーが2025年秋冬の新作から「個人的に気になっているアイテム」をピックアップしました。

なぜそのアイテムに惹かれたのか?どんなポイントがグッときたのか?
編集部メンバーの気になる理由とともにご紹介します。「これ、欲しい!」と思ったら、ぜひこの冬の購入候補にしてみてください。

デザインも機能も“ド・タイプ”な保温着

普段使いもしやすい保温着が欲しい──。
そんなタイミングで出会ったのが、STATIC(スタティック)の『ROAR HI-LOFT HOODY(ロアー ハイロフト フーディ)』

STATIC|ROAR HI-LOFT HOODY(カラー:Vermillion)

「ROAR HI-LOFT HOODY」は、STATICのミッドレイヤーの中でも最も高い保温力を誇るモデル 撮影:YAMA HACK編集部

ふわふわした起毛感とニットの柔らかさ、ゆったりとしたシルエットにフード付き、裾を絞れる仕様、鮮やかさがありつつ落ち着いた色に一目ぼれして即購入。

加えて惹かれたのが、Octa®×メリノウールという珍しい組み合わせ。その着心地がどんなものか、もう気になって仕方ありませんでした。

着た瞬間からすぐ暖かい

日本の技術「意匠撚糸」を使った独自の生地構造による、凹凸のある味わい深い風合いも◎ 撮影:YAMA HACK編集部

実際に着てみてまず感じたのは、包み込まれるような暖かさ。もふもふの生地が首元まで優しく包み、軽いのにしっかり保温してくれる。それでいて動いてもムワッとしないので、行動中や電車の中でも快適に過ごせました。
高尾山のふもとに住んでいるので、冬の里山散策にもぴったり。

丈がやや長めで、裾のコードを絞ってシルエットを変えて楽しめるのも使いやすい点です。

暗くなりがちな冬のコーデに差し色として映えるのもうれしいところ。雪山ではミッドレイヤーとしても頼りになりそうな予感がします。

スタティックは環境配慮をコンセプトに掲げているとおり、機能性だけでなくサステナブルなものづくりへの姿勢が一貫しているところも推せるポイントです。

YAMA HACK編集部荻原

荻原

【買ってよかった理由】
着てすぐ暖かく、フードまでずっとかぶっていたくなる着心地が最高すぎます。

ベストを重ねたり、シャツを羽織ったり……冬の街でもガシガシ着られて、「あ、またそれ着てる」って言われるくらいヘビロテ確定です!

軽くてフード付き、まさに理想的なインサレーション

登山を始めた頃に買ったパタゴニアのナノ・パフは使い勝手抜群で通年愛用中。でも、もう少し暖かくてフード付きの一枚が欲しいなと思っていたところに、タイミングよく登場したのがmilestone(マイルストーン)『Heatwave Titanium Hoody(ヒートウェーブ チタニウム フーディ)』

milestone|Heatwave Titanium Hoody

表地は10Dミニリップストップナイロンを使用 提供:milestone

“軽くて暖かそう”という第一印象に加えて、細かな工夫の数々が「さすがマイルストーン!」という感じでワクワクします。

サムホールやダブルジッパーといったあるとうれしい機能はもちろんですが、特に心をつかまれたのがマクラブル仕様です。左ポケットにそのまま収納できるパッカブル構造で、しかも手の甲側だけがニット素材になっているので、収納後はふんわりとした枕として使えるという粋なつくり。

テント泊ではわざわざ枕を持たないけれど、ツルツルしたスタッフサックではちょっと寝づらい、という自分には魅力的なアイデアなんです。

冬にうれしい、軽さと快適さの黄金バランス

裏地はチタンを定着させるチタンスパッタリングを採用し、高い熱効率を発揮 提供:milestone

保温性についても、Climashield® APEXの中綿にチタンスパッタリングを組み合わせた仕様で、軽さと暖かさを両立しています。

なんといっても、化繊のフード付きインサレーションで300gを切る軽さは見逃せない点。ダブルジッパーだから温度調整もしやすく、ムレにくいところもうれしいポイントです。

杉浦

杉浦

【こんなシーンで使いたい】
秋冬の登山では行き帰りや休憩中はもちろん、気温次第では行動中までしっかりカバー。さらに、夏の高山ではテント場での保温着からテント内での枕代わり、悪天時の中間着まで幅広く活躍しそう。

登山以外でも、イベントなど一日中外にいるシーンでは、この1枚があるだけで安心感がぐっと高まるはずです。

暖かいのに通気もある、“ちょうどいい”冬キャップ

冬の低山ハイクやゆる登山では、ニット帽のような冬仕様の帽子をかぶるとすぐ蒸れてしまう。でも脱いだら耳が冷たい……。そんな悩みをここ数年ずっと抱えていました。

その解決策になりそうだと注目しているのが、マウンテンハードウェア『POLARTEC® HIGH LOFT™ CAP』(ポーラテックハイロフトキャップ)。暖かいのに抜け感もありそうで、「これならいけるかも!」と期待が高まっています。

マウンテンハードウェア|POLARTEC® HIGH LOFT™ CAP

POLARTEC® HIGH LOFT™ CAP

提供:コロンビアスポーツウェアジャパン

このキャップに惹かれた理由は、暖かさと通気のバランスが良さそうな点

極厚ではないぶん、行動中に暑くなりすぎず、それでいて耳までしっかりカバー。寒ければ上からフードをかぶって服のレイヤリングのように調整できるのも好印象。

デイリーにも山にも使える、万能バランス

マウンテンハードウェア ポーラテックハイロフトキャップ

提供:コロンビアスポーツウェアジャパン

軽量でコンパクトにできる点や、黒地に映える赤ロゴも主張しすぎずいいアクセントに。

さらに、ガシガシ洗っても型崩れしにくそうという安心感も◎。デザインも機能性も総合的に「ちょうどいいキャップ」ではないかと思います。

川尻

川尻

【こんなシーンで使いたい】
街でも浮かないシンプルさだから、下山後もそのまま街使いにスッと馴染んでくれそう。
登山はもちろん、冬のキャンプでも頼りにしたいキャップです。

冬のトレランや低山ハイクで使いたい、グローブ

香川県発のグローブブランドが手がけた『beyond(ビヨンド)』は、メリノウールの本体と収納式防風フードを組み合わせたモデル。

冬の行動用グローブとして理想形にかなり近く、この冬いちばん気になっているアイテムです。

handson grip × UNWASTED|beyond

グローブ全体にメリノウールを使い、必要なときだけ防風できる収納式フードを備えた保温力の高いモデル 提供:UNWASTED

普段は、汗をかいても冷たさを感じにくいメリノウール素材のグローブをメインで使っています。ただ、防風性は弱いため、稜線に出る際に防風用のオーバーミトンを併用する必要があり、状況に応じて切り替える手間が悩みでした。

その悩みを1つで解決してくれるのが、このモデル。
本体はメリノウールで快適性をキープしつつ、甲側には必要な時だけ使える防風フードを搭載。冬のトレランや低山ハイクで求めていた機能が揃った、まさに“理想グローブ”だと感じています。

冬の走り・歩きに欲しい機能をフル装備

提供:UNWASTED 

防風フードに加えて、指先スリットやウォッチウィンドウなど、テンポよく動きたいシーンで役立つ機能がまとまっているのも魅力。

メリノウールグローブに防風カバーを組み合わせたタイプは珍しく、冬の山での快適さを底上げしてくれるアイテムとして期待しています。

YAMA HACK編集部青木

青木


【こんなシーンで使いたい】
①樹林帯から稜線へ抜けるルートで(丹沢・伊豆・箱根・富士山麓など)
前半はメリノのまま快適に登れ、風が強いポイントだけフードで防風。歩きながらサッと切り替えられるので、状況が変わりやすい山でも安心して行動できそう。

②トレランやスピードハイクで足を止めたくない時に
着脱の手間がないので、立ち止まらずに防風モードへ切り替え可能。行動リズムを崩さずに済むのが魅力です。

履き心地が想像できないのが逆に気なる、トレイルシューズ

発売前に「今までにないベアフットの履き心地」と聞いて、どんなものか気になった新シューズブランド・Notace(ノータス)の『YAMA T1』

Notace|YAMA T1

ベアフットシューズの自由な感覚と必要最低限のプロテクションを搭載した新トレイルシューズ 撮影:YAMA HACK編集部

メレル、ゼロシューズ、ビボベアフットなど様々なベアフットシューズを履いてきた自分でも、「まったく新しい履き心地!」 と感じさせられた一足です。

ポイントは、“衝撃は吸収するけど、足裏感覚はある”という履き心地。発売前にその情報を聞いた時は、頭の中に「???」が並びました。

これは試さずにはいられません。

山も街もこれ一足でOKな軽快さ

独自のアウトソールパターンで高い運動追従性を追求 撮影:YAMA HACK編集部

というわけで、発売日に2時間かけて販売店に行き購入!履いてみた感想をお伝えすると──

山も街も、ハイキングやランニングでも、シーンやアクティビティを選ばないベアフットシューズでした。

足やカラダの強さによっては荷物が重いテント泊でも使えますが、日帰りや小屋泊のように軽快に動ける状況のほうが、このシューズの良さがより活きると感じました。

他のベアフットシューズだと拾いがちな、油断した瞬間のアスファルトの硬さや段差の衝撃を『YAMA T1』はしっかり軽減。クッション性が備わっていながら足裏感覚はそのまま、という不思議な履き心地。街でも山でも不快感が減り、ベアフットシューズ慣れしていない人でも入口として使いやすい印象です。

YAMA HACK編集部 大迫

大迫

【買ってよかった理由】
岩や地面を掴んだり、地面の変化を楽しんだり、ベアフットシューズならではの感覚を手軽に味わえるところが気に入っています。

この冬の相棒、きっと見つかるはず!

出典:PIXTA

編集部の“これ気になる!”をずらっと紹介してきましたが、刺さるアイテムはありましたか?

気になったものがあれば、ぜひチェックしてみてください。この冬を一緒に乗り切る相棒が、きっと見つかるはずです。

    STATIC ROAR HI-LOFT HOODY

    素材メリノウール72%, ポリエステル23%, ナイロン5%
    重量285 g(M/Lサイズ)
    カラーBlack、Amethyst、Cookie、Vermillion
    サイズXS/S〜L/XL

      マイルストーン Heatwave Titanium Hoody

      素材表地・裏地:ナイロン100% 中綿:ポリエステル100%
      重量273g(M)
      カラーChrome Black、Amber Gold、Mist Gray
      サイズXS〜XL

        マウンテンハードウェア ポーラテックハイロフトキャップ

        素材ボディ:ポリエステルストレッチポプリン(ポリエステル100%)
        耳あて部分:Polartec®ハイロフトグリッド(ポリエステル100%)
        重量約64g
        カラーHunter Green、Black
        サイズO/S(ワンサイズ)

          handson grip × UNWASTED beyond

          素材本体:メリノウール 100%
          フード:ナイロン 100%
          重量
          カラーBlack
          サイズS〜L

            Notace YAMA T1

            素材アッパー: ナイロンメッシュ二重構造
            ミッドソール:eTPUエンジニアードミッドソール 
            重量215g(メンズサイズUS9 /27.3cm)
            カラーIVORY、BLACK/WHITE、TRIPLE BLACK
            サイズUS7(25.6cm)〜US13(30.3cm)
            スタックハイト15.5mm
            ドロップ0mm