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低山なのに2,000m級の景色?!アポイ岳とは

標高 | 山頂所在地 | 最高気温(6月-8月) | 最低気温(6月-8月) |
---|---|---|---|
810.2m | 北海道様似郡様似町 | 17.8℃ | 4.7℃ |
アポイ岳の天気は?
アポイ岳に行く前に現地の天気をこちらでCHECK!てんきとくらす (アポイ岳の週間天気)
アポイ岳に登る際の注意点!
アポイ岳は日高山脈襟裳国定公園内の一部。山全体が厳しい法律によって守られています。大事な自然を守るため、注意点を事前にしっかりチェックしましょう!①登山道以外には絶対入らない!何も採らない!

アポイ岳では、盗掘や踏み荒らしなどによって貴重な植物の数が減ってしまっているという悲しい現状が。動植物や岩石などの採取は、法律で固く禁じられています。絶対に行なわないでください。また、ロープの中には絶対に立ち入らないよう、注意してください。
②登山装備はしっかりと!

また植生保護のため、トレッキングポールを使う際は必ずキャップをして使いましょう。
②携帯トイレを持参しましょう

アポイ岳の登山道にはトイレがないため、登山口のトイレで事前に済ませましょう。5合目に携帯トイレブースがあります。携帯トイレを持参しましょう。
③ヒグマ・マダニ対策も忘れずに!

④入山前には靴を洗おう

ココでしか見られない貴重な動植物
特有の地形を持つアポイ岳には、貴重な動植物が多数生息。まずは、その特徴と見どころをご紹介します。アポイ岳特有の地形

世界でも珍しい固有種の宝庫!



黒地に白いマダラ模様が特徴のヒメチャマダラセセリは、アポイ岳にのみ生息する蝶。7合目を越えた辺りから姿を現わします。この珍しい蝶を見るために登山する人もいるほど。アポイ岳は、多くの人を魅了する貴重な動植物の宝庫なのです。
魅力がたっぷり詰まったメインコース

コースタイム | 日程 | 難易度 |
---|---|---|
4時間40分 | 日帰り | ★★★ |
【復路】アポイ岳山頂(20分)→幌満分岐(10分)→馬の背(30分)→五合目山小屋(60分)→登山口(5分)→ビジターセンター
アポイ岳への登山口にあるビジターセンターでは、季節ごとに楽しむことができる高山植物やヒグマの出没状況などの情報ををリアルタイムで提供しています。入館料は無料なので、登山後はもちろん登山の前に立ち寄るのもおすすめ。


5合目の山小屋には、携帯トイレブースも完備。見晴らしも良く、天気がよければ太平洋やアポイ岳山頂を望むことができます。


山頂一帯はダケカンバの林に覆われています。ゆっくりと休憩をしながらアポイの自然を感じてみてくださいね。
行きか帰りに幌満お花畑に立ち寄るのもおすすめ!

アポイ岳のコースマップはこちら
アポイ岳へのアクセス方法
札幌からアポイ岳登山口へのアクセスを紹介します。マイカーでアクセスする人は、駐車場情報もチェックしておきましょう!車の場合
札幌→道央道 苫小牧東IC→日高道 日高厚賀IC→国道336号→様似電車・バスの場合
札幌→JR線 苫小牧→JR日高本線 様似→JR北海道バス アポイ登山口下車※現在、JR日高線は運休となっているため、代行バスが利用できます。
代行バスについてはコチラ
JR線の時刻表はコチラ
高速バスの場合
札幌→JR北海道バス《高速えもり号》(3時間半)→様似※1日1往復なので注意
高速えりも号の時刻表はコチラ
アポイ岳 駐車場
【アポイ岳 ジオパークビジターセンター】
【駐車場情報】
住所:北海道様似郡様似町字平宇479番地の7
電話番号:0146-36-3601
駐車台数:約30台
料金:無料
アポイ岳で太平洋の絶景とお花畑を堪能しよう!

【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。