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人気の高尾山ともなれば、混雑は避けられない?

ミシュランでの三ツ星獲得から、外国人観光客にも知られることとなった「高尾山」。新宿から約50分という好アクセスに加え、薬王院などの見どころや紅葉やダイヤモンド富士といった季節ごとの魅力もあり、リピーターも多い山です。
そのため、必然的に「いつ行っても人が多い」というイメージがあるのではないでしょうか?
そこで少しでも混雑を避けて快適に高尾山を楽しめるよう、特に混雑するコース・時間・時期について解説します。
団体客も多し!高尾山の混雑登山ルートTOP3
高尾山が混雑する理由のひとつとして考えられるのが、遠足やツアーなど団体での利用客の多さ。団体客も多く、特に混雑するルートのTOP3を紹介します。狭い登山道が混雑しているときは、お互いに譲り合って進むように心がけましょう。
1号路【表参道コース】

浄心門から薬王院を経て、たこ杉を見ながら山頂を目指す高尾山1号路は眺望も良く、最もポピュラーなコース。団体・個人問わず最も利用者の多いルートです。4月下旬〜5月と10月〜11月中旬は遠足の多い時期なので、特に混雑が予想されます。
6号路【びわ滝コース】

びわ滝の見られる6号路も登りの人気ルートです。登山者の数は1号路ほどではありませんが、道幅が狭いため渋滞することもしばしば。できるだけ混雑を避けたいという場合には、遠足が少ないといわれる月曜日を狙ってみるのもいいかもしれません。
4号路【つり橋コース】

吊り橋で有名な4号路は子ども連れやカップルに人気のコース。特に下りに利用されることが多いルートです。こちらも1号路ほどの人出はないものの、道幅が狭いので混雑します。吊り橋は撮影スポットとしても人気なので、譲り合って利用したいですね。
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行列は避けたい……。ケーブルカーの混雑状況は?

標高472mまでケーブルカーで登れる手軽さも人気の高尾山。子ども連れや観光客などの利用も多い、ケーブルカーが特に混雑する時間帯について紹介します。
登りは9時~11時が大混雑!

高尾山の山頂へはケーブルカー高尾山駅から1時間〜1時間半で登頂できます。ランチはやっぱり眺望のある山頂で取りたいという人が多いため、登りのケーブルカーの混雑は9時〜11時がピークとなります。天気の良い週末などは最大90分の乗車待ちにもなります。また、団体利用のツアーバスもおおむね9時ごろの到着になります。
ピークが始まるよりひと足早く、運行開始直後の8時ごろのケーブルカー駅到着を目指して出発するのがおすすめです。
下りは15時~17時が混雑!

下りの混雑はランチタイム後の13時台から始まり、15時〜17時は最大60分待ちにもなります。この時間になると気を付けなければならないのがケーブルカーの終発時刻です。終発は時期によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。ケーブルカーの時刻表は以下のリンクからチェックしてくみてださい。
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