調理器具
山ごはんの必需品であるコッヘルやバーナー。好みや作る料理によって持って行くサイズは異なると思いますが、種類が増えればその分かさばってしまいますよね。そんな調理器具の持ち運びの極意は、購入するときにありました。
【まさにシンデレラフィット!】
クッカーの中にガスやカトラリーを収納したり、クッカーを2つ重ねたりと、セットで持ち運べる調理器具をあらかじめ購入している人が多数! むしろ、「いかに無駄なスペースを作ることなく組み合わせることができるか」を楽しんでいるような印象さえあります。ハマるかハマらないかで荷物のかさばり具合は大違い。1つ買い換えるだけでぴったりとハマったりしますので、今からでも遅くないですよ。
ウエア
防寒着や雨具以外にウエアはほとんど持っていかないという人もいましたが、ウエア類の持ち運びの基本はひたすら圧縮。ただ、圧縮の仕方は人によって様々ということが分かりました。主な圧縮方法は…。
【鉄板は圧縮できるスタッフサックの活用!】
こんなに小さくなるか!というくらい圧縮できるので本当に便利。100円ショップで買える圧縮袋を使っているいる人も多いようです。長方形の圧縮袋の場合は、圧縮した後にくるくるとのり巻きのように細長く巻くのがコツ。ザックに縦に入れやすく、隙間にも詰めやすくなります。
【持ち運びながら自然に保温!】
そして、さらなる秘策は、シュラフでウエアを巻いて圧縮する方法。ウエアだけでまとめると冷たくなってしまうところを、シュラフと一緒にすることで“圧縮”と“保温”を両立。寒い日に冷たい服を着る辛さといったらないので、試してみる価値ありです!
ボトル
山頂でカップラーメンを食べるための熱湯や、コーヒーを持っていくのに便利な保温ボトル。ボトル自体はどうにも形を変えられませんが、面白いボトル活用術がありました。
【一挙両得な持ち運び術!】
暖かな飲料を入れたドリンクボトルを、使っていないときのグローブで包むことで保温力アップ。ついでにホット手袋の出来上がりです!
上手なパッキングのポイントは、圧縮・フィット・合わせ技!

みんなのとっておきのパッキング術に共通するポイントは、大きく分けて3つあることが分かりました。
①大きいものは極力小さくする
②小さくできないものは空間を利用する
③ギア同士を組み合わせる
どれも、ザックの中の無駄なスペースを最小限にするための知恵が詰まっていました。ちょっとした工夫でかさばる荷物がグッと持ち運びやすくなりますので、ぜひ試してみてください。