登山での困った経験、ありますか?
登山者向け気象情報アプリ「tenki.jp登山天気」を提供している、一般財団法人日本気象協会が「山の天気と登山に関する調査2017」を発表しました。その中で、今回は「これまでの登山で困った経験」をランキング形式で発表します。あなたも同じような経験をしたことがあるかも!?さらに、各項目においてYAMA HACKの関連記事を紹介します。悩み解決の参考にしてみてくださいね!
登山中に困ったことランキングTOP10!
ここではランキング形式に、「登山での困った経験」を発表していきます!
第10位「思っていたより日焼けした」…3.7%
一般的には、標高が1000m高くなると紫外線は約10%強くなるとされています。ただし、大気が非常に澄んでいる場合などには、さらに紫外線が強くなることがあります。例えば、ドイツでは1000m当たり50%以上も増加したとの観測結果があります。出典:気象庁
標高が高い山になればなるほど、地上より紫外線は強くなります。登山を始めたばかりだと、意外とこの事実を知らない人も多いかもしれません。さらにアスファルトで10%ほど反射する紫外線も、新雪では反射率80%。雪のシーズンになるとサングラス焼けをしている人を見かけるのはこのためですね。入山前には、サングラスや日焼け止めなどしっかりと準備をしていきましょう。
第9位「食事をとるタイミングを逃した」…3.7%
10位と同率ですが、「登山愛好家」と「数回経験者」に分けた時に愛好家の方で当てはまる人が多かったので9位にランクイン。「確実に頂上で食べる!」など最初に決めていても、ペースや同行者の状況、天気など様々な要件によってタイミングを逃してしまうこともあるようです。ゆっくり腰を落ち着けてお湯を沸かせないことも考え、片手で食べられる携行食でカバーするなどの準備を忘れないようにしましょう。
第8位「ケガをした」…4.0%
不慮の出来事とはいえ、程度にもよりますがケガは下山できるかどうかにも関わる一大事。事前の対処はもちろん、ケガをしてしまった時のためのアイテムも忘れずに準備していきましょう。