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大自然を滑る「バックカントリー」の魅力とは?ガイドに聞いてみた!(3ページ目)

白馬は雪質も良い人気エリアですが、全国各地でできるものですか?

はい、日本はとてもバックカントリーに恵まれている国です。北海道から鳥取県あたりまで有名なバックカントリーエリアが点在しています。例えば関東方面から近い神楽エリアはバックカントリー初級者に適している斜面が沢山あります。斜度は比較的緩やかでハイクアップの時に急な斜面も少ないです。滑り終わりの際も、スムーズにゲレンデに帰ってこれる斜面が多くバックカントリーデビューには適しているフィールドと言えるでしょう。

立山のバックカントリー

出典:PIXTA(写真は立山)

その他、有名なエリアなどは?

立山エリアは11月からバックカントリーが楽しめます。ここはほとんどの人がアルペンルートを利用して訪れますが、アルペンルートは11月末から4月中旬は閉鎖されますので秋と春に楽しめるバックカントリーエリアです。標高が高く豪雪地帯でもあるため、6月でも滑る事ができますよ。それぞれのエリアの特色もあるので、バックカントリーに慣れてきたら色々なエリアで遊んでみるのもおすすめです!

知るほどやってみたい、バックカントリー!

スキーやボードを背負って登る人々

提供:番亭

以上、バックカントリーの概要から魅力について、竹尾ガイドに教えて頂きました。知れば知るほど、興味が湧いてきましたね!しかし、いきなりえいっ!と始められるものではありません。次回は、誰しも気がかりな「バックカントリーのリスク」について、詳細を竹尾ガイドに聞いていきます。お楽しみに!

教えてくれたのはこの人!

竹尾ガイド提供:takahiro nakanishi

白馬村バックカントリーガイドクラブ「番亭~Bamboo tail~」
代表 チーフガイド 竹尾 雄宇氏

【プロフィール】
日本山岳ガイド協会認定 スキー・スノーボードガイド・ステージⅡ
日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド・ステージⅡ
信州登山案内人
JAN アバランチ レベル1
WFA ウィルダネスファーストエイド
日本赤十字社救急法救急員
白馬マイスター
元JSBAプロスノーボーダー

番亭 ~bamboo tail~

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