昭和新山|麦畑が突然山に?!世界的にも注目される誕生の秘密とは(3ページ目)

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山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。

有珠山ロープウェイ 山頂駅

出典:PIXTA

山麓駅から山頂駅まではロープウェイで約6分。山頂駅そばにある洞爺湖展望台からは、昭和新山はもちろん、洞爺湖や羊蹄山の姿も一望できます。ここから7分ほどの距離にあるのが火口原展望台。ここからは噴煙を上げる火口を見下ろすことができます。

火山村

出典:PIXTA(火山村・駐車場)

麓へ降りたら火山村でひとやすみ。火山の仕組みや洞爺湖有珠山ジオパークについて学べるスペースやショッピング、お食事も楽しめます。「噴火体験室」では噴火の瞬間を音と光、映像で再現しています。
火山村の施設はこちら

昭和新山周辺の観光情報

昭和新山周辺には見所がたくさんあります。昭和新山や有珠山だけではなく、他の洞爺湖有珠山ジオパーク巡りをするのもおすすめ!

洞爺湖

洞爺湖
出典:PIXTA

サミットが開かれたことでも有名な洞爺湖は、約11万年前の有珠山噴火により誕生したカルデラ湖です。昭和新山・有珠山を語る上では切り離せないこの湖。中央には溶岩ドームが固まってできた4つの島があり、そのうちの一つ「中島」には遊覧船を使って散策することも可能です。

住所:北海道虻田郡洞爺湖町と有珠郡壮瞥町

昭和新山 熊牧場

昭和新山 熊牧場

出典:PIXTA(写真はイメージです)

昭和新山そばにある昭和新山 熊牧場では、のんびりじゃれ合ったり、相撲をとったりする熊たちを観察できます。大迫力の鳴き声を間近で聞くことも。餌やり体験も可能です。

住所:北海道有珠郡壮瞥町昭和新山183
電話番号:0142-75-2290
営業時間:夏期(5月から10月)8:00-17:00
冬期(11月から4月)8:30-16:00 ※12月31日、1月、4月は一部変更あり
定休日:年中無休
料金:大人(中学生以上)850円、子ども(6才以上)400円

壮瞥公園

壮瞥公園

出典:PIXTA

梅の名所として知られる壮瞥公園。5月上旬から中旬には、洞爺湖湖畔沿いの300本の梅林が淡いピンク色に染まります。洞爺湖や有珠山、昭和新山やサミットの会場でもあったウインザーホテルを見渡せるベストスポット。

住所:北海道有珠郡壮瞥町字東湖畔
営業時間:開園 / 5月~10月(終日)
定休日: 閉園 / 11月~4月

洞爺湖温泉街

洞爺湖温泉街

出典:PIXTA

三松正夫氏らが見つけた源泉がはじまりの洞爺湖温泉。北海道にある数多くの温泉街の中でも、規模の大きな温泉街です。泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物温泉(中性低張性高温泉)など。宿泊施設だけでなく、手湯、足湯、日帰り温泉の施設も充実しています。

昭和新山の歴史を学ぼう

昭和新山の購入者【三松正夫記念館】
三松正夫記念館

出典:PIXTA

昭和新山の誕生過程を、独自の方法で克明に記録し続けた三松正夫氏の記念館。彼の記録であるミマツダイアグラムや、書画の才能あふれるスケッチ、写真などの貴重な資料を展示しています。

昭和新山周辺の歴史も一緒に勉強【昭和新山パークサービスセンター】
昭和新山パークサービスセンター

昭和新山パークサービスセンターでは、昭和新山、有珠山の誕生、洞爺湖周辺の自然などを写真や剥製、模型やレーザーディスク映像で紹介しています。入場無料です。

アクセス方法まとめ

昭和新山へのアクセス方法を紹介します。有珠山の麓に位置しているため、カーナビなどを使う際は有珠山ロープウェイを目的地にするとわかりやすいでしょう。

車の場合

道央自動車道伊達IC→昭和新山(約15分)

電車・バスの場合

JR洞爺駅から道南バス洞爺湖温泉行きで15分
終点洞爺湖温泉バスターミナル下車

道南バス昭和新山行きに乗り換え15分、終点下車
※冬期間は運休

駐車場情報

駐車場
出典:PIXTA(イメージ画像です)

【昭和新山 駐車場】
住所:北海道有珠郡壮瞥町昭和新山
駐車台数:約32台
料金:二輪車200円 、普通自動車500円

【有珠山ロープウェイ 駐車場】
住所:北海道有珠郡壮瞥町昭和新山184-5
駐車台数:約400台
料金:普通自動車1日500円

日々変動する昭和新山。今の姿を目に焼きつけて!

青空の下の昭和新山
出典:PIXTA

名前は聞いたことがあるかもしれないけれど、実はよく知らない昭和新山。知れば知るほどその魅力に引き込まれていくこと間違いなし!また昭和新山を作った有珠山は、20から30年に一度のペースで噴火を繰り返してきた活火山。再び有珠山を訪れたとき、その山容は大きく変わっているかもしれません。ぜひ今の昭和新山の姿を目に焼き付けておきましょう。

【登山時の注意点】・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。

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