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二子山

二子山|スリル満点、二つ頭の岩山をよじ登る!登山コースと周辺情報

二子山は秩父にある岩山で、ロッククライミングの人気スポット。登山道も岩場を登るスリリングな道で、登り応えのある登山ができることから多くの登山客が訪れます。そんな二子山の登山コースと、西武秩父駅周辺のグルメ・温泉スポットをまとめました。

目次

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山小屋営業ならびに交通状況などに変更が生じている可能性があります。
山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。
アイキャッチ画像出典:PIXTA

難関岩場ルートを登る!二子山

二子山の画像

出典:PIXTA
標高山頂所在地山域最高気温(6月‐8月)最低気温(6月‐8月)
約1165m埼玉県秩父郡小鹿野町秩父・両神22.8℃13.5℃

埼玉県秩父郡小鹿野町にある標高1165mの西岳(1,165.8m)と東岳(1,122m)から成る双耳峰で、ロッククライミングの登攀の対象とされている山です。

岩を登る登山!

二子山はロッククライミングをするクライマーにも人気の山でもありますが、登山道も岩を登るクライミングのような登山をすることができ、特に東西のピークを分ける股峠から上は、登山道も岩を攀じ登る様なクライミング要素の強いルートで登りごたえ抜群です。

二子山の天気

岩を登る道のため、雨の日や雨の次の日などは危険度が増します。事前に現地の天気を調べてから行きましょう。

てんきとくらすで二子山の天気を調べる

二子山登山コース(通常ルート・上級者ルート)

二子山の画像

出典:PIXTA

二子山登山は通常ルートと上級者ルートがあり、難易度別に紹介します。自分の実力や目的にあったルート選びをして楽しく二子山登山を楽しみましょう。

①二子山東岳~西岳 通常ルート

合計距離: 5.68 km
最高点の標高: 1104 m
最低点の標高: 581 m
累積標高(上り): 1118 m
累積標高(下り): -1118 m
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コースタイム:4時間35分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★☆☆
・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

坂本→(20分)→二子山登山口→(50分)→股峠→(35分)→東岳

登山口からは沢沿いに登っていき、東岳と西岳の中間地点となる股峠を目指します。単調な登りですが、やや急登となっています。股峠から東岳へは鎖場や足場の不安定な岩場を進むことになりますので、安全に自分のペースで登りましょう。
二子山東岳山頂から見た西岳

提供:ヤマレコ/yamadanuki(東岳山頂から見た西岳)

東岳→(35分)→股峠→(40分)→西岳

東岳の眺望を楽しんだ後は股峠へと戻り、西岳を目指します。西岳へのルートは一般ルートと上級者ルートがありますが、こちらのコースでは一般ルートを選択して進みます。一般ルートといえど鎖場や急な岩場があり登り応えがあります。
西岳山頂から見た稜線ルート

提供:ヤマレコ/yamadanuki(西岳山頂から見た、帰路に使う稜線)

西岳→(60分)→魚尾道峠→(45分)→639m地点→(10分)→二子山登山口→(20分)→坂本

西岳でも東岳同様、素晴らしい眺望を望むことができ、切り立った岩場がとても迫力があります。西岳を通過した後は、高度感のある切り立った岩場の稜線を進みます。下山にも鎖場があるので注意して降りましょう。岩場が終われば普通の登山道から国道299号線へ出て二子山登山口からは来た道を戻るルートとなります。

②二子山東岳~西岳 上級者ルート

二子山上級ルートの岩場

提供:ヤマレコ/umemawari(垂直に近い岩場を登ります。鎖がないので岩場に慣れた人が挑戦することをおすすめします)

東岳までは①のルートと同様です。

股峠からは上級者ルートにて西岳を目指します。上級者コースの看板とテープがあるのでそれに沿って進みます。ほぼ垂直の岩場を鎖なしで登るコースなので、岩場に慣れている方であっても無理をせず注意して登ってください。稜線上に出た後も岩の多い細い尾根道を進み、山頂へ。

西岳山頂からは①のルートと同様のルートで下山します。

滑落事故に注意

二子山はその岩場から、埼玉県の山の中でも滑落事故が多い山です。単独登山を避け、体力や技術に合わせた登山計画立てましょう。

埼玉県警 山岳遭難発生状況 詳細はこちら

ヤマレコも参考に!

ヤマレコには二子山の山行記録がたくさんあります。山行記録も参考にして、登山計画を立てましょう。

ヤマレコ 二子山


フリークライミング日本100岩場 2 関東

著者:北山 真
出版社:山と溪谷社
出版日:2000/09

登山口へのアクセス・駐車場情報

二子山の登山道への各登山口をと駐車場情報を紹介します。

車でのアクセス・駐車場情報

【二子山坂本登山口駐車場までのアクセス】

関越道 花園IC-国道140号線-皆野寄居有料道路-県道37号線-県道71号線-県道299号線-坂本登山口駐車場(花園ICより約1時間)

【二子山坂本登山口駐車場情報】

駐車可能台数:約3台(路肩)

料金:無料

トイレ:あり

【二子山倉尾登山口駐車場までのアクセス】

関越道 花園IC-国道140号線-皆野寄居有料道路-県道37号線-県道71号線-県道282号線-倉尾登山口駐車場(花園ICより約2時間)

【二子山倉尾登山口駐車場情報】

駐車可能台数:約12台(路肩)

料金:無料

トイレ:なし

【二子山魚尾道登山口駐車場までのアクセス】

関越道 花園IC-国道140号線-皆野寄居有料道路-県道37号線-国道299号線-魚尾道登山口駐車場(花園ICより約1時間)

【二子山魚尾道登山口駐車場情報】

駐車可能台数:約2台(路肩)

料金:無料

トイレ:なし

電車・バスでのアクセス

【坂本バス停までのアクセス】

西武秩父線 西武秩父駅-西部観光バス「志賀坂線」乗車-坂本バス停にて下車(西武秩父駅より約35分)

志賀坂線 時刻表はこちら

秩父に来たら食べたい!わらじかつ丼

秩父名物わらじかつ丼

出典:PIXTA

せっかく秩父まできたら、人気の観光地でもある秩父の美味しいグルメも一緒に堪能しちゃいましょう。ここでは秩父で人気のわらじかつ丼のお店を紹介します。

安田屋日野田店

こちらのお店はわらじかつ丼専門店ですので、メニューもわらじかつ丼のみとこだわりを感じます。しっかりとした味付けなのでご飯が進み、ボリュームもあるのでお腹をいっぱいに満たしてくれます。西武秩父駅や人気観光地である芝桜からもほど近くにあり、アクセスのしやすいお店となっています。

住所:埼玉県秩父市日野田町1丁目6-9

電話番号:0494-24-3188

営業時間:11:30~17:00 (L.O.16:30)

定休日:水曜日

東大門

こちらのお店の特徴は何と言っても迫力抜群のわらじかつです。お腹が空いててがっつり食べたい方はこちらのお店がおすすめです。精肉店直営のお店なのでお肉にもこだわりを感じます。

住所:埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野2806

電話番号:0494-75-0424

営業時間:9:00~21:30(食事は11:00~)

定休日:木曜日

そば処大むら

秩父神社から徒歩1分とアクセスも良く、おそばとわらじかつ丼が一緒になったセットがおすすめです。わらじかつ丼以外の秩父グルメである、味噌ポテトもありますので、お腹に余裕のある方はぜひ一緒に堪能しちゃいましょう。

住所: 埼玉県秩父市宮側町17-3

電話番号:0494-22-4147

営業時間:11:30~14:30、17:00~20:00

定休日:水曜日

二子山登山の後に!温泉情報

温泉の画像

出典:PIXTA

二子山でアクティブな登山を堪能した後は、秩父の温泉に浸かってゆっくりと体の疲れを癒しちゃいましょう。

西武秩父駅前温泉 祭の湯

こちらの温泉は露天風呂をはじめ、高濃度人工炭酸泉やシルク湯、岩盤浴等を楽しむことができる、西武秩父駅併設の温泉施設です。温泉はもちろん、地元のお土産屋、お酒、フードコートで食事も楽しむことができます。

住所:埼玉県秩父市野坂町1-16-15

電話番号:0494-22-7111

営業時間:10:00~23:00 (最終受付 22:30)※曜日によって変更あり

定休日:なし

料金:大人980円

赤谷温泉 小鹿荘

男女別大浴場と露天風呂があり、囲炉裏が人気の雰囲気の素敵な温泉宿です。宿泊する方は貸切露天風呂を予約制で利用できます。ゆっくりと自分だけの空間で温泉を楽しむことができちゃいます。

住所:埼玉県秩父郡小鹿野町三山243

電話番号:0494-75-0210

営業時間:午前11時~午後3時

定休日:不定休

料金:大人600円

道の駅 両神温泉薬師の湯

町営日帰り温泉はもちろん、農林産物直売所やそば打ち体験施設を併設する複合的な休憩場所となっています。温泉も広々でゆったりと疲れを癒すことができます。

住所:秩父郡小鹿野町両神薄2380

電話番号:0494-79-1533

営業時間:午前10:00~午後8:00(入場は午後7:30まで)

定休日:火曜日

料金:大人600円

アクティブな登山を楽しめる二子山

二子山

出典:PIXTA

二子山は岩肌がとても多く、特に山頂付近は岩肌をよじ登るクライミングのような登山を体験することができ、通常の登山に比べてよりアクティブな道となっています。その分頂上からの眺望や、岩肌の稜線は美しく、登りながらも山の絶景を楽しむことができます。