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甲斐駒ヶ岳|南アルプス北端の名峰!おすすめ登山ルートとアクセスまとめ(2ページ目)

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各登山口へのアクセス

ここでは北沢峠コース・黒戸尾根コースそれぞれの登山口へのアクセスを紹介します。

北沢峠コース

戸台大橋〜北沢峠は車両規制が行われているため、仙流荘(戸台パーク)で南アルプス林道バスに乗車する必要があります。

クルマの場合

  • 中央自動車道「諏訪」IC ー 国道20号 ー 国道152号 ー 国道152号/県道16号 ー 国道152号 ー 仙流荘駐車場 ー 南アルプス林道バスにて「北沢峠」下車
  • 中央自動車道/西宮線「駒ヶ根」IC ー 県道75号 ー 国道153号 ー 市道4-32号線 ー 県道49号 ー 国道152号 ー 仙流荘駐車場 ー 南アルプス林道バスにて「北沢峠」下車

仙流荘駐車場

  • 台数:約100台(川辺に降りた側にも駐車場あり)
  • トイレ:あり
  • 料金:5日以内 1,000円(5日を超えるとき 5日までごとに1,000円)

公共交通機関の場合

  • JR中央本線「茅野」駅下車、JRバス関東「南アルプスジオライナー」乗車 ー 「仙流荘」下車、南アルプス林道バス乗車 ー 北沢峠
  • JR飯田線「伊那市」駅下車、JRバス関東伊那バスターミナル「高遠線」乗車 ー 「高遠駅」下車、「長谷循環バス」乗車 ー 「仙流荘」下車、南アルプス林道バス乗車 ー 北沢峠
    ※長谷循環バスは平日のみの運行

高速バスの場合

  • 伊那高速バス:新宿、立川など各所発の高速バスで「伊那バスターミナル」下車

黒戸尾根コース

クルマの場合

  • 中央自動車道「須玉」IC ー 国道141号 ー 県道611号 ー 県道612号 ー 国道20号 ー 県道614号 ー 尾白川渓谷 駐車場
  • 中央自動車道「小淵沢」IC ー 県道11号 ー 尾白川渓谷 駐車場

尾白川渓谷 駐車場

  • 台数:約100台
  • トイレ:あり
  • 料金:無料

公共交通機関の場合

  • JR「小淵沢」駅下車 ー タクシー ー 竹宇駒ヶ岳神社登山口
  • JR「韮崎」駅下車、北杜市民バス「韮崎・下教来石線」乗車 ー 「道の駅はくしゅう」下車 ー 竹宇駒ヶ岳神社登山口

2022年からは、小淵沢駅〜尾白川渓谷駐車場を結ぶ予約制の乗合タクシー「MOUNTAIN TAXI」も運行しています。

高速バスの場合

  • 毎日あるぺん号:都内から甲斐駒・黒戸尾根登山口への直通バス
  • アルピコ交通:新宿発の高速バスで「中央道小淵沢」下車後、タクシーで登山口まで移動

山小屋情報

各コースの山小屋について紹介します。自分の山行予定に合わせて立ち寄ってください。

北沢峠/長衛小屋

 長衛小屋
提供:ヤマレコ/techtech55

バス停から林道を10分ほど進んだところに、2012年に建て替えられて新しくなった長衛小屋があります。黒カレーが特に好評。シャワールームや乾燥室も完備。小屋の前には北沢峠唯一のテントサイトも広がっています。

  • 電話:090-2227-0360(受付時間:7:00〜19:00)、営業期間外/090-8485-2967(受付時間:9:00〜17:00)
  • 営業期間:長期/6月中旬~11月上旬、短期/7月中旬~9月末日
  • 料金:素泊まり 6,800円、1泊2食付 10,100円、テント泊 1,000円

北沢峠/こもれび山荘

撮影:青柳喬(2018年のこもれび山荘)

北沢峠バス停目の前すぐにある山小屋。焼きたてのパンが自慢の他、喫茶コーナーが充実していてケーキやスープカレーなどが食べられます。

  • 電話:080-8760-4367、営業期間外/0265-94-6001
  • 営業期間:4月下旬~10月下旬
  • 料金:素泊まり(寝具付き)8,500円、1泊2食付(寝具付き) 12,000円 ※休前日は料金割増

北沢峠/仙水小屋

 仙水小屋
提供:ヤマレコ/totokum

北沢峠から50分ほどの登山道にある山小屋。朝食は4時~4時半と早くにとることができ、食後すぐに出発すれば仙水峠での日の出を楽しむことができます。

  • 電話:080-5076-5494、営業期間外/0551-28-8173
  • 営業期間:6月中旬~11月上旬
  • 料金:素泊まり 4,000円、1泊2食付 7,000円

黒戸尾根/七丈小屋

 七丈小屋
提供:ヤマレコ/ShuMae

黒戸尾根の7合目にある山小屋、「七丈小屋」。コース上唯一の山小屋となります。天候の模様など、最新情報は山小屋の公式サイトをチェックしましょう!

  • 電話:090-3226-2967(受付時間13:00~20:00)
  • 営業期間:通年(夏季営業/5月下旬~11月下旬、冬季営業11月下旬~5月下旬)
  • 料金:素泊まり 6,500円、1泊2食付 10,500円 (小屋泊は繁忙期・冬季料金割増)、テント泊 1,000円

上級者向け!仙丈ヶ岳や鳳凰三山へ

時間が許せば、甲斐駒ヶ岳だけでなく別の山にも足を延ばすコースもおすすめですよ。

南アルプスの女王・仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳
出典:PIXTA

日本百名山にも選ばれている仙丈ヶ岳は、全体的になだらかなコースで初心者でも登りやすい山です。標高は3,032mを誇り、初めての3,000m級の山への挑戦としてももってこい!駒ヶ岳と同じく北沢峠が起点で北の尾根を登れば甲斐駒ヶ岳、南に登れば仙丈ヶ岳です。そのため駒ヶ岳と合わせて登る人も多く、日程が許すならば1日目に仙丈ヶ岳、2日目に駒ヶ岳といったプランもGOOD!

鳳凰三山の縦走も可能!

鳳凰三山
出典:PIXTA

標高2,764mの「地蔵岳」、標高2,840mの「観音岳」、標高2,780mの「薬師岳」の3つの山を合わせて「鳳凰三山」と呼び、日本百名山にも名を連ねています。山梨県南アルプス市、韮崎市、北杜市に跨り、甲斐駒ヶ岳からは南東方向に位置しています。鳳凰三山は早川尾根を挟んで甲斐駒ヶ岳とつながっているため、鳳凰三山・早川尾根・甲斐駒ヶ岳といった長期縦走もプランとして考えることができます。

甲斐駒ヶ岳があなたを待っている!!

雲がかかった甲斐駒ヶ岳
出典:PIXTA

中級者から上級者まで楽しめる甲斐駒ヶ岳。甲斐駒ヶ岳だけを目指すも良し、周辺にも名峰が広がっているので縦走するのも良し。また、複数のルートがあるので、行きと帰りを違うルートで行程を組んで楽しむのも良いでしょう。未踏の人は是非一度はトライしてみましょう!プランニングの幅が広いので、計画を立てるときからワクワクするはずです!

※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。

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