「霊山こどもの村」を過ぎ、周遊コースは霊山登山口駐車場からスタート。登山口からはしばらく歩道や林道を歩きます。
階段の登山道を登り切ると稜線上に出ます。最初の見どころである巨大な「鍛冶屋岩」を過ぎ、鉄ハシゴを登ると「宝寿台」に。ここは眺望も開け絶好の撮影ポイントです。
宝寿台から100mほど西には「見下ろし岩」があり、先端まで行くと下界が見渡せスリル満点!ゾクゾクする高度感を味わいながら、目の前には吾妻連山などの絶景が一望できます。
見下ろし岩から50mほど北に進むと、分岐である「日暮岩入口」に。ここからは「国司沢」の展望所へ向かい、絶景を満喫しましょう。「天狗の相撲場」は、平らな岩が谷へと突き出す絶壁で迫力がありますよ。
護摩壇入口からは、岩の回廊の様な「親不知・子不知」へと続きます。登山道も狭く、迫りくる岩壁脇の登山道下は絶壁ですが、危険がないように安全柵が設置されています。
「護摩壇」までくると、目の前には福島盆地や吾妻山などを満喫できます。このコース中でも1番の眺望を楽しんだら、「国司館跡」を経由して「霊山城跡」へと向かいましょう。
霊山城跡には歴史を記した看板や、いくつかの石碑が建てられています。トイレもあり、敷地も広く芝が茂る気持ちの良い場所なので、ランチ休憩にもってこいのポイント。
霊山城跡から10分ほどで、霊山の最高峰である「東物見岩」に到着!見晴らしも良く、晴れていればやまなみの向こうに太平洋を望むこともできます。近くには、霊山寺の僧が修行をした「学問岩」も。
山頂からは、次に「蜂の戸渡り」へと向かいます。蜂の戸渡りは、切り立った細い岩尾根の上を歩きますので、慎重に進みましょう。「望洋台」からは日暮岩入口方面へ。
ここからは「弘法の突貫岩」が現れ、その少し北には迫力のある岩場「五百羅漢岩」がそびえます。道標に沿って、祠が祀られた「大山祗神社」へ。突き出した岩場である「弁天岩」は足場が悪いですが、見晴らしは最高。
コース最後の岩である「日暮岩」。ハシゴを登って岩の上に出ると、秋には紅葉と、弁天岩や見下し岩などの共演が見事です。
日暮岩入口からは登りと同じルートをたどり、霊山登山口まで下ってゴール。