⑭砂礫地

砂や礫に覆われたエリアを表していますが、砂に覆われた海辺や小さな石が敷き詰められた河原をはじめ、抱える程の大きな石で覆われた場所まで実に様々。山では高山帯で目にすることが多い地形です。
⑮荒地

荒れた状態で利用されていない土地や湿地、沼地などを表しています。山においては草地や灌木地を示しており、視界が開けているのが特徴です。稜線付近でも見かけます。
⑯岩

個々の岩ではなく、付近一帯の地表がむきだしの岩で覆われた岩盤であることを示しています。登山シーンでは岩場と言われる場所で見かけるでしょう。
辺り一帯が岩の地形だと分かりますが、広範囲に広がっている場合は現在位置特定のための目印としては不向きです。
⑰土崖

土砂が崩れてできた、高さ3m以上・長さ75m以上の急斜面を表しますが、砂取場の急斜面や鉄道の土手なども土崖で示されています。
土崖は範囲が明確ではなく周りとの区別が難しいため、位置把握にはあまり役立ちません。
⑱岩崖

高さ3m以上・長さ75m以上の岩の急斜面を表しています。山腹で見かけることが多いでしょう。
ただ、周囲の地形に「岩」や「砂礫地」があることが多く、現在位置を知る目印としてはあまり使うことができません。
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【4】水に関する記号

水に関する記号を紹介します。滝や池など特定の地点を指し示すものは目印となり、現在位置をわりだすのに便利です。
一方、湿地や雪渓などは地形のイメージができますが、範囲が明確でないので現在位置を特定するのにはあまり役立ちません。

