山道具って、アレもコレもかさばるよね…

登山の荷物のパッキング、あなたは得意ですか? テントや寝袋、ヘルメット、雨具、クッカーなど、登山の持ち物にはかさばるアイテムがいっぱい。泊まりでの登山、特にテント泊のときは尚更です。できるだけコンパクトなものを選んだり、ザックに入りきらないものを外付けしたりと、様々な方法で持ち運んでいると思います。そんなやっかいなかさばる荷物は、どうしたら上手にパッキングできるのでしょうか?
その手があったか!みんなの持ち運び術はこれだ!
4/5(木)~4/11(水)の一週間、YAMA HACK読者アンケートを実施。かさばる山道具について、みんなのとっておきの持ち運び術を教えてもらいました。ご協力ありがとうございました。
早速、キラリと知恵が光る持ち運び術を、編集部の再現画像と共にお届けします。すぐに真似したい技がきっと見つかるはず!
テント
ひとえにテントといっても、その中身は本体、フライシート、グランドシート、ペグなど付属袋には必要なパーツがいっぱい。モデルにもよりますが、ザックの中で幅を利かせる大物です。そんなテントの持ち運び術は、なんと多くの人が共通していました!
【各パーツをバラして持って行くべし!】
テントは、パーツごとに分けてパッキングするのがポイント。付属のスタッフサックにひとまとめに収納して持ち運びがちですが、だからこそサイズが大きくなり、かさばるんです。まとまっていた方が使うときに楽かな~なんて思ったりもするかもしれませんが、小分けにした方がザック内の無駄な隙間も埋まり一石二鳥です!
シュラフ
ダウン・化繊共にシュラフは潰れるので、コンパクトにしやすいアイテム。ただ、テント同様になんとなく付属のスタッフサックに入れて持ち運んでいる人が多いのではないでしょうか。それはそれで十分ではあるのですが…。
【さらに効率的に持ち運ぶ裏技が!】
スタッフバッグを使わないで収納する技が秀逸! なんと、ザックの底にシュラフをそのまま入れちゃいます。その上に乗せる荷物の重さで圧縮させるという、なんとも無駄のない方法。荷物が多いとき、重いときほど圧縮できそうです。
ヘルメット
最近では軽量モデルが登場していますが、大きさは変えられないのがヘルメット。頭を守る大事なギアなので当前ですが、そんな屈強さと中身をくり抜いたような形状を活かせるのもヘルメットならではです。
【色々なものをヘルメットの中に詰め込んじゃえ!】
ヘルメットの内側を小物の収納スペースとして活用するのはもちろんですが、おにぎりやパンなど、ザックの中で潰れやすい食べ物を持って行くときのガード役にしている人が多いよう。さらに、テント泊の時にはタオルを巻いて枕代わりにするという人も。かぶらない時にも様々な場面で活躍してくれる相棒です。
小物を入れたら手ぬぐいなどを巻いて蓋をすると、中身がこぼれ落ちることを防止できます。
まだまだ出てくる、みんなの知恵!