絶景を眺めながらの稜線歩き 武尊山
標高 | 所在地 | 最高気温(8月) | 最低気温(8月) |
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2,158m | 群馬県みなかみ町、川場村、片品村 | 19.9℃ | 10.0℃ |
日本武尊(やまとたけるのみこと)が鬼退治をしたという伝承からその名がついたとされる武尊山(ほたかやま)。修験者が入峰する山岳信仰の山として栄えた歴史を持つだけあって、いくつかの急登や鎖場などの難所もありますが、新・花の百名山にも選ばれた花々を楽しめる山としても名が知られています。
武尊山の山頂から見る大パノラマも素晴らしいですが、それ以上に武尊山の魅力は稜線歩き。稜線に出た途端に見える景色は壮大そのもの。スケールの大きさに驚きます。稜線から見える絶景を眺めながらの時間は、それまでの急登の疲れを忘れさせてくれます。
関東一高い山から日本一高い山を 日光白根山
標高 | 所在地 | 最高気温(8月) | 最低気温(8月) |
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2,578m | 栃木県日光市、群馬県片品村 | 16.7℃ | 7.3℃ |
日光白根山は日本百名山のひとつで、関東で一番高い山。しかし、ロープウェイで2,000m地点まで行け、さらに登山道もよく整備されていることから、初心者やファミリーでもチャレンジできる山として人気があります。ちなみに、シラネアオイはこの山でよく見られることから名づけられた花。
日光白根山のみどころは、やはり関東一の高さから見る絶景。山頂からは、日本百名山にも選ばれている男体山や中禅寺湖、そして何とも言えないブルーの五色沼も眺められます。空気の澄んだ晴れた日には、遠くに富士山が見えることも。関東一高い山から見る日本一高い山もいいものです。
険しさと優雅さを持ち合わせた山 両神山
標高 | 所在地 | 最高気温(8月) | 最低気温(8月) |
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1,723m | 埼玉県秩父市、小鹿野町 | 20.9℃ | 12.9℃ |
両神山は、三峰山と武甲山と合わせた「秩父三山」のひとつで、日本百名山にもその名があります。山岳信仰の霊峰で、鎖場が続くまさに「修行」の山としての様相を呈する険しい山。その険しさとは裏腹に、4月中旬から5月にかけてはアカヤシオが咲き乱れる花の山としても知られています。
遠くから眺めた両神山は、ゴツゴツとしたシルエットが印象的。鎖場も何か所かあり、スリルも味わいながらの登山の途中に見られる絶景に心癒されます。山肌の荒々しさと、春のアカヤシオ、秋の紅葉の優雅さとのコントラストはなんとも不思議な組み合わせ。この時期にだけ見られる特権です。
【東海北陸エリア】絶景登山が楽しめる山おすすめ5選
東海北陸エリアの絶景といえば、ほかのエリアに比べて海が近いため日本海や太平洋を眺められるのがポイント。
稜線から見るダイナミックな絶景 越後駒ヶ岳
標高 | 所在地 | 最高気温(8月) | 最低気温(8月) |
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2,003m | 新潟県南魚沼市、魚沼市 | 21.6℃ | 10.5℃ |
八海山と中ノ岳とともに「越後三山」のひとつとしてそびえ立つ越後駒ケ岳。麓には魚沼平野が広がり、これら越後三山をはじめとする山々からの伏流水で育ったのが魚沼産コシヒカリ。山頂から見られる360°のパノラマからは、登ってきた稜線や魚沼平野、八海山、遠くには日本海も臨めます。
頂上の大パノラマから眺める景色ももちろん素晴らしいですが、山頂に向かう稜線から眺められる景色も魅力的。低木林帯で視界が開けたの稜線から、ダイナミックな絶景が楽しめます。途中には岩場もあり、飽きることなく登山を楽しめば、登頂後に見られる景色もまた格別のものとなるでしょう。