一度は泊まりたい!憧れの山小屋「黒百合ヒュッテ」の魅力6つを紹介

2020/11/16 更新

北八ヶ岳の人気山小屋「黒百合ヒュッテ」。通年営業ということもあり、天狗岳登山の拠点としてもアクセスしやすく、特に女性はそのサービスや佇まいから「憧れの山小屋」に挙げる人も多いです。この記事では黒百合ヒュッテの宿泊&アクセス情報とともに、食事やカフェのメニュー、年末年始の年越しイベント情報など、6つの魅力を紹介します!


アイキャッチ画像提供:ヤマレコ/john_m

女性にも大人気!北八ヶ岳の「黒百合ヒュッテ」

黒百合ヒュッテの外観 標高2400mにある北八ヶ岳・黒百合平に建つ山小屋「黒百合ヒュッテ」。通年営業ということもあり、夏だけでなく雪山シーズンにも天狗岳を目指す登山者で賑わっています。
その人気の秘密を「6つの魅力」として紹介していきます!

「北八ヶ岳の山」にアクセスしやすい!

黒百合ヒュッテの場所
地図出典:YAMAP(作成:編集部)
渋の湯からは2時間30分、唐沢鉱泉からは2時間と、いずれの登山口からもそれほど遠くない場所にある黒百合ヒュッテ。北八ヶ岳の天狗岳に登る際の拠点にしやすいというのがポイントです。

渋の湯までは茅野駅から市営バスが出ているので、山道での車の運転が苦手という人にとってもアクセスしやすいですよ。
コースタイムが5時間弱と少しかかりますが、稲子湯からであればにゅうを経由することもできます。

年末年始も開催。標高2400mでの「音楽会」

提供:黒百合ヒュッテ(過去のジャズコンサートの様子)
黒百合ヒュッテでは、山小屋ができた当時からコンサート(音楽会)が行われており、それを楽しみに訪れる常連客も多いです。演目もジャズやクラシック、フォークロアと多彩。

特に年末年始のイベントは山での年越しをというひとが集まります。標高約2,400mで演奏される音楽の調べは登山の疲れを癒やしてくれるだけでなく、滞在時間を特別な思い出に変えてくれるはず。コンサートは人気なので、開催日の宿泊は早めに予約するのがおすすめです。

夏はもちろん、「冬でもテント泊」ができる

黒百合ヒュッテの冬 山小屋と隣接する広場がテント場になります。夏はもちろん冬も幕営できるので、雪山登山者にも人気です。
設営数は50張ですが、ハイシーズンには混雑することもあります。黒百合ヒュッテで設営料金の1,000円を支払って番号表をもらったら、指定範囲内の好きな場所にテントを設営。テント場利用者は小屋のトイレや、ポリタンクの水を無料で利用できます。小屋の裏に川から直接汲む水場がありますが、天候などの関係で涸れていることもあります。
黒百合ヒュッテの水場

テント泊者にやさしいサービスも!

テント場はなだらかな傾斜地になっており、地面は砂地でそれほどゴツゴツしていませんが、雨の日は地面がぬかるむこともあります。そんなときは、テントの下に敷く板やすのこを借りることもできます。また希望者にはペグの貸し出しサービスもあります。2020年夏にはテントでもくつろげるように、有料ですがアウトドアチェアの貸し出しも開始。このような「テント泊にもやさしい」対応が人気の秘密かもしれません。
黒百合ヒュッテのテント場とテント

「山小屋でのんびり」できる、薪ストーブと温かい食事

黒百合ヒュッテ
撮影:YAMA HACK編集部
タイトなコースタイムでなくとも日帰りでも登れる天狗岳の拠点、黒百合ヒュッテ。それでも宿泊者が多いのは、居心地のよさとおいしい食事があるからです。 談話室には薪ストーブがあり、朝晩の寒さにも関わらず心地よく過ごせます。本を読んでのんびりするといった、贅沢な時間の使い方もできますよ。

黒百合ヒュッテの夕食と朝食

黒百合ヒュッテのハンバーグ
提供:黒百合ヒュッテ
宿泊者の夕飯メニューがハンバーグが定番です。しっかりとしたボリュームあり、野菜もふんだんで栄養バランスも考えられています。ごはんとお味噌汁はおかわり自由!

黒百合ヒュッテの朝食
提供:黒百合ヒュッテ
朝食は5時半から、ごはんと味噌汁に漬け物や惣菜、生卵がつきます。胃腸に優しく1日のスタートにちょうどいいカロリーが摂れます。

名物メニューが目白押しの「カフェ」

黒百合ヒュッテのカフェの看板 黒百合ヒュッテ内には「カフェ・チョコレートリリー」というカフェがあり、日帰り登山者にも人気です。その理由は街のカフェのように豊富なメニュー。コーヒーは注文が入ってから豆を挽くこだわりよう。手作りの料理を最高のロケーションの中で楽しむことができるからです。
黒百合ヒュッテのカフェメニュー

カフェで人気の2大メニューはこれ!

黒百合ヒュッテの名物ビーフシチュー 看板メニューは、手作りの熱々ビーフシチュー!大きな肉がゴロゴロ入ったリッチな一品です。単品だと1,300円、サラダとパンまたはごはんがついたセットで1,600円です。

黒百合ヒュッテの名物コケモモケーキ そしてコケモモのカップケーキも大人気。作りたてのカップケーキ(600円、ドリンクセット1,100円)は、外は香ばしく中はふんわり、爽やかな甘さのコケモモのソースをかけていただきます。

季節の限定色もある!お土産にしたくなる「手ぬぐい」

黒百合ヒュッテオリジナルの手ぬぐい
撮影:おくたまこ
お土産に買って帰りたいのがオリジナルの手ぬぐい(1,200円)です。八ヶ岳周辺の動植物がポップなタッチで描かれているだけでも、ついかわいくてほしくなるこの手ぬぐい。実は定番色に加えて、季節限定カラーが販売されているのは知っていますか?毎シーズン100枚のみの入荷なので出会えたらラッキーかも?!

手ぬぐいのほかもに、作家手作りの「クロップ(木製カップ)」やオリジナルデザインのナルゲンボトルなど、ついつい財布の紐が緩んでしまいますよ!
売店の雰囲気
撮影:YAMA HACK編集部(ドライフラワーとランプで飾られた売店)

黒百合ヒュッテの基本情報とアクセス

冬の黒百合ヒュッテ
出典:PIXTA
黒百合ヒュッテは人気の小屋なので、宿泊の際は事前に予約をするのがおすすめです。
電話:090-2533-0620(小屋直通)
営業期間:通年
カフェ営業時間:9:00〜15:00(団体は事前要予約)
料金:1泊2食8,800円、素泊まり5,500円(冬季は+700円)  ※個室もあり(ネット予約もしくは0266-72-3613にて受付)、幕営料1,000円
黒百合ヒュッテ|公式サイト

黒百合ヒュッテへのアクセス

黒百合ヒュッテへ行くための主な登山口は3か所あります。それぞれへのアクセスを紹介します。

【渋の湯へのアクセス】
渋の湯に有料駐車場がありますが、特に冬季は混雑のため満車となる場合があります。また凍結によるスリップなどもあるので、公共交通の利用や御射鹿池駐車場からのバス利用をおすすめします。

■クルマの場合
・中央道「諏訪南」「諏訪」IC→渋の湯駐車場
・中央道「諏訪南」「諏訪」IC→市営御射鹿池無料駐車場に駐車。「明治温泉入口」よりバス乗車(320円)→「渋の湯」バス停下車


■渋の湯御殿湯駐車場
台数:約20台
料金:1,000円(1日)
トイレ:あり
※必ず受付後に駐車してください。
※冬季は雪かきのため朝6時以降の利用に協力してください。
※混雑防止のため、複数名の場合は1台に乗合せて駐車してください。

■市営御射鹿池無料駐車場
台数:約30台
料金:無料
トイレ:あり
※登山口へは「明治温泉入口」よりバス乗車。
■公共交通の場合
JR中央線「茅野」駅よりアルピコ交通バス乗車→「渋の湯」バス停下車

アルピコ交通|奥蓼科渋の湯線

【唐沢鉱泉へのアクセス】
唐沢鉱泉の駐車場は宿泊者限定になります。登山者は登山口駐車場を利用します。公共交通の場合、バス路線はないのでタクシー利用となります。

■クルマの場合
中央道「諏訪南」「諏訪」IC→天狗岳登山口駐車場


■天狗岳登山口駐車場
台数:約20台
トイレ:あり
料金:無料
■公共交通の場合
JR中央線「茅野」駅よりタクシー→唐沢鉱泉登山口

【稲子湯へのアクセス】
他の2つの登山口に比べるとコースタイムが約5時間と長いので注意を。公共交通の場合、11月〜4月はバスが運休となります。

■クルマの場合
・中央道「長坂」IC→国道141号→松原湖→稲子湯
・中部横断自動車道「作久南」IC→松原湖→稲子湯


■稲子湯駐車場
料金:300円(1日)
トイレ:あり
※近隣にみどり池駐車場(無料。約10台駐車可)もあり
■公共交通の場合
JR「小海」駅より小海町営バス乗車→「稲子湯」バス停下車

小海町|町営路線バス

黒百合ヒュッテで北八ヶ岳の魅力を感じる

黒百合ヒュッテのある山 八ヶ岳は南と北で違う魅力があります。主峰赤岳を擁し荒々しいイメージの南八ヶ岳に対して、日本有数美しさと讃えられる原生林と湖沼が広がる女性的なイメージの北八ヶ岳。黒百合ヒュッテはこの北八ヶ岳の散策に適した立地にあります。ここを拠点にして美味しい料理とスイーツ、そして美しい森を満喫してみてはいかがでしょうか。


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kei noda
kei noda

広告ライター/ハイキングとロードバイクそして居酒屋が好きなミドルエイジです。

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