登山にザイルって必要?必要性から種類・使い方まで総まとめ

ザイルとは?使い方や登山での有用性をまとめました!ザイルは登山用語でよく耳にしますが、具体的にどういうものかご存知ですか?登山の経験は増えてきたけど、ザイルが必要なのかどうか悩んでいる方。このまとめをご自身の登山ライフに生かしてみてください!


アイキャッチ画像出典:flickr by Sebastian Werner

ザイルとは?

*昔はザイル(※ドイツ語)と呼ばれていましたが、現在はクラミングロープと呼ばれる事の方が多いです。ですので、記事内でザイルとロープが混同している箇所がありますがご容赦ください。

ザイルとは簡単に言うと登山用のロープの事です。ザイルは正しく使用すれば安全確保の心強い味方になってくれますが、あいまいな知識で使用すると恐ろしい結果にもなりえますので、購入後はしっかりと勉強することが大切です。

◆通常の「ロープ」と「ザイル」の違い
トラロープ
出典:楽天市場
繊維の編み方の違いにより、よれ、まき癖、擦れに強くなっており、同サイズとの比較ならばザイルは非常に丈夫で、普通のロープ(上の画像のようなもの)と比べると耐荷重が数倍にもなります。過荷重に対しても、普通のロープならば耐え切れなくなると突然切れてしまうことがありますが、ザイルはいきなり切れることが無く、ある程度伸びてから切れるクッション性があります。

◆ザイルの有用性
アンザイレンしている登山者。
一般登山道、低山においても鎖場や岩場が出てくることがあります。基礎的なザイルワークを身に付けておけばそういった場面でより安全に行動ができます。そして、ザイルがあれば万一のトラブル時に色々な可能性が広がります。

ザイルの使い方と選び方

昨今はライト&ファストの時代です。ザイルの径も、強度を保持したまま細いものが増えてきました。太さ、長さで重量も大幅に変わってきますので用途に合わせたザイルを用意しましょう。

補助ロープ

補助ロープは鎖や梯子がある岩場でのセルフビレイ(自己確保)をする場合や、アンザイレン(安全確保をするために2人以上をザイルで結び合う)の際などに用いられます。8.0mm径くらい、長さは10~20m程度のものが用いられます。
エーデルワイス ヒルウォーカーロープ(8mm×20m)
ITEM
エーデルワイス ヒルウォーカーロープ(8mm×20m)
縦走中の岩場や岩稜歩き、渓流歩き、簡単な雪上補助など、いざというときの用途は多様です。
コンパクトでかさばらないので、初心者を含むパーティーにひとつ用意したい補助ロープ。
早速、山行で補助ロープとして使ってみました。柔らかめで手になじんで使いやすいです。レスキュー訓練として引き上げにも使ってみましたが、申し分ありません。今後の山行には常備品として持参しようと思います。 出典:楽天

シングルロープ

シングルロープは現在のフリークライミングの主流で、1本でフォールを支えるため径が太くなり、通常10.0mm径前後、長さは50m~60m程度になります。
ベアール 10mm タイガー ユニコア ドライカバー 50m
ITEM
ベアール 10mm タイガー ユニコア ドライカバー 50m
外被と芯を接着するユニコア製法を新たに採用。ベアール独自のドライカバー加工により、防塵性、撥水性も備えています。

ダブルロープ

ダブルロープは2本を1セットとして使うことを前提としていて、主にアルパインクライミングで用いられます。万が一1本が切れても、残りの1本で支えられることや、長い懸垂下降にも使えるなどの利点があるためです。通常9.0mm径前後、長さは50m~60m程度になります。
マムート 8.5 ジェネシス ドライ 60m
ITEM
マムート 8.5 ジェネシス ドライ 60m
岩場の氷に覆われたアルパインクライミングルートなどでも際立った扱いやすさと、優れた安全性を持ったダブルロープです。汚れや水分からロープを保護するドライ加工により耐久性がさらにアップしています。

ザイルの使い方を勉強しよう!

最近はインターネットなどのおかげで情報も手に入りやすいので、独学でもザイルの使い方を学ぶことができます。ですが、ロープの結び方から始まり覚えることは多く、正直なところ独学で…というのは効率が良いとは言い難いです。そんな時は講習会などに参加してみましょう!

 ザイルの材質・加工について

一昔前までは麻製が主流でしたが、強度や劣化を考えるとナイロンが優れるため、現在はナイロン製が主流です。ただし、岩にこすれる場合にはこの限りではなく、墜落の衝撃でザイルが刃物状になった岩角にこすりつけられれば、切れてしまう場合があります。

また、水を吸い込まなくなる撥水加工ですが、新しいものほどツルツルしていて非常に滑ります!滑りやすいことに十分留意しましょう。

ザイルの保管方法、メンテナンス

泥や汚れはザイルの芯に入り込み、繊維を傷つけ寿命を縮めるのでロープバッグでザイルを保護しましょう。また、携行時・使用後にはザイルはきちんと巻く習慣をつけましょう。使用後には必ず、ザイルに異常がないかをチェックしましょう。

また、ザイルが汚れたらロープクリーナーなどを使用し、冷水で手洗いしましょう。洗い終わったら良くすすぎ、日蔭で完全に乾燥させればOKです!

ザイルを装備に加えよう!

今は持っていなくとも、今度の登山で持って行こうと迷っている方は、思い切ってザイルを購入してみましょう!使い方は色々と見つかるはずです!

Climb the mountain with Climbing rope

ザイルを持って山に登ろう!

紹介されたアイテム

エーデルワイス ヒルウォーカーロープ(8mm×20m)

エーデルワイス ヒルウォーカーロープ(8mm×20m)

¥6,048 税込

ベアール 10mm タイガー ユニコア ドライカバー 50m

ベアール 10mm タイガー ユニコア ドライカバー 50m

¥16,200 税込

マムート 8.5 ジェネシス ドライ 60m

マムート 8.5 ジェネシス ドライ 60m

¥20,520 税込

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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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