雪山に登りたいけど、雪道ドライブが苦手・・・
雪山登山が好きな人は多いですが、登山口までの雪道の運転が苦手という人も意外と多いようです。スタッドレスタイヤ、チェーンを装着していても、坂で動けなくなったり、雪にスタックして立ち往生しているクルマもチラホラ。
雪道の運転だけで、登山口にたどり着くまでに疲れてしまう・・・。そんな人にぜひおすすめしたいのが、スキー場からの雪山登山です。
スキー場から登れば楽ちん!
スキー場を登山口として使う雪山登山はメリットがたくさんあります。その中からいくつか挙げてみましょう。
スキー場までの道路はよく除雪されている!
主要道路沿いや集落、公共施設近くに登山口がある場合を除き、林道は除雪が行き届いていないことも。
その点、スキー場までの道路はよく除雪されているので、クルマでたどり着くのが容易です。
スキー場のシャトルバスなら運転すらなし
多くのスキー場は、最寄りの駅や主要施設から、シャトルバスや路線バスが運行されています。
また、大規模なスキー場であれば、主要都市からスキーツアーバスも運行されているので、クルマの運転をすることなく、公共交通機関で登山口へたどり着くことができます。
リフトやゴンドラで時間と体力を節約できる
スキー場であればリフトやロープウェイ、ゴンドラなどで、山の中腹から頂上付近にあるゲレンデトップまで行くことが可能。それらを利用すれば、時間や体力を節約できるので”楽ちん”登山ができます。
駐車場やトイレの心配なし
山の登山口の駐車スペースは狭く、すぐに満車になります。特に雪の季節は、雪に埋もれて駐車スペースすらないこともあります。
その点、スキー場の駐車場は広く、よく整備されているので駐車の心配はありません。トイレや自販機などの設備も完備されているので安心です。
そんな”楽ちん”なスキー場からの雪山登山ができる山をいくつか紹介します。
【刈田岳】蔵王ライザワールドから往復(山形県)
蔵王坊平高原のスキー場「蔵王ライザワールド」が登山口で、リフトでゲレンデトップまで行き、歩き始めます。お田神避難小屋を経由し刈田岳を往復します。
毎年1月から2月から見ごろを迎える樹氷が広がる雪原の中を歩き、刈田岳からは氷結したお釜を遠くに見ることができます。
蔵王ライザワールド
蔵王ライザワールドまでのアクセス
【クルマの場合】
山形自動車道「山形蔵王」ICー国道13号、県道12号経由(30km・45分)
【公共交通の場合】
JR奥羽本線「かみのやま温泉」駅ー無料シャトルバス「ホワイトエコー号」乗車(30分)
※シャトルバスの詳細はスキー場公式サイトを確認してください。