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「穴場の山」集めました!九州にある魅力的な山を一挙紹介(3ページ目)

【熊本県】広ーい山頂が心地いい!小岱山(しょうだいさん)

標高所在地最高気温(8月)最低気温(8月)
501m熊本県荒尾市・玉名市
熊本県北部の荒尾市・玉名市にまたがる小岱山は、筒が岳(標高501m)を主峰とする、観音岳(473m)、丸山(392m)の総称。自然林が多い登山道と、ゴロ寝ができるくらい広い山頂が魅力です。最近は、評判がいいみたいで登山者が多くなりましたが、山頂は広いのでそれほど気になりません。

登山ルート情報

【体力レベル】★☆☆☆☆
日帰り
コース距離:約5km
コースタイム:約2時間
参考:YAMAP
【技術的難易度】★☆☆☆☆
・歩きやすい靴と動きやすい服装が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

中央登山口(60分)→筒ヶ岳(40分)→観音岳(30分)→中央登山口

中央登山口から出発する周遊ルートです。自然林の中60分程登ると主峰筒ヶ岳。ここから観音岳まで尾根道歩き。観音岳山頂は芝生の広々とした広場になっているのでこちらで昼食をとったほうがいいでしょう。山頂からは、眼下に荒尾市内から有明海、遠くに雲仙を望むことができます。

【登山口アクセス情報】
場所:〒864-0166 熊本県荒尾市府本
九州自動車道「菊水IC」より25分。中央登山口は10台程度の駐車スペースがあります。

【宮崎県】レアずくしな山!甑岳(こしきだけ)

出典:PIXTA
標高所在地最高気温(8月)最低気温(8月)
1301m宮崎県えびの市24℃15℃
参考:ヤマレコ
霧島連山のちょっと外れに位置する甑岳。この山はいろいろ珍しいものが多い山です。まず、台形型の山容、遠くからでもすぐにわかります。次に、温暖な九州では珍しい山腹の針葉樹林を中心とした植生、最後に山頂の地糖。地糖は九州ではあまり見ることができません。人気の韓国岳(からくにだけ 標高1,700 m)がすぐ横なので登山者が少ないところも魅力です。
地糖
高層湿原によく見る泥炭層により水が溜まった池。一般的に自然豊かで「尾瀬ヶ原」や「立山 弥陀ヶ原」などが有名。

登山ルート情報

【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース距離:約11km
コースタイム:約4時間30分
参考:YAMAP
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

えびのエコミュージアムセンター(120分)→甑岳<火口周遊(25分)>(110分)→えびのエコミュージアムセンター

本来は、甑岳登山口から登れば片道60分程度ですが、現在は硫黄岳噴火により周辺が通行止めで近づくことができないため、1時間程度遠回りになります。ビジターセンターから白紫池、六観音御池と呼ばれる火口湖をめぐり、アップダウンを繰り返し甑岳へ登頂。山頂は広い湿原になっており、20分程度で周回できます。展望はありませんが、開放感がある山頂です。

【登山口アクセス情報】
場所:〒889-4302 宮崎県えびの市末永1495-5
マイカーの場合は、九州自動車道「えびのIC」よる40分。えびのエコミュージアムセンターに駐車可能(駐車料500円)。
公共交通機関の場合、霧島温泉郷から霧島連山周遊バスが出ています。

霧島市 霧島連山周遊バス

【鹿児島県】貴重な照葉樹の原生林!稲尾岳(いなおだけ)

標高所在地最高気温(8月)最低気温(8月)
930m鹿児島県肝属郡肝付町・錦江町・南大隅町25.5℃17.6℃
参考:ヤマレコ
大隅半島南部に位置する稲尾岳は、照葉樹林の原生林が今に残る山。九州にある標高1000m以下の山は、自然林が切り倒され植林されていることが多いのでこれは貴重な存在。また、照葉樹の森の中はコケが岩を覆い、まるで映画のシーンのような神秘的な世界が広がっています。

登山ルート情報

【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース距離:約7km
コースタイム:約3時間30分
参考:YAMAP
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

西口登山口(110分)→稲尾岳(100分)→西口登山口

西口登山口から出発。稲尾岳まではほとんどが照葉樹の森が続きます。途中、沢を渡渉する場面が多いので岩で滑らないように注意しましょう。山頂は小さな鳥居の稲尾神社があるだけで展望はありませんが、登山道途中の自然石展望台があり、天候が良ければはるかかなたに種子島が望めます。

【登山口アクセス情報】
住所:〒893-2401 鹿児島県肝属郡錦江町田代麓久木野5166-647
西口登山口は、稲尾岳ビジターセンターから7分ほど歩きます。南九州道「細山田(ほそやまだ)IC」より1時間30分、稲尾岳ビジターセンター下の駐車場に駐車。

意外な名山がすぐそこにあるかも!?

出典:PIXTA

以上、九州県別穴場の山を、様々な情報をもとに、独断と偏見で選んでみました。もちろん、あなたのご意見は全然違うことでしょう。山の魅力は人それぞれ、結局のところ、自分で登ってみるしかわかりません。
これを機会に、なんとなく登らなかった山に登ってみてはいかがでしょうか?隠れた名山が見つかるかもしれませんよ。

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