七面山から身延山へ。2つの霊山めぐり
七面山にある「敬慎院」が属しているのは、身延山にある日蓮宗総本山の「久遠寺」です。七面山と身延山、富士山の西に位置するこの2つの霊山はパワースポットとしても有名。赤沢宿から十萬部寺の間は林道歩きになりますが、併せて登詣するのもおすすめです。

身延山 久遠寺

日蓮宗の総本山で法華経の聖地とされる有名なパワースポットです。1274年に日蓮宗の開祖・日蓮聖人は、身延山を信仰の山と位置づけて草庵を構えたことから始まりました。また、境内にある三門は日本三大門の一つで、「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわしており、悟りに至るとされています。

山麓にある「身延山 久遠寺」の境内には樹齢400年のしだれ桜があります。日本さくらの名所100選、全国しだれ桜10選にも選ばれており、花の時期には多くの人が訪れます。
身延山ロープウェイ

身延山の山頂へはロープウェイを使って登ることもできます。所要時間は約7分。運行スケジュールや料金は下記公式サイトで確認を。
身延山ロープウェイ|公式サイト
七面山で感じる、厳かな信仰登山の歴史

七面山から見る富士山の眺めはとても素晴らしく、ダイヤモンド富士を見られる日には毎年多くの人が訪れています。登り応えがある山ですが、休憩できる場所が多いのでゆっくり登って山頂付近を散策してみてください。敬慎院の参篭体験も良いものですよ。


