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【実験】山頂アイス企画ふたたび!果たして山頂でアイスは食べられるのか!?(2ページ目)

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想定外のハプニングはスタート直後に発生した!

温度計
撮影:三宅 雅也

なんとジャンボ環境温度が、-6.1℃までしか下がりません!(WHY!?チョコモナカジャンボ〜!)

事前検証では-12℃まで下がりましたが予想外の大誤算
どうやら自宅冷凍庫で数日寝かせたものと、扉開閉の頻繁な最寄りのコンビニ冷凍庫では、冷凍PETそのものの温度が異なるという事が発覚!

上昇するバッグの中の温度
撮影:三宅 雅也

しかもこの日はド快晴。 前回の盆よりも日差しが強く暑いため、あっという間にジャンボ環境温度が上がっていきます。
これは四阿山へ行くどころではない、せめて根子岳まで持ってくれるのか?!

登山道の看板
撮影:三宅 雅也

しばらくすると道標が。 行程のおよそ2/3を終え、時間を確認するとハイク開始からまだ28分、パッキングを終えてから43分しか経過していません。 気の焦りでついつい早足になってしまっていたようです。

このペースだと後15分ほどで山頂に到着してしまうため、ここからペースを落とします。

バッグの気温が上がっていく
撮影:三宅 雅也

しかしその時、既にジャンボ環境温度は-2.5℃
今回は絶対に成功するだろうと意気揚々だった筆者、失意の結末となる心の準備をするしかありませんでした…。

根子岳の山頂
撮影:三宅 雅也

トボトボ歩いて根子岳に到着、パッキングを終えてから1時間10分。 切りの良いところで、1時間15分まで待ってジャンボを開封することに。

温度チェック
撮影:三宅 雅也

しかし、ジャンボ環境温度はすでに -0.5℃
き、厳しい…。 なんという難しい企画なのだ…!

アイスクリームを取り出す
撮影:三宅 雅也

想定していた2~2.5時間と比べずいぶんと短くなってしまいましたが、とにかく1時間15分経過での状態を確認してみることに。 保冷剤はカチカチですが、冷凍PETは少し溶け始めて若干の液体も確認できました。

とりあえず結果を見てみるか

アイスクリームの表面
撮影:三宅 雅也

とにかくジャンボを開封、サイドを見てみると…
おや?意外にも溶けていない?

山とアイスクリーム
撮影:三宅 雅也

反対側を確認しても溶けているようには見えません。 しかし、半信半疑なままとにかく割ってみることに。

せーのっ

アイスクリームの断面
撮影:三宅 雅也

「パリィッ!!」
驚くほど乾いた音と共に見事に真っ二つに割れたのでした!

その驚きは言葉に言い表せません。 1時間15分と短い持ち運び時間ではありましたが、まさかあの高温に持ち堪えてくれるとは予想だにしなかったのです。

山頂からの眺め
撮影:三宅 雅也

根子岳山頂にて、こんな大絶景を眺めながら大好物のチョコモナカジャンボを食べる…。 最高でした。
が、今回のチャレンジもいくつかの課題が発生してしまい、どなたにも自信を持って推奨できる方法に至らなかったのが残念です。

点数を付けるとしたら 60点というところでしょうか…。

でも、やっぱり山頂で食べるアイスは非日常感がすごい!

筆者の大好きなチョコモナカジャンボ
撮影:三宅 雅也

ですが、ひとまず今回は、「山頂DEアイス」の方法に一歩近づけたこと、そして、山頂でアイスを食べることがこれほど非日常的で素晴らしいことだとわかっただけでも大収穫とし、今年の夏の熱いチャレンジは締めくくることに…。
チョコモナカジャンボよ、夢とドラマをありがとう!
割った時のあの音と感動は、しばらく忘れられそうにありません。

来年にはまた、熱いチャレンジの夏が訪れそうです。
それでは皆さん、どうぞ良いハイクを!

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