八ヶ岳登山の初心者コース天狗岳をご紹介!

八ヶ岳登山の入門ルートをご紹介します。八ヶ岳の中から、登山初心者が挑戦できる天狗岳コースを、アクセスや服装、マップや温泉情報を含め公開します。日帰りも可能ですが、山小屋もあるので、自分の登山スタイルに合わせて、日本百名山の八ヶ岳を体験しに行きましょう。


アイキャッチ出典:ウィキメディア・コモンズ

八ヶ岳とは?

南八ヶ岳済出典:ウィキメディア・コモンズ(険しい山容の南八ヶ岳。右が八ヶ岳最高峰2899mの赤岳)
八ヶ岳は、長野県と山梨県にまたがっている山塊の総称で、最高峰は、標高2899mの赤岳です。岩峰が連なりアルペン的な南八ヶ岳と、原生林が生い茂りなだらかな山容が特徴の北八ヶ岳とに分けられます。
八ヶ岳登山 出典:ウィキメディア・コモンズ(なだらかな
山容が広がる北八ヶ岳)
八ヶ岳は、関東エリアや中部エリアからのアクセスもよく、また、日本百名山でもあることから、年間を通して人気のエリアです。

登山初心者から中級・上級者にステップアップしていけるのも八ヶ岳の魅力のひとつです。

今回は、登山初級者におすすめの、北八ヶ岳の天狗岳をご紹介します。

八ヶ岳の入門ルート天狗岳

%e5%85%ab%e3%83%b6%e5%b2%b3%e3%80%80%e5%a4%a9%e7%8b%97%e5%b2%b3出典:ウィキメディア・コモンズ
天狗岳は、八ヶ岳の入門ルートです。渋の湯から入山し、黒百合ヒュッテに宿泊し、唐沢鉱泉に下山する1泊2日のコースをご紹介します。天狗岳からは360度の大展望が広がり、とても気持ちのよいコースです。入山口にも下山口にも秘湯があり、登山前、登山後に温泉にのんびりつかるのもおすすめです。(※天狗岳から唐沢鉱泉へ下る道は人も少なく一部悪路もあるので、心配ならば往路下山するのもよいでしょう。)

【天狗岳コース概要】
●コースタイム 2日間合計:約6時間10分(休憩含まず)

●コースタイム詳細
1日目=渋の湯スタート(0.55)→八方台分岐(0.35)→唐沢鉱泉分岐(1.00)→黒百合ヒュッテ 1日目=2時間30分
2日目=黒百合ヒュッテ(0.05)→中山峠(1.20)→東天狗岳(0.20)→西天狗岳(0.30)→第二展望台(0.15)→第一展望台(0.30)→枯尾ノ峰分岐(0.40)→唐沢鉱泉 2日目=3時間40分
●地図=八ヶ岳・天狗岳/ヤマケイオンライン
    山と高原地図32八ヶ岳
登山適期=7月中旬から10月中旬※毎年残雪状況が違います。残雪状況と天候を十分確認した上で登山を行ってく下さい。
天狗岳の状況についてはこちらで確認


入山口詳細は次のページへ!

【お役立ち情報サイト】
八ヶ岳登山の服装参考はこちら
入山口=渋の湯 渋の湯へのアクセス情報はこちら(※渋の湯の温泉を満喫したい場合は前泊してもいいでしょう。有料の駐車場あり。受付は渋御殿湯で。)

八ヶ岳登山付近の温泉の中出典:奥蓼科温泉郷 天下の霊湯 渋御殿湯
(渋の湯の内湯)


下山口=唐沢鉱泉 唐沢鉱泉へのアクセス情報はこちら(日帰り入浴もできますので、下山後の疲れを癒すことができます。無料の駐車場もあり。)
八ヶ岳登山付近の唐沢鉱泉出典:唐沢鉱泉
八ヶ岳登山付近の唐沢鉱泉の中出典:唐沢鉱泉
(日帰り入浴も可能な唐沢鉱泉)


宿泊地=黒百合ヒュッテ
いろんなイベントも開催している通年営業の黒百合ヒュッテ


【コース詳細
●入山は渋の湯から
渋の湯の入山口で、登山届に必要事項を記入し、渋川を渡って登山開始です。高見石と黒百合平の分岐がありますが、今回は、黒百合平方面を目指します。樹林の中を歩いていくと再び、高見石方面の分岐にさしかかります。こちらも天狗岳・黒百合平方面へ向かいます。

●八方台分岐~唐沢鉱泉分岐
八ヶ岳登山中にある分岐点 出典:長野県山岳ガイド・ホーム
(唐沢鉱泉方面との分岐点)
渋の湯から歩き始めて1時間ほど経つと、八方台の分岐に到着します。広くなっているので休憩スポットとしておすすめです。さらに進むと、黒百合平と唐沢鉱泉への分岐になります。指導標に従い黒百合平方面へ登りましょう。苔むした岩がごろごろしている登山路を歩いていきます。

●黒百合ヒュッテ(200名収納、テント場は50張可能)
唐沢鉱泉の分岐を過ぎると次第に視界も開けてきて、黒百合ヒュッテに到着します。1日目はここで宿泊します。
●中山峠から東天狗岳
黒百合ヒュッテから平坦な道を5分ほど歩くと、中山峠の分岐にさしかかり、東天狗岳方面に進んで歩いていきます。しばらくすると黒百合ヒュッテから天狗ノ奥庭を経由して東天狗岳へ向かう登山路とぶつかります。この先はガレ場もあり、斜面も急になり苦しくなっていきますが、やがて東天狗岳の山頂に到着します。山頂からは、蓼科山や赤岳、硫黄岳、茅野市街などの大パノラマを望むことができます。

東天狗岳から西天狗岳、そして下山へ!



●東天狗岳~西天狗岳
八ヶ岳登山中に東天狗岳から見る西天狗岳出典:八ヶ岳・天狗岳レポート/好日山荘
(東天狗岳山頂から西天狗岳をのぞむ)
東天狗岳の山頂は狭く、登山者でも賑わっているため、山頂が広めの西天狗岳で休憩するのがおすすめです。東天狗岳から一度下って上り返すと西天狗岳です。

●西天狗岳~第二展望台
西天狗岳からは、ごろごろとした岩石帯を下って行きます。滑らないように注意しましょう。しばらくすると樹林帯に入っていきますが、第二展望台は開けています。

●第二展望台~第一展望台
八ヶ岳登山で通る第一展望台出典:天狗岳/長野県山岳ガイドホーム
第二展望台からゆるやかに15分ほど下っていくと、第一展望台につきます。ここからは、尖った山頂が特徴の赤岳を見ることができます。

●第一展望台~唐沢鉱泉
八ヶ岳登山中にある枯尾の峰分岐 出典:天狗岳/長野県山岳ガイドホーム
第一展望台からは、急な尾根を30分ほど下って行き、枯尾の峰分岐に着きます。そのまままっすぐ行くと枯尾の峰に行ってしまうので、指導標に従い右側の唐沢鉱泉に下りましょう。唐沢鉱泉までは、急な下りとなるので転倒などに注意しましょう。

魅力ある八ヶ岳へ始めの一歩

天狗岳出典:flickr by keiichiro shikano
八ヶ岳は、難易度の低いコースから高いコースまでバリエーションが多く、自分のレベルに合った登山が楽しめます。展望もよく、山小屋も点在しているので快適な山旅が味わえますよ。登山前のしっかりとした準備と心構えを忘れずに、安心・安全な登山を楽しんでくださいね。

Mt.Tengu is good for beginner!
入門向けの天狗岳

 

【登山時の注意点】
・5月は残雪が、11月以降は降雪となるので、ご注意ください。朝・夕は冷え込むのでダウンなど防寒具も必携です。
・しっかりとした登山装備で入山して下さい。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、帽子、ザック、ヘッドランプ、速乾性の衣類、食料、水など)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスは必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!

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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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