2020おすすめアウトドアアイテム

人気アウトドアショップの店長に聞く『2020年に流行る』のはコレだ!

2022/11/09 更新

今回は、「2020年に流行ると思うギア・ウェア」をテーマに、人気ショップの店長にアイテムや注目トピックを紹介していただきました!どれも実用的でありながら個性的。ショップのこだわりが詰まったオリジナルアイテムも多数登場し、2020年に登山を楽しむヒントが満載です!

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

アイテム選びに心躍る季節。今年流行りそうなものが知りたい!

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出典:PIXTA

暖かい日差しの日が増えるにつれ、アウトドアを快適に楽しめるシーズンも目前に迫っています。春はなにかと心躍る季節ですが、「シーズン前に新アイテムを揃えるのが毎年の楽しみ!」という方の気持ちも同じでしょう。そんなアイテム選びの時に最も参考になるのが、その道のプロであるアウトドアショップのスタッフさんの意見。

そこで今回は、「2020年に流行ると思うウェア・ギア」を人気ショップの店長さん達に聞いてみました!ウェアやギアに限らず、イベントやアートなど2020年の登山を幅広く楽しむためのヒントが満載。どのアイテムも個性派揃いです!

東京・三鷹市<ハイカーズデポ>

日本のウルトラライトハイキングを語る上で欠かせないのが、東京・三鷹の<ハイカーズデポ>
店長の土屋さんからは、「ギア」「リスク管理」「山域」の三つの側面から、2020年の注目のトピックを教えていただきました。特に、リスク管理は全ての登山者が要注目です!

①ギア:Zimmer Built(ジマービルト) | Chip ハイカーズデポオリジナルバックパック

まずご紹介いただいたのがこちらのギア。容量15L、重量240gの軽量なバックパックです。

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提供:ハイカーズデポ

「ハイカーズデポが<Zimmer Built>と一緒に企画したバックパックの第二弾です。
2014年発売の第一弾がPika Pack(ナキウサギ)に続き、2020年の第二弾は一回り小さい<Chip Pack(シマリス)>となります。」

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提供:ハイカーズデポ

「ギアの軽量化、コンパクト化がすすむ近年、デイハイクならば20L以下の小さなバックパックでも十分だと感じる登山者、ハイカーが増えています。
しかし20L以下の小型バックパックは、タウンユースもしくはトレイルランニングモデルに偏っているのが現状。ハイキングを意識したシンプルでウルトラライトな小型バックパックは、案外と無いものです。

2020年の今はこのChipのサイズがミニマルサイズとして提案されるべきサイズになると考えています。」

日帰り用に小さいバックパック、他の人が持っていない個性的なバックパックを探している人に是非おすすめです!

②リスク管理:浄水対策&ダニ対策アイテム

次に紹介してくれたのがリスク管理について。ダニをキーワードに、2つのアイテムをご紹介いただきました。

「水分補給の可能性を広げる浄水器やマダニ対策はもはや北米だけの話ではなく、日本でも真剣に向き合う時期に来ています。今年はますますこうしたリスク管理が登山の常識化するのではないでしょうか。ヘッドライトと同じ感覚で、もしもの時の装備として常備したいアイテムです。」

【hydroblu | サイドキック(ストロー型浄水器)】

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出典:Amazon

「日本人は『山の水は綺麗だから大丈夫』に代表されるように、意外とリスク管理を根性論やバンカラにふるまうことでごまかす感じってありますよね。がさつで強い山屋みたいな(笑)。
しかし、鹿が増えすぎたことで排泄物による水源の汚染も進んでいます。北米のジアルディア(※1)のように差し迫った問題はありませんが、無邪気に山の水は綺麗といえなくなってきています。」

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出典:Amazon

「水の安全性」については、実はあまり意識していない登山者も多いのではないでしょか?その不安を払拭するのが、ストロー型の浄水器<サイドキック>です。
コンパクトながら、安全な水を確保できます。その重量わずか16g!エマージェンシーキットにも無理なく常備可能なアイテムです。

(※1)ジアルディア:動物の糞中に含まれる寄生虫に起因し、飲料水等を介して伝染する感染症。主症状は下痢。

【Tick Key(ダニ取りキーホルダー)】
tickey

出典:Amazon

「現実にはいまやダニの問題は深刻になってきていますし、ライム病(※2)の症例などもでてきています。登山者、ハイカーが自ら取り組めるリスク管理の第一歩にはなるかとおもいます。」

日本の山を歩くうえで無関係と言えなくなってきているのがダニのリスク。<Tick Key>は、皮膚からダニを安全に除去できるキーホルダー。こちらも、エマージェンシーキットに常備したいアイテムですね。

(※2)ライム病:マダニによって媒介される感染症。インフルエンザによく似た症状を呈する。

③山域:奥多摩・奥秩父

最後にご紹介いただいたのは、なんと「山域」

大菩薩峠

出典:PIXTA

「今年2020年7月10日は、『秩父多摩甲斐国立公園制定 70周年記念』にあたります。
登山の世界にも若い世代中心にローカリズムが各地でおこっています。「自分たちの地元の山をもっと大事にしようぜ、もっと遊ぼうぜ」という流れですね。この流れもここ10年で浸透してきました。
奥多摩奥秩父も十数年前に比べると若い層が非常に増えたと思います。」

 

雲取山

出典:PIXTA

「そして何よりも東京ハイカーたちの地元の山です。そこが国立公園制定70周年の記念イヤー!
もっともっと東京の奥座敷としての奥多摩奥秩父に注目すべき年になってほしいと願っています。」

そんな記念すべき今年の夏、吉祥寺・三鷹エリアを主要会場としたイベントを企画中とのこと。今年の夏は奥多摩・奥秩父が熱く盛り上がりそうです。続報に乞うご期待!

<Hiker’s Depot>

住所:〒181-0013 東京都三鷹市下連雀 4-15-33 日生三鷹マンション2F
営業時間:12:00~20:00(火曜定休)
電話:0422-70-3190
取り扱いブランド:Highland Designs、Finetrack、Zimmer Built、Gossamer Gear、Hyperlite Mountain Gear、TRAIL BUM 等

東京・渋谷<Nicetime Mountain Gallery>

ゆったりと過ごせるよう、大きなカウンターが設けられた店内。コーヒーや焼き菓子、クラフトビールやジェラートなどを頂きながら、スタッフさんやお客さん同士で語らえる、そんなお店が<Nicetime Mountain Gallery>です。
店長の石井さんがセレクトしてくれたのは4つのアイテム。どれもここでしか手に入らない、個性派ぞろいのアイテムです。

①CAYL(ケイル) | MARI Roll Top with Bottle Pouch Nicetime Exclusive

まず一つ目は、ULハイキングシーン注目の「CAYL」に別注のザック。機能性と汎用性、デザインのバランスが良い<MARI Roll Top>をベースに、Nicetimeのコーポレートカラーの生地&ジッパーでワントーンに統一したアイテムです。

CAYLbackpack

「ロールトップザックのネックのひとつである内部の荷物へのアクセスしにくさ。このザックは上下どちらからも開閉できるフロントジッパーのおかげで、パッキングの時は大きく開いて出し入れしやすく、どこになにがあるかも一目瞭然です。」

 

CAYL

提供:Nicetime Mountain Gallery

「行動中も下からジッパーを開ければ、ロールトップ部分はそのままに、ザックの下方に収納した荷物にもすぐにアクセスできるの点が本当に使いやすい。パッキングが苦手な方にもオススメです。」

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こちらのモデルには専用ボトルポーチが標準装備。ハイキングからタウンユースまで幅広く使えそうですね。

②ALLRAID(オールレイド) | MOUNTAINS illustrated

次に紹介してくれたのは、こちらのイラスト。

オールレイド

“LESS IS MORE”をコンセプトに、シンプルなラインを用いたデザインを得意とするALLRAID inc.による山のイラストレーションシリーズ。
山が好き、且つアートやデザインの仕事をされていたり、関心のあるお客様にご好評いただいています。写真とは違ったアプローチを楽しんでいただけると嬉しいです。」

写真は「ハーフドーム」がモチーフですが、他にも「北岳」や「槍ヶ岳」のバリエーションも。店頭でのみの販売となっていますので、是非お店へ足を運んでみてください!

③velo spica(ヴェロスピカ) |? Flip Up B Caps merino wool Nicetime Exclusive

続いて紹介してくれたのはこちら。東京・世田谷のサイクルキャップブランド<velo spica>別注のキャップです。

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「ベースレイヤーとして定評のあるメリノウールを採用したユニークなキャップ。メリノウール(85%)、ナイロン(13%)、ポリウレタン(2%)を合わせた独自の生地は、薄手で非常に軽く柔らかで、かぶり心地が最高
今後メリノウールの帽子は、他ブランドでも増えていく可能性が高いと思います。メリノウールのおかげで汗をかいても不快感が少なく高い防臭効果で臭いも気になりません。」

 

cap_outdoor

「また、サイクルキャップのようにツバの跳ね上げ・下ろしができるので、日差しの具合によって切り替えて使っています。デザインもカジュアルなので、山でも街でも、秋から初夏くらいまで長く愛用しています。」

ウールの柔らかさや防臭効果の高さは登山界ではもはや常識。しかし、その素材を使用したキャップというと意外と目にしたことがありません。これからの新定番になるかもしれませんね。

④foot of the mountain フットオブザマウンテン | スポーク 桜 黒漆

最後はこちらのスポーク。無垢材を用いた食器を作成している、富山の<foot of the mountain>とのコラボレーションアイテムです。

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「収納性などに特化したものが多い中、口当たりや温かみも大事にした木製スポーク
使いやすい長さとヘッド(スプーン部とフォーク部)のサイズ、ハンドル部のカーブ、携行しやすいサイズのバランスを試行錯誤し、最終的に長さは16cmにしました。一般的なスポークと比べると少し短く、ヘッド部は少し大きめになっています。」

spork_outdoor

「わずか9gの軽さと、なんといっても口に触れた時の滑らかさと優しい口当たりが魅力で、山での食事がより一層美味しく感じられ、満足感が得られます。」

山で使う食器といえば金属製やプラスチック製が多いですが、こちらは木製のハンドクラフト。軽さも申し分なく、食事の時間をよりに贅沢なものに変えてくれそうです。

Nicetime Mountain Gallery

住所:〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷3-55-2
営業日・時間:HPで要確認
電話:03-6809-0109
取り扱いブランド:sanzoku?mountain、CAYL、Yetina、Pre Tents、SIX MOON DESIGNS、ZEROGRAM、HELINOX?等

長野県・伊那市<CLAMP>

中央アルプスと南アルプスを東西に臨む、長野県伊那市の<CLAMP>。「自転車のある暮らし」を中心にしながらも、ランニングやトレッキング、テンカラなども併せて楽しむための多様なアイディアを提案。県内外に多くのファンを持つ、伊那谷の名店です。
今回、店長の武村さんが教えてくれたのは、「多用途」がキーワードのアイテム達です。

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