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【登山装備の軽量化計画】ウルトラライトギアをどう取り入れる? 達人に聞いてきた!(3ページ目)

達人おすすめ!愛用ギアベストナイン

実際に山でどんなギアを使っているのか気になるところ。服部さんの愛用ギアを、お気に入りポイントと共に教えていただきました。ぜひギア選びの参考にしてみては!

①シェル

<HYPERLITE MOUNTAIN GEAR>THE SHELL

撮影:YAMA HACK編集部

<HYPERLITE MOUNTAIN GEAR>THE SHELL

146gと超軽量。タフなキューべン・ファイバー(ダイニーマ®・コンポジット・ファブリック)と防水浸湿性の高いイーベントのハイブリッド素材を採用しています。10,000mmの耐水圧に対して、透湿性能32,000gm2/24hrと抜けが良いのが特徴です。耐久性にも優れているので、岩に擦れたりバックパックで擦れても安心して使えるのが魅力ですね。

透湿性に対して、風に対してのあたりが強いので、稜線上に出て風に吹かれても寒く感じにくいのもキューベン・ファイバーの特徴です。

※耐水圧10,000mm・・・生地上に1cm四方の柱を立てて中に水を入れ、10,000mm(10m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられる(JIS規格)。一般的な目安では、10,000mmは大雨。

※透湿度32,000mg/m2/24h・・・1日(24h)で1平方メートルあたり、32,000g(32kg)の水蒸気の汗を透過する能力がある。

②ベスト

<OMM>ROSTER VEST

撮影:YAMA HACK編集部
<OMM>ROSTER VEST

保温力が高いプリマロフトゴールドという化繊綿のベストです。ダウンは雨や湿度、汗などに弱く、濡れてしまうとロフト(嵩の高さ)がへたってしまうのですが、プリマロフトなどの化繊であれば、汗や雨で濡れてもへたらないので、体幹の温度を保持することができて体回りが冷えないですよ。

<OMM>ROSTER VEST

撮影:YAMA HACK編集部

しかも、160gで軽量なので、保険として持っていくこともできるし、ポケッタブルでコンパクトに収納できるのも、ポイント高いです!

③バックパック

<HYPERLITE MOUNTAIN GEAR>SUMMIT PACKを開ける

撮影:YAMA HACK編集部
<HYPERLITE MOUNTAIN GEAR>SUMMIT PACK

360gで軽いのはもちろんなんですが、シンプルなので色んな目的を持って使えるところが気に入っています。

<HYPERLITE MOUNTAIN GEAR>SUMMIT PACK
撮影:YAMA HACK編集部

上部はロールトップして横で止める仕様なんですが、上で止めて正面にウエアやスノーシューなどを挟むこともできるんです。コードの止め方次第で、自分の好きなように使えるのが良いですね。

④クッカー

<Sanpo's Fun Lite Gear>3W Windscreen

撮影:YAMA HACK編集部
<Sanpo’s Fun Lite Gear>3W Windscreen

持って行くのはシンプルに風防とエスビット(固形燃料)だけです。

<Sanpo's Fun Lite Gear>3W Windscreen

撮影:YAMA HACK編集部

カーボンフェルトなどをひいてエスビット置いて、クッカーを置いて…

<Sanpo's Fun Lite Gear>3W Windscreen パーツ

撮影:YAMA HACK編集部

クッカーは、400ccのお湯が沸かせればOKです! それぐらいのお湯でも十分食事が取れるんです。お湯を入れて2分で食べられる携行食のビバークレーションとかも200ccちょっと、アルファ米も300ccのお湯があればできちゃうので。

⑤ボトル

<MAXI Titanium>Water bottle

撮影:YAMA HACK編集部
<MAXI Titanium>Water bottle

145gと軽量なチタンのボトルです。水筒としてだけじゃなく、直接火にかけられるのでクッカーとしても使えるのが便利で、これでお湯を沸かしたりしています。

⑥行動食

<ROND>URU BAR

撮影:YAMA HACK編集部
<ROND>URU BAR

ドライフルーツを使ったオーガニックのエナジーバーです。緩やかな血糖値の推移や波のない持続的なエネルギー代謝を行うために、白糖を使用せず、ビタミンやミネラル、運動時に大切なカリウムなども、もともとバランス良く持っているドライフルーツを使用しているので、体に負担なく補給することができます。

マイナス14~15℃まで固まらないので、雪山にもおすすめで、味もおいしいんです!

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