クライミングは習い事?取材で見えたキッズスクールのリアルな事情(3ページ目)

スクール生徒

撮影:YAMA HACK編集部(取材当時:小学校5年生)

今回インタビューに応えてくれたのはクライミング歴3年半のモカちゃん。バムクライミングクラブでは一番上のクラスにいる彼女に、クライミングの“魅力”について聞いてみました。

難しいからこそ味わえる達成感

編集部員N
よろしくお願いします。それでは最初に、クライミングを始めたきっかけを教えてください。

モカちゃん
よろしくお願いします。幼稚園の年中の時にショッピングモールで見かけて、「やってみたい」とお母さんに言ったのが最初です。
その時は友達と一緒に数回やってみただけでしたが、数年後に訪れた時に、その友達がすごい登れるようになっていたのを見て、「またやろう!」という気になりました。

編集部員N
クライミング歴は3年半とのことですが、クライミングを続けている理由はなんでしょうか?

モカちゃん
一番は課題を登れた時の“達成感”です。何回もチャレンジして、やっと登れた時は凄く嬉しい。体を動かすことも楽しいし、登る前に考えている時も楽しいです!

ボルダリング風景

撮影:YAMA HACK編集部(登る手順を考える姿)

どんどん増える“楽しみ”

編集部員N
スポーツとしての楽しさの他に、「やっていてよかった」と思えるようなことはありますか?

モカちゃん
友達が増えたことです。スクールはもちろん、大会で顔を合わせていくうちにできた友達もいます。
ジムや大会に行けば、自然と友達が増えていくので、離れたジムに行くことが楽しみになりました。

編集部員N
これからもクライミングを続けていく上で、なにか目標としているものがあれば教えてください。

モカちゃん
沢山練習して、どんどんレベルアップして色々な大会に出たいです。
いつか日本代表選手のような“強いクライマー”になって、オリンピックに出場することが夢です!

ボルダリング風景

撮影:YAMA HACK編集部(実力は大人顔負け)
しっかりとした受け応えで、礼儀正しい彼女に驚きを隠せません・・・。「楽しいからもっと沢山練習したい!」そんな強い思いがしっかりと伝わってきました。
スポーツクライミングが東京オリンピックで正式種目に採用されたことで、子供たちの大きな目標や夢になり、クライミングを続けるモチベーションになっているようです。

負担はある?保護者目線のクライミングとは

悩む女性

出典:PIXTA
クライミングで子供はどのように成長するのでしょうか?また、習い事として気になるのはやっぱり親の負担ですよね。スクールの月謝以外に必要なものはあるのかなど、モカちゃんのお母さんにお話を伺いました。

クライミングってどうなの?

編集部員N
保護者目線からみて「クライミング」というスポーツの魅力はどんな所だと思いますか?

モカちゃんママ
やっぱり本人の頑張りがはっきりと見えることですかね。難しい課題をどう乗り越えるのかを自分で考えて、自分で実践していく過程を見ていいるのはとても面白いです。

一緒にジムを回るのでトライ(登ること)を見ていることが多いのですが、登り切った瞬間はまるで自分も一緒に登っているかのような気持ちにもなります。


編集部員N
モカちゃんがクライミングを始めてから、なにか「変わったな」と思うことはありますか?

モカちゃんママ
クライミングは大人とも接する機会が多いので、挨拶をしっかりするようになりましたね。ジムでは子供や大人関係なく、距離が近いので、自然と学んでいった部分もあると思います。

競技としての面白さはもちろん、人との繋がりなどが増えていくこともクライミングの魅力だと感じています。


クライミングシューズ

出典:PIXTA(クライミングシューズは消耗品)

気になるのはやっぱり負担

編集部員N
モカちゃんは選手として活躍することを目標に、日々練習に励んでいると思いますが、現在通っているスクールの月謝以外には、どのような出費がありますか?

モカちゃんママ
大きな出費としては、ジム代シューズ代ですね。通っているスクール以外のジムを回ったりするので、その都度ジム利用代と交通費がかかります。

関東にはジムが沢山あるので、様々な場所で練習ができるはありがたいのですが、初めての行くジムでは必ず「初回登録料金」がかかりますし、月に5回以上は必ず行くのでそれなりに・・・。

週に3回以上のペースでジムに通っているので、シューズに穴があいてダメになってしまうのが早く、年に3足以上は買い替えてます。


編集部員N
金銭的な負担以外に「大変だな」と思うことはありますか?

モカちゃんママ
まだ小学生ということもありますが、ジムの利用には保護者同伴が必要なケースがほとんどなので、基本的に全て付き添っています。

大会によっては開催地が地方になることもあるので、かなり遠出になることもありますね。それでも本人が頑張っているのでできる限り応援しようと思っています。


ジュニアジュニアオリンピックの様子

実は日本はスポーツクライミングの強豪国。トップ選手は10代の前半で頭角を表してきます。その為必要なのはやはり「練習量」
クライミング選手として活躍することを目標にしている場合には、大会にも遠く足を運んだり、クライミングシューズを買い替えなど親の協力は必要不可欠なようです。

クライミングにある可能性

ボルダリングスクール

撮影:YAMA HACK編集部

クライミングは「挑戦」を繰り返し行うスポーツで終わりはありません。いつも通っているジムだけでなく、違う場所にいっても楽しむことできます。心身を鍛えられることはもちろん、人との繋がりを生むことはクライミングの大きな魅力です。
オリンピックという大きな舞台も登場し、ますます盛り上がりをみせることでしょう。親子でクライミングを楽しむこともできますので、新しい習い事として検討してみてはいかがでしょうか?

取材協力

クライミングバム

<クライミングバム横浜店>
神奈川県横浜市都筑区中川中央1‐25‐1
ノースポートモール地下1階
045-532-3590
平日12:00-23:00
土日祝日10:00-21:00公式ホームページ

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