飾る / 絵画みたいな山のキャンバスパネル
写真をキャンバスパネルに転写させて、まるで絵画のような山のキャンバスパネルを作ってみましょう。
工作でおなじみの木工用ボンドで作れます。
STEP①|反転させた写真をコンビニでプリントしよう
まずは、パネルにしたい写真をスマホ内で左右反転させます。
iPhoneの場合は、写真を選んだら編集をタップし、この画面になったら左上の反転マークをタップすればOKです。
最初のポスターでご紹介した、ネットワークプリントに反転させた画像を登録し、コンビニのコピー機でパネルに合わせたサイズに出力します。用紙はコピー用紙でOKです。
※このキャンバスパネルは、インクジェットプリンターの写真ではできません。レーザープリンターか、コンビニのカラーコピーのどちらかで作れます。
STEP②|プリントした写真をキャンバスに転写してみよう
出力した写真と絵画用キャンバスパネルのほか、木工用ボンドと刷毛、また写真にはありませんが雑巾もしくはタオルを用意します。
パネル、刷毛、木工用ボンドは全て100円ショップで入手可能。また、パネルはF3サイズだと、ちょうどA4の写真と合うサイズです。
パネルと写真を合わせてみると、大体同じくらいのサイズなのですが、写真の方が少し横長です。
パネルに合わせて写真の縁を手でちぎります。
カッターで切っても可能ですが、縁をちぎってラフにギザギザにした方がなじみやすくなります。
まずはキャンバスパネルに木工用ボンドを刷毛でまんべんなく塗ります。
さらに、写真の表面にも同様にボンドを塗ります。
塗り残しがあるとうまく転写できないので、注意してください。
塗り終わったら、写真をひっくり返してパネルに画像の面を密着させて貼ります。このとき、空気が入らないように手で押し出してください。
まずはふわっと乗せて、中央から空気を外側に押し出すように貼るのがコツです。貼れたら、そのまま1日以上(できれば2日)放置して乾燥させます。
※完全に乾燥させるのがポイント
完全に乾燥したら、濡れ雑巾で表面を濡らします。
水が浸み込むと透けて写真が少し見えます。写真ではちょうど右半分が濡れた状態、左半分は乾いた状態です。
紙が濡れてふやけた状態になったら、雑巾と手で表面の紙の繊維をはがしていきます。
強い力でごしごしこすると、写真の膜がはがれてしまうことがありますので注意してください。
全体の紙の繊維がはがれた状態です。
紙の繊維を全部取り除けたように見えても、ドライヤーで乾かすとまだだいぶ残っていることもあるので、つど濡らして取り除いていきます。
まだ全体的に紙の繊維でうっすら覆われた状態ですが、ここで仕上げに入ります。(もちろん、完全に紙の繊維を取り除くまでがんばってもOK)
仕上げに、ボンドを表面全体に刷毛で塗ります。
塗った直後は乾いていないのでボンドが白いですが、
乾くと透明になります。
雰囲気のあるキャンバスパネルのできあがり
キャンバスパネルの目地がそのまま写真に反映され、まるで絵画のようなパネルになりました。