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SNSで“いいね”がもらえるスマホ写真を撮りたいんです!

だからといって、一眼レフカメラは高価だし山に持って行くのには重たいから、自分には無理だなぁ…と諦めていました。
最強アイテム発見!? スマホ用クリップレンズ

私が出した答えは、「“スマホ用クリップレンズ”を使用してみる」ということ。ネットサーフィン中に、良さそうなアイテムを見つけてしまったのです。
そこには、こんな魅惑の言葉が!
SNSを極めるために、SNSでひときわ目立つ写真を手軽に撮影できるためのクリエイティブツールとしてぜひご利用ください!
「SNSを極められちゃうなんて最強じゃない!?」というわけで、クリップレンズを使って、映え写真の撮影にチャレンジしてきました。
【クリップレンズレビュー】 劇的!? ビフォーアフター

結論から言うと、とにかく“映え”な写真が撮れてしまったのです。
登山中の様々なシーンで撮影した、ビフォー(スマホのみで撮影)アフター(スマホ用クリップレンズを装着して撮影)のレビュー形式で、各レンズの結果をお伝えします。
実際の写真をご覧いただければ一目瞭然ですよ!
【広角レンズ】 ダイナミックな写真が手軽に!

①山の稜線をダイナミックに描写

▲ビフォー(スマホオリジナルカメラで撮影)

同じ様な構図で撮ったのですが、広角で撮影することで、遠くに見える剱岳と手前の唐松岳の両方を入れることができました。
眼下の山荘も収まり、山の広がりや奥行き感を出すことに成功!
②花の可憐な表情をパシャリ

▲ビフォー(スマホオリジナルカメラで撮影)

スマホのカメラの場合、近すぎるとピントが合わず、ピントの合う位置でやむなく撮影するため残念な写真に。
広角レンズを装着することで、被写体に接近してもピントが合い、イメージ通りの写真を撮ることができました。
【マクロレンズ】 小さな動植物の世界が鮮明に!

①ただの苔が妙にオシャレ
水滴にフォーカスすることで、苔のみずみずしさが伝わる写真になった気がしますね。それだけで、苔がオシャレに!
ただ、なかなかピントが合わず、被写体の約1cm付近まで接近してようやく撮影可能となりました。
②なんてことない花もフォトジェニック
マクロレンズを使うなら、必ず撮りたいのが花の写真。スマホ撮影とは思えない、フォトジェニックな1枚になりました。小さな草花の世界が、これほど鮮明に撮影できるなんて驚きですね。
③【閲覧注意】見慣れた生物も新鮮な表情に
おぉぉぉ!まるで図鑑のような写真を撮ることができました。普段とは全く違った視点からの撮影で、新鮮な表情を捉えることに成功です。
【偏光フィルター】 鮮やかな色彩で感動の景色を切り取る!

①青空・山肌・水面のコントラストが鮮明に

▲ビフォー(スマホオリジナルカメラで撮影)

この日は太陽光が強く、スマホオリジナルカメラでの撮影では全体が白っぽくぼんやりとした写真になりがちでした。実際に見ている景色とは違う写真になってしまうと、すごく残念な気持ちになりますよね。
偏光フィルターを使用することで、空の青さ・山肌・水面の色の全てがそれぞれの色で表現された写真になりました。これはもう一目瞭然ですね!
【望遠8倍レンズ】 近づけない被写体を引き寄せる!

①遠くの山肌まではっきり

▲ビフォー(スマホオリジナルカメラのズーム機能で撮影)
スマホのズーム機能で撮影するとぼやけた立体感のない写真に。そもそも、画質が粗くて残念な写真です。
一方、望遠レンズ使用なら、山筋もくっきりとし立体感のあるかっこいい仕上がりに。
②高山植物の質感までくっきり
▲ビフォー(スマホオリジナルカメラのズーム機能で撮影)
登山道から外れた場所に咲くトリカブトを撮影。スマホのズーム機能を使えば撮影は可能なものの、“映え”には程遠い写真に。望遠レンズを使うことで、被写体にのみピントが合い、余計な背景はいい感じにぼかされて◎。
③人の気配に敏感な野生動物も逃さない
近づけば逃げてしまう野鳥の撮影も望遠レンズならお手の物。鳥の表情までわかるほど、大きく捉えることができました。決定的な瞬間も逃しません!
テクニックいらず! スマホ用クリップレンズは最強です

SNSマスターワイドマクロ

マクロとワイドの1つで2役をこなす優秀なクリップレンズ。クリップ式なので、スマホのカメラ部分に挟むだけで簡単に使用できます。ワイドレンズは、スマホのオリジナルカメラより広範囲での撮影が可能となり、大空や大自然の風景など広がりのある写真を撮るのに最適。
さらに、ワイドレンズをくるくるとまわして外すだけで、簡単にマクロ撮影が可能に。接写撮影で、インスタ映え間違いなしの画像が撮れるかもしれません。
ライター高橋
スマホに挟むだけのワンアクションで、使いやすさ抜群。マクロでの撮影は、普段肉眼では見えない世界が見えて新鮮でした。
今回使用したクリップレンズの中でダントツで使えるアイテムです。これひとつあれば、センスゼロでもそれっぽい写真が撮れて大満足!
今回使用したクリップレンズの中でダントツで使えるアイテムです。これひとつあれば、センスゼロでもそれっぽい写真が撮れて大満足!
SNSマスター CPL

色彩コントラストの調整機能を担ってくれる偏光フィルター。余計な光を防ぎ、空気中の反射を除くことで、青空の色調や樹葉、山肌などのコントラストの強調に効果があります。こちらもクリップ式なので、ワンアクションで使用可能。
ライター高橋
白っぽい残念な感じになりがちだった、日差しの強い日の風景撮影。偏光フィルターのおかげで青空や水面の色が美しく撮影できて驚きました。コントラストがはっきりして、色が鮮やかになるだけで”映え”写真に昇格です!
リアルプロクリップレンズ 望遠8倍

取付クリップの開きを防ぐ“落下防止ネジ”を採用した、望遠8倍のクリップレンズ。挟んだ後にネジで固定することで、望遠レンズの重さによるズレなどを防ぎます。また、スマホから外して8倍単眼鏡としても使用でき、野鳥などの観察にも重宝します。
ライター高橋
初めて望遠レンズを使いましたが、スマホのズーム機能との差にびっくり。画質が落ちることなく狙ったものを撮影できるってすごく楽しい!ただ、手ブレがすごかったのでスマホ用の三脚を用意した方がよかったなと思いました。
スマホ撮影で山をもっと楽しめる!

クリップレンズを使うことで、写真センスのない筆者でも“映え”な写真になるので、撮影自体がすごく楽しかったです。いつもとは違った視点で風景や植物などを見ることにもつながり、普段の何倍も山を楽しめますよ。是非、クリップレンズを使った”映え”な写真撮影に挑戦してみてくださいね!
ただし、撮影が楽しくて普段の何倍も撮ってしまうことは間違いないので、いざというとき「充電がない!』なんて事態に陥らないよう、モバイルバッテリーは必携です。
今回レビューしたクリップレンズはこちら
ケンコー・トキナー SNSマスターワイドマクロ
ケンコー・トキナー SNSマスターCPL
ケンコー・トキナー リアルプロクリップレンズ 望遠8倍