ただし前述の通り、素材や生地の厚さによって、機能するシーンが少し異なります。そこで、最後にパタゴニア『R1フーディ』とフーディニ『パワーフーディー』の特長を解説しましょう。
パタゴニア『R1フーディ』はオールシーズン使える行動保温着
2019年モデルのパタゴニア『R1フーディ』は、従来よりさらにアクティブに動ける仕様になっています。また、これ1枚ですべてをカバーするのではなく重ね着=レイヤリングすることによって、さまざまなシチュエーションに対応してくれるミッドレイヤーという印象が強まりました。
同社のカタログでは“高山の必需品”と表現されていますが、低山でも寒くない温かさが、ちょうどよい快適さを提供してくます。
ちなみに筆者は2010年モデルを現在でも愛用しています。ハイキング、トレイルランニング、サイクリングに、春、秋、冬と10年近く着続けていますが、大きなヘタりはありません。つまり耐久性も申し分ありません!
保温性を求めるならフーディニ『パワーフーディー』
フーディニ『パワーフーディー』の厚みのある生地は、思った以上に冷風の侵入を防いでくれます。フード、裾にはドローコードが配され、アウター的な要素が強め。保温性も高いので、防寒着として春、秋、冬の山では、このフーディーが役立つ機会は多くあるでしょう。特に寒がりな人には、ぴったりです。
また使用されているポーラテック・パワーストレッチプロフリースの伸縮性の高さは驚くほど! フィット感が高く、体との一体感がありとにかく動きやすいです。さらにカラーラインナップが豊富で、着る楽しみがあります。男性ハイカーには、定番の黒やグレー以外のキレイ色に是非挑戦してみてほしいです。
1着あると便利!ぜひトライしてみよう
この2モデル以外にも、多くのブランドから『フーディ』は発売されています。同じように見えて、試着してみれば、その違いに気が付くはず。いろいろな『フーディ』を試着して、自分のスタイルや好みにあったものを見つけてください!