ダンロップテント

タフさが魅力!ダンロップ&プロモンテのテントをシリーズごとに徹底比較

2022/09/08 更新

1970〜90年代のヒマラヤ登山全盛期に多くの隊を支えた屈強のテント『ダンロップ』。その意志を受け継ぎながらも最先端の技術を投入した『プロモンテ』。徹底した国産にこだわった高品質のテントは他メーカーにはない魅力に溢れています。ダンロップ&プロモンテのおすすめシリーズを特徴と共にご紹介!

目次

アイキャッチ画像撮影:ぶん

ヒマラヤ登山全盛期を支えたダンロップ&プロモンテのテント

ヒマラヤ登山 テント場

出典:PIXTA

株式会社HCS(エイチシーエス)が取り扱う2つのブランド『ダンロップ』と『プロモンテ』。共にテントやシュラフ、エアマットなどのアウトドア用品を世に送り出し、中でも山岳用テントはその機能性から高い評価を得ています。

ダンロップ」のテントが世に広まったのは1970〜90年代のヒマラヤ登山全盛期。8,000m級の非常に厳しい環境下での耐久性とその扱いやすさから『強靭なテント』として、多くのクライマーの信頼を集めてきました。

 

ダンロップとプロモンテの違いは?

50年近い登山用具の歴史を持つダンロップ。その技術を取り入れつつ、2005年に誕生した軽量性を重視したブランドがプロモンテです。
耐久性を重視したダンロップ軽量性を重視したプロモンテというように、ブランディングが分けられています。

タフなだけじゃない!ダンロップ&プロモンテのテントの魅力

ダンロップ&プロモンテのロゴ

ダンロップのテントは『耐久性が高いテント』として、なにかと中級者〜上級者向けに紹介されがちです。もちろんタフさに関しては天下一!ですがダンロップ&プロモンテのテントの魅力はそれだけではありません。

商品ごとに定められた『明確なコンセプト』

商品のコンセプト

出典:PIXTA

2021年現在、ダンロップ&プロモンテでは明確なコンセプトの基に開発された5シリーズの山岳テントを展開。
<Vシリーズ(ダンロップ)>厳冬期や長期遠征海外登山を想定したグループユースアルパインテント
<VSシリーズ(ダンロップ)>抜群の耐久性を誇る個人向けアルパインテント
<VKシリーズ(ダンロップ)>居住性を重視した3シーズン向けグループユーステント
<VBシリーズ(プロモンテ)>個人ユース向け軽量シングルウォールテント
<VLシリーズ(プロモンテ )>軽量・コンパクトを重視したオールシーズン向け個人ユーステント
ユーザーの登山スタイルに合わせて、最適なテントを提供することを可能にしています。

スムーズな設営と撤収が可能『吊り下げ式テント』

吊り下げ式

撮影:ぶん
近年では山岳テントの主流となっている『吊り下げ式』の設営方法。この吊り下げ式をいち早く取り入れたのがダンロップのテントでした。

 

ダンロップ&プロモンテでは
吊り下げ式:通気性の高さ(結露しにくい)と設営・撤収のしやすさが特徴

長辺側の入口:前室を広く取ることができ、スムーズな荷物の出し入れが可能
を全シリーズのテントで採用しています。

徹底した『国産へのこだわり』

メイドインジャパン

出典:PIXTA
HCSでは3つの観点から、徹底的な国内生産にこだわっています。

 

①春夏秋冬、さまざまな変化のある日本の山と日本人の体格に適した製品を届けるため

②海外生産では不可能な高度な縫製技術を施した製品を提供し、人の命を守る信頼に対応するため
③「製品は壊れるもの」というその考えに基づき、短期間で適正価格のアフターケアを可能にするため

 

今回はダンロップ&プロモンテのテントの中から、1〜3人使用の想定でおすすめテントをピックアップしました。
考え抜かれたそれぞれのシリーズの特徴に注目です。

【超軽量シングルウォール】VBシリーズ

VB-20

出典:Amazon

2019年、満を持してプロモンテから新登場したVBシリーズ。快適性と軽量性を両立させたシングルウォールテントは、最低限の荷物で臨むUL山行に最適。テントならではの利便性を保ちながらも、ツェルトのようなミニマム性を持った次世代テントです。

VBシリーズの特徴

・超軽量テント

テントとしての機能を保ちながらも、驚異的な軽量性を実現。3レイヤーのシングルウォールテントがライト&ファストな山行を可能にします。

 

・高い通気性
結露に悩まされがちなシングルウォールテントの弱点を、防水・透湿性に優れた新素材で解決。シングルウォールでありながらも快適な居住空間が保たれます。

 

・オプションで快適性もプラス
オプションのフライシートも装着可能となっており、山行内容に応じて使い分けることができます。

こんな人におすすめ!

・軽量かつスピーディーな山行がしたい人

・優雅なテント泊は求めてないけど、ツェルト泊はちょっと…という人
・簡単に設営、撤収をしたい人

プロモンテ VB-11(1人用)

素材:テント本体/表地:20Dナイロンリップストップ、裏地:7Dナイロントリコット、
ラミネート:高通気エントラント3レイヤー
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFLø9.3m
サイズ:間口205×奥行90×高さ100cm
収納サイズ:本体30×24cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,100g(総重量1,240g)

プロモンテ VB-12Z(1人用前室付)

素材:テント本体/表地:20Dナイロンリップストップ、裏地:7Dナイロントリコット、
ラミネート:高通気エントラント3レイヤー
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFLø9.3m
サイズ:間口205×奥行90×高さ100cm
収納サイズ:本体27×17.5cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,100g(総重量1,240g)

プロモンテ VB-20(2人用)

素材:テント本体/表地:20Dナイロンリップストップ、裏地:7Dナイロントリコット、
ラミネート:高通気エントラント3レイヤー
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFLø9.3m
サイズ:間口205×奥行120×高さ100cm
収納サイズ:本体32×24cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,140g(総重量1,280g)

プロモンテ VB-21(2人用ロング)

※VB-21(2人用)よりも間口が20cm広い
素材:テント本体/表地:20Dナイロンリップストップ、裏地:7Dナイロントリコット、
ラミネート:高通気エントラント3レイヤー
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFLø9.3m
サイズ:間口225×奥行120×高さ100cm
収納サイズ:本体32×24cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,300g(総重量1,410g)

プロモンテ VB-22Z(2人用前室付)

素材:テント本体/表地:20Dナイロンリップストップ、裏地:7Dナイロントリコット、
ラミネート:高通気エントラント3レイヤー
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFLø9.3m
サイズ:間口205×奥行120×高さ10
収納サイズ:本体32×24cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,220g(総重量1,360g)

【ツーリングにも最適な軽量テント】VLシリーズ

vl2

VLシリーズは雪山を含めたオールシーズン使用できる軽量・コンパクト性に優れたテント。「強度を保ちながらも限界まで軽量化させる」というコンセプトのもとに、様々な改良を加え現在の形にたどり着きました。
その扱いやすさは登山だけでなく、ツーリングやソロキャンプなどの幅広いシーンでの活躍も期待できます。

VLシリーズの特徴

・耐風性が高い

強風に弱いと言われる吊り下げ式テントの弱点を、フックとフックの間に吊り橋状のメッシュパネルを繋げることで克服。風の負荷をポール全体で支え、冬の烈風にも耐えうることができます。

 

・防水性が高い
フライシートとテント地面部に水分吸収率の低いポリエステル素材を採用。速乾性を高めるとともに、雨や雪によるテントの漏水を防ぎます。

 

・雪山でも使用可能
別売りのスノーフライを取り付けることで、厳冬期や積雪期の使用も可能。オールシーズン対応テントです。

こんな人におすすめ!

・高い居住性と軽量でコンパクトなテントを求めている人

・登山以外のアクティビティでも使用する予定がある人
・冬山での使用を想定している人

プロモンテ VL-17(1人用)

素材:フライシート/20Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/10Dナイロンリップ(通気撥水加工)
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFL9.3mm
サイズ:間口205×奥行90×高さ100cm
収納サイズ:本体25×ø14cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,190g(総重量1,340g)

プロモンテ VL-27(2人用)

素材:フライシート/20Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/10Dナイロンリップ(通気撥水加工)
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFL9.3mm
サイズ:間口205×奥行120×高さ100cm
収納サイズ:本体25×ø15cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,300g(総重量1,490g)

プロモンテ VL-26T(2人用ロングモデル)

※VL-27(2人用ロ)よりも間口が20cm広い
素材:フライシート/20Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/10Dナイロンリップ(通気撥水加工)
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFL9.3mm
サイズ:間口225×奥行120×高さ100cm
収納サイズ:本体25×ø15cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,385g(総重量1,590g)

プロモンテ VL-36(3人用)

素材:フライシート/20Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/10Dナイロンリップ(通気撥水加工)
本体グランド部/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/DAC/NFL9.3mm
サイズ:間口210×奥行150×高
収納サイズ:本体25×ø16cm、ポール/48×9.5cm
重量:約1,470g(総重量1,670g

【耐久性に優れた個人向けアルパインテント】VSシリーズ

VSシリーズ

撮影:ぶん

2012年、個人化が進んだテントユーザーの少人数向けアルパインテントとして企画されました。あえて軽量化の波には乗らず耐久性をとことん追求したVSシリーズは、ダンロップの個人向けテントの中でも最も強固。冬山を含めたコアな登山者をターゲットにしています。

VSシリーズの特徴

・土台に超強度の生地を採用

テントグランド部に75DNの生地を採用。これは一般的なテントが30DN程度なのに対して驚異的な数値と言えます。グランドシートがなくてもバリバリ使えるテントです。

 

・とっても長持ち!使い倒せるテント
ダンロップテントの気質でもある「タフさ」を脈々と受け継いでいるのがVSシリーズ。買ったらとことん最後まで使い倒すことができます。メーカーには実際に現役バリバリの20年以上も使用しているテントの修理依頼も来るそうです。

 

・テラス構造による耐風力
テントが45度の角度で引っ張られるトラス構造を採用。これにより縦・横・斜めのあらゆる方向からの風に対しても強い剛性を実現しました。

こんな人におすすめ!

・とにかく頑丈でタフなテントを求めている方

・冬山メインのハードユーザー
・ふつうのテントじゃ物足りない人

ダンロップ VS-12(1人用)

素材:フライシート/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/30Dポリエステルリップ(通気撥水加工)
グランドシート/75Dポリエステルタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール/NSL8.5mm
サイズ:間口205×奥行90×高さ100cm
収納サイズ:本体/25×ø14cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,550g(総重量約1,770g)

ダンロップ VS-22(2人用)

素 材:フライシート/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/30Dポリエステルリップ(通気撥水加工)
グランドシート/75Dポリエステルタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール/NSL9mm×NSL9.6mm
サイズ:間口205×奥行120×高さ100cm
収納サイズ:本体/25×ø15cm、ポール/43×9.5cm
重量:約1,660g(総重量約1,870g)

ダンロップ VS-22T(2人用ロング)

※VS-22よりも間口が20cm広い
素材:フライシート/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/30Dポリエステルリップ(通気撥水加工)
グランドシート/75Dポリエステルタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール/NFL9.3mm
サイズ:間口225×奥行120×高さ100cm
収納サイズ:本体/25×ø15cm、ポール/43×9.5c
重量:約1,735g(総重量約1,935g

ダンロップ VS-32(3人用)

素材:フライシート/30Dポリエステルリップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/30Dポリエステルリップ(通気撥水加工)
グランドシート/75Dポリエステルタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール/NSL9mm×NSL9.6mm
サイズ:間口210×奥行150×高さ105cm
収納サイズ:本体/25×ø16cm、ポール/48×9.5cm
重量:約1,930g(総重量約2,150g)

VSシリーズには、両側に入口のあるタイプもラインナップしています。モデル名は下記のとおりです。
VS-22A(2人用両入口)
VS-22TA(2人用ロング両入口)
VS-32A(3人用両入口)
VS-42A(4人用両入口)
VS-50(5人用両入口)

これでまるわかり!おすすめシリーズの特徴一覧

テントの比較表

作成:ぶん
今回紹介したテントを一覧表でまとめました。自分の理想に近いテントはどれでしょうか。ぜひ比較検討して、自分にぴったりのテントを見つけてください。

すべては登山者の「安心」のために

登山 テント場

出典:PIXTA

ダンロップ&プロモンテが徹底した品質にこだわるのは、すべて登山者の「安心」のため。歴史の中で受け継がれてきた高い技術と経験が、テントという形になって皆さんの山行をサポートしてくれるはずです。ダンロップ&プロモンテのテントで、素敵なテント泊を楽しみましょう。

取り扱い店舗について

ダンロップ&プロモンテのテントは大手登山用品店(石井スポーツ、好日山荘など)でも店舗によって異なります。シリーズによって置いてある物とない物もあるので、詳しくはお近くの店舗に問い合わせてみましょう。