- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:4時間29分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
霊山湧水の里からスタートして、山頂を目指しながら数々の名勝を巡って霊山登山口をゴールする縦走コース。こちらから登る「裏霊山」は、あまり人もいないので、静かな登山も満喫できるでしょう。コース距離は長めですが、霊山の歴史や奇岩を満喫するにはもってこいのルート。
霊山の山の神、大国様が湧かせたとの由来がある「霊山湧水の里」からスタート。管理事務所のポストに登山届を提出し、園内を通り過ぎて東屋を超えると登山道入口。道標に従い最初は緩やかな樹林帯の登山道を歩いていきましょう。
分岐や枝道に注意しながら「紫明峰入口」まで進むと、そそり立つ岩壁が迫り鎖場やハシゴ、階段などがが現れこのコースで一番の急登に。「賞仙洞」と呼ばれる岩間を潜ったら「八方観」の岩峰が望めます。
紫明峰の登山道は、迫力ある岩峰を縫う様に進み、岩の間を潜ったり鉄橋を渡ったり非常にバリエーション豊富です。巨大な「不動岩」の下を通過して、名所の空中回廊「片桟橋」へ。
高度感抜群の片桟橋からは眺望も良く、安達太良山や吾妻山が望める絶景ポイント!鉄の桟橋なので雨天時などは滑るため、足元に気をつけて渡ってください。
霊山ならではの景色を堪能しながら、ワシ岩を遠くに眺め、紫明峰ルート最後の奇岩である「稚児岩」と「天狗岩」を満喫しましょう。展望所から望む天狗岩は、その姿からゴリラ岩の愛称も。
広く歩きやすい登山道を歩いて行くと、宿坊として大きな寺屋敷があった霊山寺跡に出ます。
霊山寺跡から折り返し、日枝神社跡からは分岐を霊山城跡方面へ。途中にある断崖「釣瓶落とし岩」からは眺望が開け、登ってきた紫明峰が一望できます。
霊山城跡にある「西物見岩」からは、遠方に蔵王連峰も眺めることができます。ここからは護摩壇を目指し、親不知子不知、天狗の相撲場を通り、仙人水を経由して霊山山頂へと巡っていきましょう。
霊山山頂からは周遊コースで紹介したルートを利用し、霊山登山口まで下山してゴールです。
霊山周辺の宿泊施設と温泉
霊山に登山する際に、周辺で利用できる施設や温泉をご紹介します。山登りで疲れた身体を温泉で癒したり、霊山を望める部屋でのんびり宿泊するのもステキな思い出になるでしょう!