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大自然を滑る「バックカントリー」の魅力とは?ガイドに聞いてみた!(2ページ目)

なぜハマる?ずばりバックカントリーの魅力を聞いてみた

バックカントリーでシュプールを描く人

提供:番亭

近年、バックカントリー愛好家が増えているように思います。それを実感するのは、皮肉にも事故のニュースだったりもするのですが…。リスクについては改めてじっくり触れるとして、ここではそれほどまでスキーヤーやボーダーを魅了する、バックカントリーの魅力について伺います。

ゲレンデで滑るのとどう違うの?

ゲレンデは圧雪車などで整備されて滑りやすいですが、バックカントリーは自然の中を滑走します。綺麗に降り積もったパウダーの時が多いですが、ガリガリの氷だったり、急に雪質が変化する事もあります。またバックカントリーで滑走すると標高差があるため、標高の違いでの雪質の変化もあります。

ずばり!バックカントリーの魅力とは?

大自然の中での滑走は非日常的で興奮します。なんといってもパウダー滑走での浮遊感はまるで空を飛んでるような独特な感覚、体験した人しか味わえない気持ち良さです!またバックカントリーでの貴重な一本、その瞬間に与えられた自然環境の中で創造力を最大限働かせてイメージ通りのラインで滑れた時は最高です。

大自然の中を滑る人

提供:番亭

なんとも爽快な写真!気持ちよさそうですね…。「空を飛んでいるような」とはとっても気になります。なるほど…ゲレンデでは体感できない魅力があるんですね。

バックカントリーってどこでできるの?

バックカントリーの準備をする人

提供:番亭

竹尾ガイドの主な活動エリアは長野県白馬ですが、主なバックカントリーのフィールドはいったいどこなんでしょうか?

バックカントリーってどこでできるんですか?

基本的に雪がある山ならどこでもできますが、地図を見て崖や滝があるような所は避けるべきです。また、自分が滑れないような急斜面、逆に斜度が無さすぎてもバックカントリーには適しません。これらを回避すれば大体バックカントリーは楽しめます。私が活動している白馬エリアは世界的にも注目されている人気の山岳エリアです。3000m級の山が連なり、毎日のように山に入っている私達ガイドでも全てのラインを滑りつくす事はできないです。とても急峻な斜面からバックカントリー初級者でも楽しめる緩斜面、オープンバーンからツリーランまでなんでも楽しめます。

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