6月だけの特別企画 ココヘリ入会金無料キャンペーン 今すぐ申し込み
マクロレンズで写真を撮ろう

接写もポートレートもお任せ! マクロレンズの使い方とおすすめモデル【マウント別】

マクロレンズの仕組みや、選び方・使い方を分かりやすく解説。ニコン、キヤノン、ソニーといった人気メーカーから、さまざまなマウントに対応し安く手に入りやすいサードパーティー製品まで、おすすめのレンズをピックアップしました。マクロレンズで撮影した作例も紹介。接写が得意なマクロレンズ、実は風景やポートレート撮影でも雰囲気のある写真が撮れてとっても便利。1本持っていると表現できる世界が広がりますよ!

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

どんな写真が撮れる? マクロレンズとは

撮影:T.A

マクロレンズとは、被写体に近づいての撮影に特化し、「マクロ(macro)=大きい」の意味の通り、被写体にギリギリまでよって大きく写すことができるレンズのこと。

小さく緻密な被写体の撮影に

撮影:T.A

一般的な非マクロレンズは被写体に近づきすぎるとピントが合いませんが、マクロレンズは接写することができるので、料理や花などを大きく写したいときに向いています。

撮影:T.A

花びらについた雫など、幻想的な世界を収めることも可能。

ポートレートやスナップ撮影に

撮影:T.A(左:一般的なズームレンズで撮影、右:マクロレンズで撮影)

カメラのレンズは被写体に近づくほど背景がボケやすくなるという特性があります。マクロレンズは接写することができるため、人の肌や髪の質感を表現しながらしっかり背景をぼかすことができるので、ボケとピントのメリハリが効いた雰囲気のある写真を撮ることができます。

また、マクロレンズは絞り値がF2.8など明るくボケやすいものが多いのも特徴。絞りを開放しながら被写体によることで、一般的な単焦点レンズと同様に雰囲気のあるポートレートやスナップ写真を撮ることができます。

カメラ好き
マクロレンズの特徴として絞り値がF2.8のものが多いですが、マクロレンズ以外の単焦点レンズにはF1.4やF1.8など絞り値の低い明るいレンズも存在します。

よりボケを大きくしたい、明るいレンズが欲しい!という人は、より絞り値の低い単焦点レンズがおすすめです。

マクロレンズの選び方|3つのチェックポイント

①最短撮影距離(被写体にどこまで近づけるか)

撮影:T.A

最短撮影距離とは、ピントを合わせられる被写体とカメラセンサーの最短の距離のこと。数値が小さいほど被写体に近づいて撮影することができるので、より撮影の幅が広がると考えて良いでしょう。

カメラ好き
一概に「最短撮影距離が何センチなら、こんな写真が撮れる」とは言い切れません。後述する「焦点距離」によっても大きく変わるためです。

同じ画角ならより最短撮影距離が短いレンズを選んだ方がマクロレンズとしての機能性は高いといえますが、実際には開放絞り値など複数の要素を見て決めるのがおすすめです。

②最大撮影倍率(被写体をどのくらい大きく写せるか)

最大撮影倍率とは、最短撮影距離で被写体を撮ったときに、どのくらいの倍率で大きく写すことができるかを表した数値。カメラのイメージセンサーに投影される被写体の大きさと、実際の被写体の大きさの比率であり、倍率が高いほど大きく写すことができます。

 

最大撮影倍率(被写体をどのくらい大きく写せるか)

作成:YAMA HACK編集部

例えば、10cmの被写体を撮影する場合、最大撮影倍率が「等倍(1倍)」では10cmで、「1/2倍」では5cmで、「1/4倍」では2.5cmで投影されます。

マクロレンズは「等倍」が一般的。通常のレンズよりも高い倍率で接写撮影ができるのです。

カメラ好き
一般的に最大撮影倍率が等倍以上のものをマクロレンズ、0.5倍までのものをハーフマクロレンズと呼びます。

等倍以上で写すことができるということは、昆虫や植物の葉脈ひとつひとつなど繊細なものまで撮れるというメリットがあります。

③焦点距離

焦点距離とは、ピントを合わせたときのレンズからカメラセンサーまでの距離のこと。一般的なマクロレンズは、焦点距離が変化しない「単焦点レンズ」のうちのひとつです。

また、レンズの明るさとボケ感に大きく影響する「絞り(F値)」の数字が小さいものが多く、ボケを活かした撮影や暗い場所での撮影でも活躍します。

焦点距離

作成:YAMA HACK編集部
マクロレンズは、焦点距離(mm)ごとに大きく3つに分かれ、焦点距離が短いほど画角が広く(広角)、長いほど狭く(望遠)なります。

 

■標準マクロレンズ(50mm前後)

近距離でのスナップ写真などに便利な焦点距離で、人物から料理まで幅広い被写体に無理なく対応できる使い勝手のいいレンズです。ただ望遠マクロレンズなどに比べると小さなものを撮りたい時は被写体に近づく必要性があります。レンズ自体はコンパクトなものが多く、持ち運びに便利。

 

■中望遠マクロレンズ(90~100mm前後)
初心者が一番最初に購入するレンズとしておすすめ。草花に寄ってディテールまでしっかり写したり、程よい距離感でボケの綺麗なポートレート撮影をすることもできます。

 

■望遠マクロレンズ(200mm前後)
虫や、近づけないものの撮影に適したレンズ。レンズ自体かなり大きめ。

購入前に必ずチェック! レンズマウントに要注意

出典:PIXTA

レンズ選びの前に、「マウント=レンズとボディの接続部分」をしっかりチェックするようにしましょう。レンズ装着部はメーカー各社によって構造が変わり、「Aマウント」や「Kマウント」などと呼ばれています。

アダプターをつければ違うマウントの装着も可能ですが、基本的には自分が持っているカメラのマウントに合ったレンズを選ぶようにしましょう。なお、ミラーレス一眼と一眼レフでもマウントが変わり、「ソニーのカメラなら全てのソニーのレンズが使える」というわけではないので要注意です。

また、サードパーティーと呼ばれるシグマやタムロンといったブランドでは、ニコンFやキヤノンEFなどさまざまなマウントに対応した高性能なレンズを手軽な価格で発売しています。純正レンズでは予算が……と悩まず、ぜひサードパーティーのレンズも検討してみましょう!

それでは、各社が製造しているマクロレンズについておすすめご紹介していきます。

ニコン|標準から中望遠までバランスよく揃う絶妙なラインナップ

ニコンの一眼レフ向けFマウント対応のマクロレンズを紹介します。ニコン製のマクロレンズは、マクロではなくマイクロ(Micro)という名称になっているのが特徴です。40〜105mmまで用途に合わせた焦点距離をバランスよくラインナップ。

【標準】AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

特徴

・コンパクトかつ軽量でリーズナブル

・APS-C機専用マクロレンズ
・料理やボケ味を活かした人物スナップにぴったり

 

焦点距離40mm
最短撮影距離0.163m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)約68.×64.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
質量約235g
フルサイズ対応×

【標準】AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

特徴

・フルサイズ対応レンズ

・9枚羽の円形絞りで美しいボケ
・ペットや風景、ポートレートなど幅広く撮影可能

 

焦点距離60mm
最短撮影距離0.185m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)約73×89mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)
質量約425g
フルサイズ対応

【中望遠】AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

特徴

・フルサイズ対応レンズ

・ブレが気になる高倍率でも手振れ補正をするVR機構を搭載
・ボケ味をしっかり出したポートレート撮影、アクセサリーなど小物撮影にピッタリ

 

焦点距離105mm
最短撮影距離0.314m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)約83×116mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)
質量約750g
フルサイズ対応

キヤノン|撮影倍率5倍や望遠も!マクロ撮影が楽しくなるレンズ

キヤノンの一眼カメラに対応するマクロレンズをピックアップ。レンズマウントはフルサイズ対応のEFマウントのほか、APS-C対応のEF-S、ミラーレスのEOS M(EOS Kiss M)シリーズのEF-Mマウントの3種類を紹介します。

【標準】EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM

特徴

・EOS M(EOS Kiss M)シリーズ唯一の純正マクロレンズ

・レンズ前面にLEDライト搭載で影を出さずに細部を明るく撮影可能
・スーパーマクロモードで1.2倍まで拡大可能

 

焦点距離28mm
最短撮影距離通常撮影モード時:0.097m
スーパーマクロモード時:0.093m
最大撮影倍率通常撮影モード時:1.0倍
スーパーマクロモード時:1.2倍
絞り開放F3.5
寸法(最大径×長さ)60.9×45.5mm[収納時]
質量約130g
フルサイズ対応×

【標準】EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM

特徴

・APS-Cの一眼レフ専用レンズ

・重量は約190gと非常に軽量
・LEDライト搭載で影を出さずに細部を明るく撮影可能

 

焦点距離35mm
最短撮影距離0.13m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)69.2×55.8mm
質量約190g
フルサイズ対応×

【標準】MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト

特徴

・フルサイズ対応

・目に見えないほど小さな虫まで撮影できる最大撮影倍率5倍
・マニュアルフォーカスのみ。無限遠撮影は不可

 

焦点距離65mm
最短撮影距離0.24m
最大撮影倍率5.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)81×98mm
質量約710g(三脚座を除く)
フルサイズ対応

【中望遠】EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

特徴

・フルサイズ対応

・ふたつの手ブレを補正する手ブレ補正機構ハイブリッドIS搭載
・超音波モーター「USM」を搭載し、高速AFを実現

 

焦点距離100mm
最短撮影距離0.3m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)77.7×123mm
質量約625g
フルサイズ対応

【望遠】EF180mm F3.5L マクロ USM

特徴

・フルサイズ対応

・離れたところからでも昆虫や鳥を撮影できる望遠マクロ
・フォーカス時でもレンズ全長が変わらず被写体との接触も心配なし

 

焦点距離180mm
最短撮影距離0.48m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F3.5
寸法(最大径×長さ)82.5×186.6mm
質量約1,090g(三脚座を除く)
フルサイズ対応

ソニー|取り回しの良い標準レンズや高性能「Gレンズ」も

ソニーには一眼レフのαAマウントとミラーレス一眼カメラのαEマウントがあります。今回は人気のα7シリーズやα6000シリーズで使えるαEマウントのレンズを紹介します。

【標準】SEL30M35

特徴

・α6000番台のAPS-Cミラーレス用マクロレンズ

・コンパクトな重量約138g
・最短撮影距離約9.5cm

 

焦点距離30mm
最短撮影距離0.095m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F3.5
寸法(最大径×長さ)62.0×55.5mm
質量約138g
フルサイズ対応×

【標準】SEL50M28

特徴

・小型軽量で取り回しの良い50mm

・ソニー製フルサイズ対応マクロレンズとしては最もリーズナブル

 

焦点距離50mm
最短撮影距離0.16m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)70.8×71mm
質量約236g
フルサイズ対応

【中望遠】SEL90M28G

特徴

・高性能な「Gレンズ」モデルのフルサイズ対応マクロレンズ

・フレア・ゴーストを抑えるレンズ面へのナノARコーティング
・小物の物撮りからポートレートまで美しいボケと妥協のない高精細な撮影が可能

 

焦点距離90mm
最短撮影距離0.28m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)79×130.5mm
質量約602g
フルサイズ対応

オリンパス|200g以下のコンパクト×軽量マクロ

ミラーレス一眼の草分け的存在のオリンパス。マイクロフォーサーズシステムというレンズマウントで、パナソニックのミラーレス一眼に取り付けたり、逆にパナソニックのレンズをオリンパスで使用することもできます。今回はマイクロフォーサーズのマクロレンズの中でも特に人気アイテムを2つ紹介します。

【標準】M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

特徴

・パナソニックのミラーレス一眼と共用できるマイクロフォーサーズマウント

・最大撮影倍率1.25倍(35mm判換算で2.5倍)
・高速フォーカスにより利用シーンを選ばない使い勝手の良さ

 

焦点距離30mm(35mm判換算:60mm相当)
最短撮影距離0.095m
最大撮影倍率1.25倍(35mm判換算:2.5倍相当)
絞り開放F3.5
寸法(最大径×長さ)57×60mm
質量約128g
フルサイズ対応×

【中望遠】M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

特徴

・パナソニックのミラーレス一眼と共用できるマイクロフォーサーズマウント

・防塵防滴、インナーフォーカスによる高速で正確なフォーカス
・ゴーストやフレアを排除する「ZEROコーティング」

 

焦点距離60mm(35mm判換算:120mm相当)
最短撮影距離0.19m
最大撮影倍率1.0倍(35mm判換算:2.0倍相当)
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)56×82mm
質量約185g
フルサイズ対応×

富士フイルム|ポートレートから近接までこなせる中望遠

富士フイルム専用のXマウントに対応したマクロレンズを紹介します。富士フイルム純正レンズは標準レンズと中望遠レンズの2種類です。

【中望遠】XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

富士フイルム フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

特徴

・35mm判換算で焦点距離122mm相当の中望遠レンズ

・ジャイロセンサーと加速度センサーにより角度ブレとシフトブレの高精度な補正が可能
・防塵防滴、-10度までの耐低温構造によりアウトドア環境でも活躍

 

焦点距離80mm(35mm判換算:122mm相当)
最短撮影距離0.25m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)80×130mm
質量約750g
フルサイズ対応×

【中望遠】XF60mmF2.4 R Macro

特徴

・35mm判換算で焦点距離91mm相当の中望遠レンズ

・絞り開放はF2.4!ポートレートや物撮りなどにちょうど良いサイズ感
・ハーフマクロのため撮影倍率はやや低め

 

焦点距離 60mm (35mm判換算:91mm相当)
最短撮影距離0.267m
最大撮影倍率0.5倍
絞り開放F2.4
寸法(最大径×長さ)64.1×63.6mm
質量約215g
フルサイズ対応×

ペンタックス|標準〜中望遠まで揃いコンパクト&コスパ抜群

最新モデルにミラーレス一眼はありませんが、一眼レフでAPS-C、フルサイズの両方のラインナップを誇る老舗ブランド。レンズのコンパクトさとコスパの良さにかけては他メーカーと一線を画します。APS-Cとフルサイズでそれぞれで使えるKマウント(※)のマクロレンズを紹介します。

※KマウントはAPS-C、フルサイズの両方に装着することができますが、フルサイズ対応で「×」になっているレンズは装着は可能なもののケラレ(画像の端に影ができたりすること)が発生する場合があります。

【標準】HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

ペンタックス HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited(ブラック)

特徴

・APS-C専用レンズ

・逆光に強いHDコーティング採用。質感もバッチリ
・コンパクトサイズでスナップ撮影にもぴったりな焦点距離

 

焦点距離35mm(35mm判換算:53.5mm)
最短撮影距離0.139m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)63×46.5mm
質量214g
フルサイズ対応×

【標準】smc PENTAX-D FA MACRO 50mmF2.8

特徴

・フルサイズ/APS-C対応

・質感はやや前世代ながらコンパクト&軽量ボディ
・絞り環付きでフィルムカメラでの使用も可

 

焦点距離50mm(35mm判換算:76.5mm)
最短撮影距離0.195m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)67.5×60mm
質量265g
フルサイズ対応

【中望遠】smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR

ペンタックス smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR

特徴

・アルミ削り出しの高級感のあるフルサイズ対応レンズ

・100mmを超える焦点距離としては非常にコンパクト
・防滴構造でアウトドア環境でも使い勝手◎

 

焦点距離100mm(35mm判換算:153mm)
最短撮影距離0.303m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)65×80.5mm
質量340g
フルサイズ対応

シグマ|複数マウントで利用可能な高性能サードパーティーレンズ

サードパーティーのレンズとして人気のあるシグマは、シグマのカメラに使われているSAマウントの他に、ソニーのEマウント、またライカ・シグマ・パナソニックの一部カメラに採用されているLマウント対応のレンズも用意されています。シャープな写りと美しいフォルム・質感には定評があります。

【中望遠】70mm F2.8 DG MACRO

シグマ 70mm F2.8 DG MACRO(シグマSAマウント)


シグマ 70mm F2.8 DG MACRO(ソニー Eマウント)


特徴

・画質に全振りしたフルサイズ対応のArtラインレンズ

・シグマSA、ソニーE、ライカLの3つのマウントに対応
・「カミソリマクロ」の異名を持つほどピント面がシャープ

 

焦点距離70mm
最短撮影距離0.258m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)[シグマSAマウント]70.8×105.8mm
[ソニー Eマウント]70.8×131.8mm
[Lマウント]70.8×129.8mm
質量[シグマSAマウント]約515g
[ソニー Eマウント約570g
[Lマウント]約605g
フルサイズ対応

【中望遠】105mm F2.8 DG DN MACRO

シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO(ソニー Eマウント)


特徴

・画質重視のArtラインフルサイズ対応レンズ

・マクロから無限遠まで非常にシャープな撮影が可能
・昆虫からポートレート、料理のディテールまで撮影可能

 

焦点距離105mm
最短撮影距離0.295m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)[Lマウント]74×133.6mm
[ソニー Eマウント]74×135.6mm
質量[Lマウント]715g
[ソニー Eマウント]710g
フルサイズ対応

【中望遠】MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

シグマ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM(ニコン用)

特徴

・シグマ SA/ニコン F/キヤノン EF マウント用ラインナップ

・レンズ内手振れ補正付き
・最新のマクロ105mmと比較すると古いモデルのため価格が非常に手頃

 

焦点距離105mm
最短撮影距離0.312m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放F2.8
寸法(最大径×長さ)78.3×126.4mm
質量約725g
フルサイズ対応

ニコン「D5300」との組み合わせにおいて、手ブレ補正OS機構やオートフォーカスが正常に作動しない事が判明致ています。メーカーページを確認ください。

タムロン|「タムキュー」で親しまれる90mmマクロは超人気!

多くのマウントに対応したサードパーティーレンズです。色のりがよく、特にタムロンのマクロ90mmはプロカメラマンの間でも「タムキュー」と呼ばれ長年愛される人気のレンズです。純正では手の届かなかったマクロレンズがタムロンなら画質に妥協せず安価で揃えられることも。

【標準】SP 35mm F/1.4 Di USD(F045)

タムロン SP 35mm F/1.4 Di USD(キヤノンEFマウント用)

タムロン SP 35mm F/1.4 Di USD(ニコンFマウント用)

特徴

・キヤノンEF/ニコンFマウントフルサイズ対応レンズ

・マクロレンズとしては珍しい絞り開放F1.4
・「写り」に注力したタムロンの究極のレンズ。TIPAアワード2020でBEST DSLR PRIME LENS 受賞

 

焦点距離35mm
最短撮影距離0.3m
最大撮影倍率0.2倍
絞り開放F1.4
寸法(最大径×長さ)[キヤノンEFマウント用] 80.9mm×104.8mm(レンズ先端からマウント面まで)
[ニコンFマウン用]102.3mm(レンズ先端からマウント面まで)
質量[キヤノンEFマウント用]約 815g
[ニコンFマウント用]約805g
対応マウントキヤノンEFマウント
ニコンFマウント

【中望遠】SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(F017)

タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(キヤノン用)

タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(ニコン用)

タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(ソニー用)

特徴

・最も有名なタムロンの90mmマクロの最新モデル

・手振れ防止&防塵防滴構造
・キヤノンEF/ニコンF/ソニーA マウントフルサイズ対応レンズ

 

焦点距離90mm
最短撮影距離0.3m
最大撮影倍率1.0倍
絞り開放2.8
寸法(最大径×長さ)79mm×117.1mm (キヤノン用)
79mm×114.6mm (ニコン用)
79mm×116.6mm (ソニー用)
質量 610g (キヤノン用)
600g (ニコン用)
585g (ソニー用)
対応マウントキヤノンEFマウント
ニコンFマウント
ソニーAマウント

マクロレンズの作例

編集部が所持しているPENTAX「smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR」を使っての作例。

物撮りから肉眼ではなかなか捉えられないような小さなものまで撮影が可能です。ただし、被写体ギリギリまで寄って撮影するとピントが浅くなるため、場合によっては絞らないといけないシーンも。絞りつつ明るく撮影する場合は、フラッシュを使うことで明るさを担保するのがおすすめです。

▲露出時間:1/1600、F18(フラッシュあり) 撮影:T.A

▲露出時間:1/80、F13(フラッシュあり) 撮影:T.A

▲露出時間:1/200、F20(フラッシュあり) 撮影:T.A

マクロレンズで広がる世界!

撮影:T.A

目に見えないほど小さなミクロの世界から、美しいボケ感のあるポートレートや風景まで、被写体をダイナミックに撮影することのできるマクロレンズ。標準レンズ、中望遠レンズ、望遠レンズとそれぞれ特徴がありますので用途やレベルに合わせて選んでみてください。マクロレンズで、今まで見たことのない世界を覗いてみましょう!

スマホのクリップレンズも優秀!

カメラ関連の記事を探す

世界中旅するネイチャーフォトグラファー・上田優紀さんの連載紀行文