皆さんのテント内を拝見させていただくうちに、キレイな方にはある共通点があることに気付きました。
まずは、シュラフがキレイに敷かれていること! これは単に見た目だけの効果ではなく、狭いテント内では、シュラフを中心に動線を整理するのがもっとも効率が良いのです。
そして、使用するアイテムを枕元、または一箇所に配置、それ以外は足元やザックに収納してあること。 これにより、探しものがすぐ見付かり、また、限られたスペースを有効使用することが出来そうです。
さぁ、ようやくカオス脱却のコツがわかってきましたね!
極小シェルターでも果たして真似できるのか?
筆者はいつものストックシェルター。 極端に小さいULハイク向けシェルターのため、ザックから出されたすべての荷物が枕元や両脇に溢れかえり、寝るスペースの確保さえ怪しい状態でした。
みなさんから学んだことを、活用することはできたのでしょうか……?!
みなさんから学んだことを、活用することはできたのでしょうか……?!
果たして成果は?!
《before》
《after》
この日使用するものだけを左脇スペースに配置、右脇はシューズを置くスペースとして確保。 頭上には使用しないギアをザックに入れコンパクトに設置。 極小スペースを有効活用、優雅に寝られるテント内に! やれば出来る、そう、やらないだけだったのだ……と鼻高々の筆者。
こうして無事、ゴミ屋敷から脱出することができたのでした。
YAMA HACK編集部にもお手本にできる人がいた!
YAMA HACK編集部メンバーのテントの中は誰もが汚い……と思いきや、実はお手本にできるメンバーが!キレイに敷かれたシュラフ、その枕元にはカテゴリ別に収納された荷物が整理整頓されています。 今後、YAMAHACK編集部内では、編集Fをお手本にテント内整理が向上しそうです。
やっぱりテント泊は自由で楽しい!
初めて覗き見る人さまのテント内。 ハイカーの皆さんのアイデアや工夫を垣間見ることができ、とても参考になりました。 快く取材にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
この記事が、他の多くのカオスやゴミ屋敷で困っている皆さんのテント内の快適化に貢献できると幸いです。
それでは皆さま、どうぞ良い山旅を!