低山なのに2,000m級の景色?!アポイ岳とは
標高 | 山頂所在地 | 最高気温(6月-8月) | 最低気温(6月-8月) |
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810.2m | 北海道様似郡様似町 | 17.8℃ | 4.7℃ |
アポイ岳は日高山脈の西南端に位置する標高810.5mの山で、アポイ岳を含む様似地域は、“ユネスコ世界ジオパーク”にも認定されています。かんらん岩から成る特殊な地形と寒冷な気候により珍しい動植物の宝庫で、それを目当てに全国から多くの登山者が訪れます。アポイという地名の由来には、アイヌ語の“アペオイ(火のあるところ)”という一説もあり、その歴史を感じさせる『アポイの火祭り』は、様似町の夏の風物詩でもあります。
アポイ岳の天気は?
アポイ岳に行く前に現地の天気をこちらでCHECK!
てんきとくらす (アポイ岳の週間天気)
アポイ岳に登る際の注意点!
アポイ岳は日高山脈襟裳国定公園内の一部。山全体が厳しい法律によって守られています。大事な自然を守るため、注意点を事前にしっかりチェックしましょう!
①登山道以外には絶対入らない!何も採らない!
②登山装備はしっかりと!
アポイ岳は標高800mとそれほど高くない山ですが、特殊な地形のため6合目を過ぎると森林限界となります。日差しや風を遮る木々がなくなるため、熱中症や天候の急変には注意しましょう。
また植生保護のため、トレッキングポールを使う際は必ずキャップをして使いましょう。
②携帯トイレを持参しましょう
アポイ岳の登山道にはトイレがないため、登山口のトイレで事前に済ませましょう。5合目に携帯トイレブースがあります。携帯トイレを持参しましょう。
③ヒグマ・マダニ対策も忘れずに!
北海道に多く生息しているヒグマ。ここアポイ岳や周辺地域でも目撃情報が出ています。また、マダニの被害も多く聞かれます。必ず対策をしてから登山を楽しみましょう。
④入山前には靴を洗おう
登山口近くにある川にはブラシが設置されています。外来種の侵入を防止するため、靴の裏を洗ってから入山しましょう。
ココでしか見られない貴重な動植物
特有の地形を持つアポイ岳には、貴重な動植物が多数生息。まずは、その特徴と見どころをご紹介します。