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黄金山|遠くからでもわかる黄金富士!アトラクション感ある登山に挑戦(3ページ目)

黄金山山頂
撮影:YAMAHACK編集部
分岐合流点から頂上までは約150m。急な岩場を手を使いながらよじ登ると前衛峰(サブピーク)に到着。目の前に見えるのが山頂です。樹木のない岩峰は、頂上よりも眺めが良いとの声が多いほど。
黄金山山頂標識
提供:石狩市

サブピークと向かい合わせで頂上が見えます。低木に囲まれていますが、やはり頂上からの眺望は格別。山頂はそれほど広くはありませんが、混雑していなければ食事を摂るスペースはあります。

新道下り

下りは新道を利用します。分岐から間もなくロープが張られた急斜面がある他、危険な箇所が少ない道です。途中日本海を望みながら下り進む箇所もあり、登山の終盤に元気を与えてくれます。

黄金山へのアクセス方法

黄金山登山口までのアクセスを紹介いたします。公共交通は直接登山口まで経由していませんので、アクセスにはマイカーか、レンタカーが便利です。

車の場合

オロロライン(国道231号)→国道451号
※未舗装の林道であるため、普通乗用車及びマイクロバスでのみ通行可能。

バスの場合

沿岸バス札幌駅前ターミナル→特急はぼろ号(増毛経由便)行き→柏木下車
※柏木から登山口までは距離約11kmあります。札幌市からのバスは1日一往復しかないため、バスを使っての日帰り登山は厳しいです。
沿岸バスの時刻表はこちら

駐車場情報

黄金山 駐車場

提供:石狩市

駐車場は兼平沢林道の終点にあります。それほど大きな駐車場ではないので混雑することも多いそうです。

住所:石狩市浜益区実田
電話番号:0133-79-2213(こがね山岳会事務局)
駐車台数:約10台
駐車料金:無料

ココだけは一緒に行っておきたい!周辺情報

せっかく黄金山まで来たのなら、このスポットは押さえておきたい。そんな山旅をより充実させる素敵な場所をご紹介。

黄金山のイチイ

イチイの木

黄金山の登山口にアクセスする兼平沢林道の途中には、推定樹齢1500年のイチイの木があります。樹高18m、幹回り5mの風格ある大木です。北海道の厳しい自然を長年生き続けてきた黄金山のイチイ、ぜひその崇高な姿を拝んでください。
所在地:兼平沢林道から約2.6kmの地点に案内看板があります。看板から徒歩約200m

オロロラインで絶景ドライブ

オロロンライン
出典:PIXTA

小樽から稚内まで、日本海の海沿いを走る道路がオロロラインです。総延長380kmの道中には見どころが沢山。このあと紹介する黄金岬や、高さ100mにもなる風力発電プロペラが沿道3kmに渡って続く光景、また最北の富士として知られる利尻富士が海上に屹立する姿など、北海道の雄大さを実感することができます。

オロロンライン 夕日
出典:PIXTA

黄金山から少し離れてしまいますが、オロロラインにある黄金岬(留萌市)から見る夕陽は絶景!黄金山登山の際にはぜひ訪れてみて欲しいおすすめスポットです。

黄金山登山の拠点に!川下海浜公園

川下海浜公園

撮影:YAMAHACK編集部
砂浜の美しい海水浴場として人気の川下海水浴場に隣接した公園。キャンプ場もあるため、黄金山登山の拠点にピッタリです。
ここから見る夕陽も絶景!
住所:〒061-3106 北海道石狩市浜益区川下
料金:海水浴場がオープンしている期間は駐車料金として2,000円。それ以外は無料。

一般登山が長く楽しめる黄金山

田園風景と黄金山
出典:PIXTA

積雪シーズンが長い北海道の山々にあって、標高がそれほど高くない黄金山は、一般登山シーズンが5月~10月とやや長めです。雪山登山はまだ敷居が高いかなというハイカーにとって、長い期間登山が楽しめる黄金山はありがたい存在。ルートにはスリリングな場所もありますが、登山のスキルアップにぜひチャレンジしてみてください。

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