看板の前の道路を横切り、大島公園方面へ再び登山道に入ります。
都立大島公園にゴール。公園には溶岩の地形を生かした動物園や椿園もあるので時間があれば立ち寄ってみては。
登山口へのアクセス・駐車場情報
伊豆大島へは、船または飛行機で行きます。島内の移動はバスも便利ですが、本数が限られているので他にも観光したい場合はレンタカーがおすすめ。ただし、裏砂漠一帯は特別保護地区、および特別地域となっており、車両乗り入れ禁止場所もあるため注意が必要。
伊豆大島へのアクセス
速さで選ぶなら、ジェット便か飛行機の利用がおすすめ。船旅も楽しんでみたいならば、大型客船でのんびりというのもありです。
【船の場合】
ジェット船は昼行便(午前1便、午後1便)で所要時間1時間45分。大型客船は夜行便1便で所要時間8時間。
竹芝桟橋(東京)もしくは大さん橋(横浜)→大島(元町港、または岡田港)
東海汽船|公式サイト
【飛行機の場合】
午後1便(連休などの場合増便あり)で所要時間25分。
調布飛行場(東京)→大島
新中央航空|公式サイト
登山口へのアクセス
【三原山山頂口】
船を利用の場合は、それぞれの港からバスで登山口までアクセス可能。飛行機の場合は登山口までのバス路線がないため、一旦港へ向かう必要があります。
バスの場合:「元町港」「岡田港」より大島バス「三原山ライン」乗車、「三原山山頂口」下車。
クルマの場合:山頂口駐車場を利用可。
【大島公園】
バスの場合:「元町港」「岡田港」より大島バス「大島公園ライン」乗車、「大島公園」下車。
クルマの場合:公共駐車場を利用可。
大島バス|公式サイト
電子しまぽを利用しよう
東京都にある11の離島で利用できる「電子しまぽ」。これは都の助成によって8,000円で10,000円分の宿泊旅行商品券(しまぽ通貨)が購入できるもの。利用は加盟店に限られますが、宿泊施設の他、レストランやレンタカーなど使えるお店も増えているので、お得に旅行することができます。
※令和2年度の通貨発行は未定です。決定次第公式サイトで発表予定。
電子しまぽ|公式サイト
東京・竹芝から、日帰り登山は可能?
船や飛行機を使うため、一見遠そうな伊豆大島へのアクセス。でも同じ東京都内だから日帰りで行って、登山をすることも可能かもしれません。始発・最終便から調べてみました(2020年9月現在)。
▼行き
8:20 東京竹芝発→10:05 大島着
10:15 入港地発→10:40 三原山頂口着▼帰り
13:40 三原山頂口→14:05 入港地着
15:15 大島発→17:00 東京竹芝着
コースタイムが2時間45分なので、ぎりぎり登れなくはないですが、始発最終便を使っても竹芝からの日帰りはかなり難しそうです。温泉なども一緒に堪能して、ゆっくり1泊で楽しむのがおすすめです。
伊豆大島おすすめの温泉・施設
三原山のある伊豆大島は火山の島。そのため温泉施設がいくつかあります。ここでは日帰り入浴できる施設と伊豆大島火山博物館をご紹介します。
元町浜の湯(元町港から徒歩3分)
長根浜公園にある海の目の前の露天風呂。男女混浴で水着を着用しなければなりませんが、富士山や伊豆半島の山々まで見渡せる景色の良い温泉です。内湯はありませんが、更衣室にシャワーが設置されています。
愛らんどセンター御神火温泉(元町港から徒歩5分)
長根浜公園に隣接する温泉施設で、プールやジャグシー、レストランなどの施設もあり、50畳ある広い休憩室でゆっくりできます。船の運行に合わせて営業しているので便利です。
三原山温泉・大島温泉ホテル(元町港から車で30分)
登山口にもなっている大島温泉ホテルの温泉は日帰り入浴で利用できます。三原山の外輪山の縁にあり、露天風呂から見える景色は原生林の向こうに雄大な三原山がある絶景!登山の後に立ち寄る場合は営業時間に注意しましょう。
伊豆大島火山博物館
三原山の噴火災害を中心に伊豆大島の火山の歴史や火山の噴火のメカニズム、防災対策などについて学べる博物館。伊豆大島のことだけではなく、日本や世界の主な火山についても説明されています。三原山に登る前にぜひとも立ち寄りたい施設です。
三原山トレッキングを楽しもう
三原山はまだ新しい噴火の様を間近で見れる場所。水蒸気の上がる様や巨大な火口を眺めながら火山噴出物のスコリアをジャリジャリと踏みしめながら歩ける場所はそう多くはありません。伊豆大島は訪れるだけでも楽しい場所なので、ぜひ観光とともに登山も楽しんでください!