おすすめご当地アルプス集(甲信・東海)
最後に、富士山や太平洋などの眺望も見事な甲信・東海エリアのアルプスを紹介します。
- 甲州アルプス(山梨県)
富士山の大絶景と開放的な尾根歩き - 都留アルプス(山梨県)
季節ごとに楽しめる自然と名物「ピーヤ」 - 沼津アルプス(静岡県)
低山ながらも本格登山が楽しめる - 湖西アルプス(静岡県、愛知県)
浜名湖・富士山・三河湾を一望 - 各務原アルプス(岐阜県)
眺望がよく初心者から健脚者まで楽しめる
甲州アルプス(山梨県)

こんなアルプス!
富士山の大絶景と開放的な尾根歩き
甲州アルプスは、大菩薩嶺を含む小金沢連嶺の山々を指し、アルピニスト天野和明氏が名付けた愛称。標高2000m程度を歩くことになり、他のご当地アルプスと比べて圧倒的に標高が高いのが特徴です。
眺望がよく開放的な尾根道は、富士山の大絶景も楽しめることから人気があります。全長35kmほどになるので、一般的には一日で歩き通すよりも部分的に登られることが多いアルプスです。
都留アルプス(山梨県)

こんなアルプス!
季節ごとに楽しめる自然と名物「ピーヤ」
山梨県都留市に連なる標高500~650mの山々の愛称が「都留アルプス」。桜、アジサイ、紅葉など自然豊かなハイキングが楽しめ、特に3月中旬〜下旬にはミツマタの群生を一目見ようと多くの人が集まります。
「ピーヤ」の愛称で親しまれているアーチ形の鍛冶屋坂水道橋も、名物として人気のスポット。
すべて歩くと全長8kmで5時間30分ほどですが、「ファミリーコース」や「がっつりコース」など、長短様々なコースがあるので、体力に合わせて選べます。
沼津アルプス(静岡県)

こんなアルプス!
低山ながらも本格登山が楽しめる
沼津アルプスは、沼津市と清水町に連なる山々の愛称。最高標高392mの低山で構成されていますが、アップダウンが激しく、鎖場があるなど本格的な登山コースです。
全山縦走は約10kmで、6時間以上。累積標高差は1000mにも及びます。ただし登山口が多くエスケープもできるので、様々なコースを取ることが可能。稜線からは眼下に駿河湾、遠くに富士山がそびえる絶景を楽しみながら歩くことができます。
湖西アルプス(静岡県、愛知県)

こんなアルプス!
浜名湖・富士山・三河湾を一望
静岡県と愛知県の県境に連なる湖西連峰を通称「湖西アルプス」と呼びます。浜名湖・富士山・三河湾を一望する絶景が楽しめ、年間数万人訪れる人気のアルプスです。
おちばの里親水公園や二川駅を起点に、短時間で歩けるコースから、南北約20km近くを縦走するロングコースまで様々なコースがあり、初心者から上級者まで楽しむことができます。
各務原アルプス(岐阜県)

こんなアルプス!
眺望がよく初心者から健脚者まで楽しめる
岐阜県各務原市の北部の山並みの通称が「各務原(かかみがはら)アルプス」。眺望がよく北アルプス・中央アルプスなどを一望できます。
1時間30分で登れる三峰山遊歩道コースや、うぬまの森〜桐谷坂をつなぐ約10km / 6時間30分ほどのコース、伊吹の滝〜猿啄城を結ぶ約16km / 10時間近くかかるコースなどがあり、初心者から健脚者まで幅広く楽しめます。
ご当地アルプスに登ってみよう!

以上、おすすめのご当地アルプス東日本編でした。
散策路のようなコースから本格登山道まで、個性豊かで様々なご当地アルプスが全国に点在していますが、共通していえるのは、どれも地元の人々に愛されているということです。
そんな愛されるご当地アルプスに、あなたも登ってみては?