使って実感。テント泊の“面倒”がグッと減った

撮影:筆者
実際に「VB-13Z 4S」を使ってみると、とくに印象に残ったのが、テント泊にまつわる“面倒”の少なさでした。
設営からテント内で過ごす時間、撤収後まで。シングルウォールならではのシンプルさが、さまざまな場面で効いてきます。
お気に入りポイント
・素早く立てられる
・シングルウォールテントなのに結露がほぼない
・やっぱり便利な前室
・帰宅して干すときは省スペース
気になったポイント
・慣れが必要なポールと本体のフック形状
・少してこずる収納袋
シングルウォールなのに、結露がほとんど気にならなかった

撮影:筆者
気温20度ほど、ほぼ無風で小雨が降ったりやんだりの状況で使用しましたが、今回の環境では結露がほとんど気になりませんでした。
ただ、天頂部や四隅、前室のパネルは湿っぽかったので、環境によっては結露するかもしれません。

撮影:筆者
ライター大堀
入口パネルの大きなベンチレーションも効いていそうです。前室があるため、雨が降っていても全開にして換気できました
短時間でサッと立てられて休息時間を確保

撮影:筆者
テント場に着いてまず感じたのが、設営のシンプルさ。ポールを組み立てて本体を吊り下げれば、あとは前室を張り出すだけ。フライシートを掛ける工程がないため、スムーズに設営できました。
さらに、ポールの交差部をセンターハブで半固定し、四隅をスリーブ構造とすることで、設営・撤収を簡単にできるよう工夫されています。
ライター大堀
フライシートを広げて表裏や入口の向きを確認しなくていいのは想像以上に楽でした。立てたらすぐ荷物を放り込んで、ひと息つける。この差は大きいですね

撮影:筆者
テント本体とポールを接続するスクリューフックは、操作にすこし慣れが必要です。互い違いの2本のフックを回転させて固定するタイプで、しっかりと連結できます。

撮影:筆者
ポールのセンターハブには裏表があるため、ポール差し込む際には注意しましょう。筆者も裏表を間違えて、組み直すことになりました。

撮影:筆者
ライター大堀
四隅のスリーブが長めで、ポールを差し込むのにも慣れが必要そうです。スリーブ上部に付いているタブを利用すると、差し込みやすかったです
片手に収まるコンパクトな収納サイズ

撮影:筆者
収納状態は長さ28×幅18cmと、片手で持てるほどコンパクト。バックパックの中でもスペースを取りにくいサイズ感です。
ライター大堀
収納袋の底部にマチがないため、撤収して収納するときに少し手こずりました。撤収時間もできるだけ短くしたい場合には、大きめのスタッフバッグに変更してもいいかもしれません
メイドインジャパンの細やかさ
細部を見ていくと、使い勝手を考えた工夫も随所に見られます。

撮影:筆者
フロントはダブルファスナー仕様。入口を閉じた状態でも上部だけを開けられ、換気しやすくなっています。

撮影:筆者
テント入口や前室入口を開けたときに留めるトグルやコードロックは、厚めのグローブをしていても操作しやすそうな大きめのパーツで構成されています。

撮影:筆者
張り綱の自在パーツは、暗い場所でも張り綱の位置を確認しやすい蓄光タイプが採用されています。

撮影:筆者
ライター大堀
室内四隅のシーム処理がすごくきれいでした。防水性にも関わることですが、こういった仕上がりのきれいさにもメイドインジャパンを感じました
テント泊は、もっとシンプルでいい

撮影:筆者
テント泊には、設営や撤収、帰宅後の乾燥など、意外と細かな手間がつきものです。「VB-13Z 4S」を使ってみて感じたのは、そのひとつひとつをシンプルにしてくれることでした。
フライシートのないシングルウォールだから、設営も撤収もスムーズ。前室を備え、今回の環境では結露もほとんど気になりませんでした。さらに、4シーズンに対応する汎用性も備えています。
テント泊にまつわる“面倒”が減れば、そのぶん山で過ごすことに気持ちを向けられる。「VB-13Z 4S」を使って、テント泊はもっとシンプルでいいんだと気づきました。
プロモンテ VB-13Z 4S
| 重量 | 約1,000g(本体+ポール) |
|---|---|
| 総重量 | 約1,180g(本体+ポール+付属品【収納袋、ペグ、張り綱】) |
| 収容人数 | 1人 |
| 本体サイズ | |
| 素材 | テント本体・前室/(表地)15Dナイロンリップストップ、(裏地)7Dナイロントリコット、 (ラミネート)eVent3レイヤー 本体グランド部/20D610ナイロンリップストップ(ポリウレタンコーティング) ポール/ジュラルミン(DAC/NFLø9.3m) |
