

サブピークと向かい合わせで頂上が見えます。低木に囲まれていますが、やはり頂上からの眺望は格別。山頂はそれほど広くはありませんが、混雑していなければ食事を摂るスペースはあります。

下りは新道を利用します。分岐から間もなくロープが張られた急斜面がある他、危険な箇所が少ない道です。途中日本海を望みながら下り進む箇所もあり、登山の終盤に元気を与えてくれます。
黄金山へのアクセス方法
黄金山登山口までのアクセスを紹介いたします。公共交通は直接登山口まで経由していませんので、アクセスにはマイカーか、レンタカーが便利です。
車の場合
オロロライン(国道231号)→国道451号
※未舗装の林道であるため、普通乗用車及びマイクロバスでのみ通行可能。
バスの場合
沿岸バス札幌駅前ターミナル→特急はぼろ号(増毛経由便)行き→柏木下車
※柏木から登山口までは距離約11kmあります。札幌市からのバスは1日一往復しかないため、バスを使っての日帰り登山は厳しいです。
沿岸バスの時刻表はこちら
駐車場情報
駐車場は兼平沢林道の終点にあります。それほど大きな駐車場ではないので混雑することも多いそうです。
住所:石狩市浜益区実田
電話番号:0133-79-2213(こがね山岳会事務局)
駐車台数:約10台
駐車料金:無料
ココだけは一緒に行っておきたい!周辺情報
せっかく黄金山まで来たのなら、このスポットは押さえておきたい。そんな山旅をより充実させる素敵な場所をご紹介。
黄金山のイチイ
黄金山の登山口にアクセスする兼平沢林道の途中には、推定樹齢1500年のイチイの木があります。樹高18m、幹回り5mの風格ある大木です。北海道の厳しい自然を長年生き続けてきた黄金山のイチイ、ぜひその崇高な姿を拝んでください。
所在地:兼平沢林道から約2.6kmの地点に案内看板があります。看板から徒歩約200m
オロロラインで絶景ドライブ
小樽から稚内まで、日本海の海沿いを走る道路がオロロラインです。総延長380kmの道中には見どころが沢山。このあと紹介する黄金岬や、高さ100mにもなる風力発電プロペラが沿道3kmに渡って続く光景、また最北の富士として知られる利尻富士が海上に屹立する姿など、北海道の雄大さを実感することができます。
黄金山から少し離れてしまいますが、オロロラインにある黄金岬(留萌市)から見る夕陽は絶景!黄金山登山の際にはぜひ訪れてみて欲しいおすすめスポットです。
黄金山登山の拠点に!川下海浜公園
一般登山が長く楽しめる黄金山
積雪シーズンが長い北海道の山々にあって、標高がそれほど高くない黄金山は、一般登山シーズンが5月~10月とやや長めです。雪山登山はまだ敷居が高いかなというハイカーにとって、長い期間登山が楽しめる黄金山はありがたい存在。ルートにはスリリングな場所もありますが、登山のスキルアップにぜひチャレンジしてみてください。