登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。
2020年山ごはんシリーズの第9回は、山ごはんの定番中の定番、山のラーメン特集。
お湯を沸かすだけでできるインスタントラーメンやカップ麺は、手軽で失敗なくおいしくいただける登山者の強い味方ですね。これから寒くなる冬の山では、温かい山ごはんとしても重宝します。そんな山ごはんの定番、ラーメン特集です。
山で食べると美味しさが何倍にもなる!

お湯を沸かして食べるだけの”カップラーメン”でも満足度は高いのですが…、今回は「インスタントラーメン」にちょっと一工夫して、満足度の高い山ごはんの時間になるレシピをご紹介します。
① コンビーフコーンバターラーメン


<材料>
インスタントラーメン(塩味)
コンビーフ
コーン
バター
乾燥パセリ
<作り方>
①フライパンにラーメンの規定量のお湯を沸かす
②お湯が沸いたらインスタントラーメンを投入し

③麺が出来上がってきたら、添付のスープを半分ほど入れてよく混ぜる。そこにコンビーフをほぐして、コーンとともに入れ


④バターをトッピングして仕上げに乾燥パセリを振りかければ、

⑤コンビーフコーンバターラーメンのできあがり~


コーンバターうまみに、コンビーフの塩気と味わいが加わり、えもいわれぬコクがある。これはクセになりそう!
山を登った後のカラダに、塩味がなんとも心地いい山ごはんになります。
<この山ごはんで使用した道具>
・フライパン・バーナー
② 親子サンラータン

酸っぱい、辛いで食欲もぐっと上がる、インスタントラーメンアレンジレシピです。赤坂の某有名店のあの味をヒントに、作ってみた一品。

<材料>
酸辣湯麺
錦糸たまご
鶏からあげ
コンビニ温泉たまご
粗挽き黒胡椒
<作り方>
①フライパンにお湯を沸かし、
②大好きな赤坂の栄林監修の酸辣湯麺(サンラータンメン)の麺を投入する。

③麺がほぐれてきたら

④添付のスープ入れて混ぜ、鶏からあげを加える。

⑤錦糸卵をドサッと盛って、温泉たまごをのせ、

⑥仕上げに粗挽き黒胡椒をたっぷり加えれば、

親子サンラータンのできあがり~

酸っぱ辛い、サンラータンスープが食欲をそそり、温泉たまごのからんだ麺が、なんともいえない味。

スープに浸かった鶏からあげは、ビールが飲みたくてしょうがない(笑)

サンラータンスープのおかげで、カラダも中からポカポカ!
酸味のあるスープは最後まで飲み干したくなる味。寒くなってきた山の上で食するには、うってつけの山ラーメンです。
<この山ごはんで使用した道具>
・フライパン・バーナー
・テルモス(お湯を沸かす際の時短のため)
これからは山も冬シーズン。テントはもちろん、お昼の休息時にも温かいものが恋しくなります。そんなときぜひ、カラダもココロも温まるラーメンの山ごはんを!
気温の低い山では、お湯を沸かす時間もカラダが冷えるので、時短調理のために、テルモスにお湯を持っておくとスピーディに山ごはんが食べられていいですね♪
げんさんプロフィール

ビールを飲むためにテントを担いで山に登り、山ごはんを作るのが趣味。
登山歴、山ごはん歴20年以上。低山からアルプス、日帰りからテント山行まで、四季を通じて休みがあれば山に行き、山めしを作って飲む。
夏は北アルプスや南アルプスを中心に、最近は東北の山にも目覚めている。冬は八ケ岳を中心に、美しい景色と美味しい山ごはんのために山へ繰り出す。
著書に「げんさんの山めしおつまみ」(エンターブレイン)、
共著に「げんさんとよーこさんの山ごはん」(山と渓谷社)、「秒速!山ごはん」(山と渓谷社)などがある。
山ごはんのブログ 「山めし礼讃」
この記事のレシピで使用したアイテム
ガス消費量:245g/h
燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時)
ゴトク径:大148mm/小90mm
収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
本体重量:116g
□ ナイロンスタッフバッグ付属
□ ガスカートリッジ別売
サイズ:外径21.3×高さ5.0㎝、上部内径20㎝、底部内径16.5㎝、高さ(内部)4.7㎝
【材質】本体:ステンレス鋼、ツマミ:フェノール樹脂
【重量】約115g
重量:46g
材質:チタニウム
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