パッキングの基本とコツ!マネしたくなる正しい詰め方って?

2021/05/27 更新

パッキングは、登山では大切な作業です。ザックに隙間なく、かつ均等に収納するコツとキホンをご紹介します!さらに、突然の雨でも荷物を濡らさないパッキンのコツも伝授。ザックにうまく荷物を詰めることができると、肩や腰への負担が減り、疲労感も軽減できますので、ぜひ試してみてください。


アイキャッチ画像出典:Facebook/See to summit

登山の「パッキング」ってなに?

ザックのパッキング
撮影:YAMAHACK編集部
パッキング(packing)とは、”荷造りをすること、包装” を意味します。山の世界では、「ザック(リュック)に荷物をつめる=パッキングをする」といった感じに使います。

知ってると知らないとでは大違い!パッキングのキホン

ザックにつめた荷物が片寄っていたり、すぐに出したいものが下にあったりすると、パッキングが上手にできていないと登山中の快適さが半減してしまうばかりでなく、緊急時に困ります。
実際の登山シーンを想定しながら、適材適所に荷物をパッキングしていきましょう!

テント泊登山パッキングの基本
撮影・編集:YAMA HACK編集部
ポイントは大きく2つ。

①重いものは背中を中心に
②使用頻度と緊急度が高いものはザックの上に

具体的にどんなものを入れるのか、みてみましょう。

雨蓋(リッド)に入れるもの|すぐに出したいもの

行動食、ヘッドランプ、ファーストエイドキット(雨蓋が小さければザックの上の方に入れる)、手袋、カメラなど

上に入れるもの|すぐに出せるもの

防寒着、雨具、ザックカバー、テント、フライなど

中間層に入れるもの|重みがあるもの

食料、クッカー、ガス類、水

一番下に入れるもの|使用頻度の低いもの

シュラフ、シュラフカバー、着替えなど

脇・隙間に入れるもの

テントポール(外付けも可)、ツェルト、トイレットペーパー、その他小物など

背中側に入れるもの

テント(銀)マット

ウエストポーチやサコッシュには頻繁に出すものを

地図、コンパス、筆記用具、財布、携帯電話、飴など

紹介したのは基本的なパッキングの仕方。

今回はさらに、登山ザックへ綺麗にそしてコンパクトにパッキングするための7つのコツを紹介していきます!ぜひ参考にしてみてくださいね。

パッキングのコツ1 シュラフ(寝袋)はたたまない!

シュラフのパッキングのコツ撮影:YAMAHACK編集部
シュラフ(寝袋)は、きれいにたたんで入れようとすると、なかなか袋に詰め込めなかったり、結局崩れてしまう場合があります。なので、シュラフはたたまず、足側の方からグングンと押し込んでいくのがコツです!
シュラフのパッキング撮影:YAMAHACK編集部
また、突然の雨でも、大切なシュラフを濡らさないために、防水パッキングする必要があります。そこでおすすめなのが、シュラフ袋に透明のビニール袋を入れてパッキングするというもの。外側にビニールパッキングすると、すぐに破れたりしてしまうので、中にビニール袋を入れるのがおすすめです。
シュラフのビニールパッキング撮影:YAMAHACK編集部
こうすると圧縮もでき、シュラフをコンパクトにすることができますよ。

パッキングのコツ2 ゴミはあらかじめ捨てて食料はまとめておく!


食料のパッキングのコツ撮影:YAMAHACK編集部
長期の縦走になると、ゴミはだんだん多くなっていきます。ゴミは自分で持ち帰らなければならないので、極力捨てられるものは捨てていきましょう。

そして、食料などは、日数ごとにあらかじめ分けてパッキングしておくと便利です。また、野菜類や肉類などは、山に行く前にあらかじめ炒めて、密封パッキングして持っていくという方法もあります。

パッキングのコツ3 重ねてコンパクトに!

ガス類パッキングのコツ撮影:YAMAHACK編集部
カップ、食器類は”取っ手”を倒して重ねられるものがいいでしょう。
食器のパッキングのコツガスのパッキングのコツ撮影:YAMAHACK編集部
また、ガスを食器の中に入れてコンパクトに収納したり、袋にガス類をひとまとめに収納するのもコツです。

パッキングのコツ4 小分けにして隙間なく!

小分けパッキングのコツ撮影:YAMAHACK編集部
いいパッキングとは、ザックに隙間なく荷物をつめ、荷重にも偏りがないことです。隙間なくパッキングするには、スタッフバックなどを活用し荷物を小分けにして、空いているところに詰め込んていくのがポイントです。

緊急時でも素早く対応できる!パッキングのコツはまだあります!

パッキングのコツ5 雨蓋(リッド)にはすぐ出せるものを入れる!

雨蓋のパッキング撮影:YAMAHACK編集部
雨蓋(リッド)には、すぐに出したいものを入れるようにしましょう。登山中、頻繁に休憩し行動食(レーション)を食べるので、その日の行動食を入れておいたり、想定外に遅くなり暗くなったときでも、すぐにヘッドランプを出せるようにしたり、転んでけがをしたときにもすぐにファーストエイドキットを出せるなど、緊急時や頻繁に使うものを入れておきます。

パッキングのコツ6 密閉袋(ジップロックなど)を活用!


パッキングに役立つ密封袋撮影:YAMAHACK編集部
小物のパッキングでとても役に立つのが密封袋(ジップロックなど)です。透明なので見やすいうえ、雨で濡れることもありません。
メモ帳パッキング行動食のパッキングのコツ撮影:YAMAHACK編集部
地図やスマートフォン、メモ帳、衛生セット、行動食など小物に密封袋を使うと便利です。

パッキングのコツ7 大切な荷物を濡らさないように!防水対策を万全に

ドライパックで防水パッキングするコツ 大切な荷物を水で濡らすわけにはいきません。山では突然の雨もしばしば。大切な荷物を濡らさないためにも防水パッキングは意識しておきましょう。

防水のパッキングのコツ 防水パッキングには、3つの方法があります。まず、1.?防水の袋に荷物を入れて防水する、2. 荷物ごとに防水する、3. ザックカバーで防水する、です。

防水パッキング 1の防水の袋というのは、ドライパックとも言い、ザックと同じサイズを入れて、その中に荷物を入れて防水パッキングします。

防水のスタッフバックでパッキング 2の個別の防水というのは、防水タイプのスタッフバックに荷物を入れてパッキングするものです。

防水タイプのスタッフバックは、あると便利ですが、そろえると費用がかさむという方は、ビニール袋でも対応可能です。ただ破れやすいので予備を持っていったり二重にしたりするほうがいいでしょう。

自分の気に入った方法で、荷物をぬらさないようにパッキングしてみて下さい。

パッキングで快適さは全く違う!

パッキングをマスター 長い時間ザックを背負って歩く登山では、パッキングはとても重要です。ぜひパッキング術をマスターして快適で楽しい登山をして下さいね!

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YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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