レンタル品の「クライミングシューズ」と滑り止めの「チョーク」を受け取ったらファーストインストラクション開始。
ボルダリングのルールや注意点など親切丁寧に教えてくれます。
壁に取り付けられた人工の石を「ホールド」といい、掴んだり踏んだりして上にあるゴールを目指すのが基本。
スタートからゴールまで決められたホールドだけを使って登る「課題」が設定されていて、グレードに応じてテープの色が異なります。3分程の説明を受けたら、早速トライ!
スタッフ 寒川さん
腕で体を引っ張りあげるのではなく、足で立ち上がるイメージ!
登山初級者 川尻
ちょっと怖いけど、思っていたより登れる!

登山初級者 川尻
やったー!登れたー!
スタッフ 寒川さん
ナイス!おめでとうございます「完登(かんとう)」です!
元山岳部 生井
ね、初心者でもちゃんと登れるでしょ?
レベルに合わせて課題が設定されているから、難しいものばかりじゃないんです。
レベルに合わせて課題が設定されているから、難しいものばかりじゃないんです。
初心者が楽しめる工夫も
登山初級者 川尻
次はどの課題をやったらいいんですか?
スタッフ 寒川さん
基本的には自由です!どんな課題にトライしてもいいですし、課題を気にせず壁を登る練習をしてもOKです。
ただ、課題は無数にあるので、初心者向けに設定した課題を回る「ビンゴ」にトライしてもらうのがおすすめですね。
ただ、課題は無数にあるので、初心者向けに設定した課題を回る「ビンゴ」にトライしてもらうのがおすすめですね。
登山初級者 川尻
じゃあ、順番にやってみます!
元山岳部 生井
ジムによって形態は様々ですが、どんなジムにも必ず初心者用の課題はありますよ!
誰もが必ずぶつかる“壁”
順調な滑り出しに気を良くし、次々に課題を登っていましたが、とうとうボルダリングをやる全ての人が直面する「登れない」という“壁”にぶつかりました。
登山初級者 川尻
この課題難しいよ・・・全然できない(泣)
元山岳部 生井
課題によって求められる動きが変りますからね。
そういう時は、諦めて違う課題にトライしてもいいですし、スタッフさんに教えて貰ったらいいんですよ。
そういう時は、諦めて違う課題にトライしてもいいですし、スタッフさんに教えて貰ったらいいんですよ。
登山初級者 川尻
え、相談ってしていいものなの?
“正解を聞く”みたいなのはダメなのかと思ってた、、
“正解を聞く”みたいなのはダメなのかと思ってた、、
スタッフ 寒川さん
どんどん聞いてください!登り方のコツや課題のポイントなどをアドバイスしますよ。

登山初級者 川尻
ではお言葉に甘えて・・・
このホールドを掴みたいのに、何故かうまく手が出せないんです・・・
このホールドを掴みたいのに、何故かうまく手が出せないんです・・・

スタッフ 寒川さん
最初はどうしても、手で登ろうとしちゃうんです。困ったときは、まず手を出す前に、足を一つ上のホールドにあげてみてください。
そうすると体が安定して、正面に次のホールドが来るので、自然と手が伸ばせるはずです。
登山初級者 川尻
なるほど〜
元山岳部 生井
スタッフさんだけじゃなく、その場にいるお客さん同士で教え合う文化もあったりします。
ボルダリングはコミュニケーションも楽しいスポーツなんです!
ボルダリングはコミュニケーションも楽しいスポーツなんです!
自然と身に付く「登る感覚」
元山岳部 生井
最初は乗り気じゃなかったのに、結構楽しんでますね〜
何か発見はありましたか?
何か発見はありましたか?
登山初級者 川尻
めちゃくちゃ楽しい!登れない課題ばっかりだけど、その分登れた時は嬉しい!
単純にホールドを掴んで登るだけかと思っていたけど「どうやっていい体勢を作るか」ってことも大事なんだね。
単純にホールドを掴んで登るだけかと思っていたけど「どうやっていい体勢を作るか」ってことも大事なんだね。
あ!もしかしてこれが最初に言ってた「体の使い方」ってやつ?
元山岳部 生井
そうですそうです!岩場の通過でも、体をうまくコントロールすることが大切なんです。
ボルダリングで鍛えられるこの感覚は、必ず山でも活きてくるんですよ。
ボルダリングで鍛えられるこの感覚は、必ず山でも活きてくるんですよ。
登山初級者 川尻
でも、正直登るのに必死で、そこまで考える余裕はないや、、、
元山岳部 生井
そんなに深く考えなくていいんですよ(笑)
やっていくうちに、自然と「登る感覚」が身についていくものですから。
やっていくうちに、自然と「登る感覚」が身についていくものですから。
一番大事なのはボルダリングを楽しむこと!
登山初級者 川尻
なんとなく分かったような気がするけど、なんか鼻につくんだよなぁ・・・(笑)