登山にザイルって必要?種類から利用シーンまで基本解説

ザイルやロープは登山用語でよく耳にしますが、登山に必要なものか分からない・・・そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は登山用ロープについて必要なシーンや種類など基本的な部分を解説しています。ロープの選び方やロープワークの学習方法についてもまとめてありますのでチェックしてみてください!


アイキャッチ画像出典:flickr by Sebastian Werner

ザイルとは?

ドイツ語で「ザイル」、英語で「ロープ」、どちらも同じ登山用のロープを指し、「クライミングロープ」とも表現します。記事内でザイルとロープが混同している箇所がありますがご容赦ください。
ザイルは正しい知識がなければ扱うことができません。どのようなシーンに必要な道具なのか、ここではザイルについて基礎的な部分から解説していきます。

「通常のロープ」と「登山用ロープ」の違い

トラロープ
出典:楽天市場
登山用のロープは繊維や編み方が普通のロープ(上記画像のようなもの)と異なり、非常に丈夫なつくりになっているダイナミックロープといいます。単に「耐荷重性」に優れているだけでなく、墜落時の衝撃を緩和するために「伸縮性」があるのも大きな特徴です。

ザイルの有用性

スタカット
出典:PIXTA
ザイルの基本的な使用用途は「安全の確保」です。崖を登るクライミングシーンなど、万が一の墜落に備えてザイルを使用します。安全確保には高度な技術が必要になるので、訓練しなければザイルを取り扱うことは困難です。
一般登山道においても岩場が出てくることがありますが、鎖場や補助ロープなど、整備されている場合がほとんどですのでザイルを携帯する必要はありません

ザイルの種類と利用シーン

ロープ表示マーク
制作:YAMA HACK編集部
登山・クライミングに使用するダイナミックロープは、シングルロープハーフロープツインロープの3種類あり、フリークライミングの分野によって使い分けます。各ロープには上記図のような表示マークが必ずプリントされています。

▼クライミングロープの選び方について詳しく調べる


シングルロープ

直線的なルートの多いジムや岩場のクライミングは、より高難度のルートを目指して登る傾向が強く何度も墜落するシーンが数多くあるため、ロープ径が太く耐久性が高いシングルロープを使います。
特徴:ロープ径は8.9~11mm、1本で使用。
利用シーン:インドアのジムクライミングから岩場のルートクライミングまで幅広く使用される。

ハーフロープ(ダブルロープ)

アルパインクライミングのルートは、整備された中間支点が設置されているとは限りません。屈曲するルートのロープの抵抗や中間支点の衝撃を分散させるなど、リスクを抑えて登るのに適したロープ。日本では「ダブルロープ」というシステム名で呼ばれることが多いです。
特徴:ロープ径は8~mm、2本のロープを交互に振り分けて使用。
利用シーン:アルパインクライミングやアイスクライミングなど山岳シーンで使用される。

ザイルの使い方を勉強しよう!

懸垂下降
出典:PIXTA
クライミングの基礎技術は反復練習で身に着けるもの。より理解を深めるためには書籍を利用した自己学習が効果的です。基本的な概念を理解することが技術を身に着ける一歩目となります。
しかし、独学にはどうしても限界があるため、経験者から教えてもらうことが望ましいです。是非、講習会に参加してみてください。
ITEM
増補改訂新版 イラスト・クライミング
出版社: 東京新聞出版局

 ザイルを扱えるようになって登山の幅を広げよう!

ミックスクライミング
出典:PIXTA
ザイルを扱えるようになると、クライミングや雪山など、活動の幅が広がります。正しい知識を習得し、安全に登山を楽しんでください!

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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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