妙義山の紅葉はひと味違う?奇岩を楽しむ登山コースと2018年見ごろ

2019/03/12 更新

群馬県にある「赤城山」「榛名山」と共に上毛三山の一つに数えられる「妙義山」。岩壁がそびえ立つその特徴的な山容は日本三大奇景にも選ばれています。春には桜、秋には紅葉が楽しめる山です。気軽に楽しめるハイキングコースから、上級者向けの断崖絶壁を登るコースもあり、多くの登山者に人気があります。今回は妙義山の紅葉の見頃や混雑予想から、登山コースや温泉・観光情報をまとめてご紹介します。


アイキャッチ画像出典:PIXTA

妙義山の紅葉情報2018

妙義山 紅葉
出典:PIXTA
標高所在地最高気温(10月)最低気温(10月)
1104m群馬県甘楽郡下仁田町・
富岡市・安中市
15.4℃4.7℃
参考:ヤマレコ
群馬県の西部、長野県との県境付近に位置する「妙義山」。同じく群馬県にある「榛名山」「赤城山」と並ぶ上毛三山の一つです。白雲山や金洞山などのピークからなる山の総称で、最高点は1104mの「相馬岳」。妙義山を歩くルートは一般登山道から上級者向けまで幅広く、多くの登山者が訪れます。

 鮮やかな紅葉と奇岩

妙義山 紅葉
出典:PIXTA
いくつもの岩峰が立ち並びぶ妙義山は、九州の耶馬渓、四国の寒霞渓と並ぶ日本三大奇岩の一つ。秋になると錦に染まる樹木に岩壁の色が混ざり合い、見事なコントラストを生み出します!

2018年 紅葉見頃の時期

妙義山紅葉見ごろ
作成:YAMA HACK編集部
妙義山の紅葉の見頃は10月下旬〜11月中旬。息を呑むようような錦秋に出会うことができるでしょう。同時期に咲くピンク色のコスモスとセットで鑑賞するのもおすすめです!

てんきとくらす

紅葉登山に必要な準備

紅葉 ハイカー
出典:PIXTA
10月下旬ともなれば冬の足音が聞こえてくる時期です。防寒着を忘れずに準備しましょう。じっとしていると寒いですが、運動中は体温が上昇します。ウェアは汗を吸収して素早く乾くアイテムがオススメです。パンツも動きやすいモデルを選びましょう。足元は未舗装路でも歩きやすいハイキングシューズがベスト。

▼ハイキングの服装について調べる


混雑予想とアクセス・駐車場情報

紅葉の見頃はたった半月しかありません。妙義山はハイキング客以外に観光客も大勢訪れる人気スポットなので、ハイシーズンの土日祝日は大変な混雑が予想されます。
ここでは登山道に近い無料の駐車スペースを2ヶ所紹介します。静かに紅葉を楽しみたい時は、土日祝日を外して平日に訪れるのもオススメです。

道の駅みょうぎ


妙義山の迫力が眼前に広がる、妙義神社のそばにある施設です。販売所では朝一で収穫した新鮮な地元の野菜が売られています。

住所:〒379-0201 群馬県富岡市妙義町岳322−7
駐車台数:小型99台、大型3台、障害者用3台
料金:無料

【車でのアクセス】

上信越自動車道松井田妙義ICより約5分(2.6km)

【公共交通機関でのアクセス】

・JR信越本線松井田駅よりタクシー-妙義神社(約3.8km、7分)


県立妙義公園駐車場


中之嶽神社に隣接する県営の無料駐車場です。高さ20m、重量8.5トンにもなる日本一の大黒様が目印。金洞山へ続く登山道が近くにあります。

住所:370-2621 群馬県甘楽郡下仁田町大字小坂1248
駐車台数:普通車500台
料金:無料

【車でのアクセス】

上信越道松井田妙義ICから約15分(9.4km)

【公共交通機関でのアクセス】

JR信越線磯部駅からタクシーで約25分


初心者におすすめ 中間道ルート

コース図
出典:ヤマレコ
コース距離標高差コースタイム難易度
9.4km約500m4時間30分★★
参考:ヤマレコ
中之嶽神社(10分)→石門入口(30分)→石門広場(35分)→黒滝(40分)→金鶏橋(40分)→第一見晴(25分)→妙義神社(80分)→ 中之嶽神社

中之嶽神社と妙義神社をつなぐルート「中間道」は一般登山者にオススメのコース。ここでは中ノ嶽神社から妙義神社へ向かうルートの見どころをご紹介します。

コース詳細

中之嶽神社
出典:PIXTA
今回紹介するコースの出発点となる「中之嶽神社」は、「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」を祭神に祀る由緒ある神社です。剣を持った大黒天様がシンボルとして有名で、厄を払うご利益も持っていると言われています。

第四石門
出典:PIXTA
穴の開いた岩のアーチを「石門」と呼んでいます。「第四石門」は中之嶽神社側から大砲岩が見える撮影スポット。石門の成り立ちは未だに解明されておらず、絶景と一緒に自然の不思議を目の当たりにできます。

大砲岩
出典:PIXTA
巨大な岩の砲台の上には、まるで”大砲”のような形をした岩が見えます。この奇岩が「大砲岩」。妙義山を代表する奇岩です。斜め45°の角度で空に向けられた砲身からは、今にも砲弾が発射されそうですね。

妙義神社
出典:PIXTA
江戸時代初期から中期に建てられた絢爛豪華な本社は、国指定重要文化財に選ばれるほど。妙義山を訪れた際は参拝したい歴史建造物です。

上級者におすすめ 表妙義縦走ルート



妙義山 表妙義縦走ルート
出典:ヤマレコ
コース距離標高差コースタイム難易度
8.4km約620m約10時間★★★★
参考:ヤマレコ
妙義神社(60分)→ 辻(40分)→見晴(80分)→天狗岳(40分)→相馬岳(85分)→ホッキリ(65分)→鷹戻しの頭(65分)→東岳(30分)→中ノ岳(30分)→石門分岐(25分)→石門入口(35分)→ 大人場(40分)→ 妙義神社

妙義山を構成する「白雲山」「相馬岳」「金洞山(中ノ岳)」のピークを踏む縦走路。コースタイムは約10時間。距離が長いこともさることながら、無数の鎖場とアップダウンが連続する難ルートです。上級者向けとなっていますので、十分に経験を積んでから挑戦するようにしましょう。

コース詳細

妙義神社
出典:PIXTA
今回の出発点は妙義神社なので、まずは安全登山を祈願。参拝を終えてから難ルートへ向かいます。本殿の右手方向にあるのが「白雲山登山口」。登山届があるので、計画書を提出してからスタートしましょう。

表妙義縦走ルート
出典:PIXTA
するどい稜線からは、縦走路の厳しさを感じますよね。登山口からすぐに鎖場となり、緊張を強いられる場面が続きます。稜線上の道幅は非常に狭く、常に滑落の危険がつきまとう悪路です。

紅葉 金鶏山
出典:PIXTA
相馬岳を越えると茨尾根のピークに到着します。ここから南西方面に顔を向けると見えるのが金鶏山。その麓に広がる表妙義の紅葉には、おもわず息を呑むほどの美しさがあります。難ルートを歩いた末に眺めることができる絶景です!

中之嶽神社
出典:PIXTA
金洞山の中ノ岳を過ぎてから下山を開始します。ゴールとなるのが「中之嶽神社」。歩いてきたルートを見上げれば、日本一の大黒様が表妙義縦走ルートの完歩を祝ってくれるように微笑みかけてくれます!

周辺の温泉・観光スポット



ここでは下山後のお楽しみ、入浴施設と観光、お買い物施設を紹介しましょう。妙義山の麓にある施設ばかりなので、先程まで歩いて来た山並みを眺めることができます。余韻に浸りながら温泉とショッピングを満喫しましょう!

妙義山パノラマパーク

妙義山パノラマパーク
出典:PIXTA
表妙義の紅葉が見頃を迎える11月上旬から中旬にかけて、コスモスの花が一面に咲き誇ることで知られている公園です。青空の青、妙義山の赤や黄色、そしてコスモスのピンクが一堂に会する景色は一見の価値ありです。

・住所:群馬県富岡市妙義町妙義
・電話:0274-62-6001
・営業時間(定休日):無し
・料金:無料(園内に有料施設あり)

妙義山パノラマパーク

妙義温泉「もみじの湯」

露天風呂からはゆっくり温泉に浸かりながら妙義山の紅葉を眺めることができます。入浴の他に食事処のみの利用も可能。施設内には広い休憩施設もあるので、登山の疲れをゆっくり癒やしましょう。

・住所:群馬県富岡市妙義町妙義1−1
・電話:0274-60-7600
・営業時間(定休日):毎週月曜日(祝日の時は翌日火曜日)、年末
・料金:大人300円(3時間)から

妙義ふれあいプラザ 妙義温泉「もみじの湯」


道の駅みょうぎ

地元の野菜や特産物が並ぶ物産センターのほか、食事処や観光案内所も併設する総合施設。景観も抜群で、妙義山の紅葉から、麓に広がる街並みまで一望することができます。

・住所:群馬県富岡市妙義町岳322−7
・電話:0274-73-3991
・営業時間(定休日):毎週月曜日(祝日の時は翌日火曜日)、年末
・料金:無料

道の駅みょうぎ

日本三大奇岩と錦秋を愛でる登山へでかけましょう!

紅葉 妙義山
出典:PIXTA
今回紹介した妙義山の紅葉情報はいかがでしたか?今年の紅葉狩りはどこに行こうか悩んでいるなら、絶対にオススメできるスポットです。登山、観光、温泉をセットにして、日本の秋を存分に楽しみましょう!

【登山時の注意点】
登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。)
登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。

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吉澤英晃
吉澤英晃

群馬県出身。大学時代に所属した探検部で登山を開始。以降、沢登り、クライミング、雪山、アイスクライミング、山スキーなど、オールジャンルで山を楽しむ。登山用品の営業職を経て、現在はフリーの編集・ライターとして活動中。

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