No more びっしょり! 背中が蒸れない『汗とおる君』とおすすめ登山ザック5選

あなたが今使っている登山ザックは快適ですか? 長時間ザックを背負っていると、背中が蒸れてしまい、汗でびっしょりと濡れてしまうことがありますよね。 そんな不快感をなんとか軽減できないものか。そんなときに、背中蒸れの救世主を発見した編集部員がいます。その救世主とはいったい何のか、そして各メーカーが誇る蒸れないザックを、こだわりの背面システムと共にご紹介します。


アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

む、蒸れる…。あぁ~今日も背中がびっしょり!

出典:PIXTA
あなたが今使っている登山ザックは快適ですか? 編集部員Gは、山行の度に背中がびっしょり! どうしても背中が蒸れて、汗がザックにしみ込んでしまうことが悩みです。同じように背中の蒸れが気になっている方もいらっしゃるのでは?

出典:PIXTA
蒸れないザックの購入も検討しましたが、ザック自体は気に入っているし、やはり出費は抑えたい…。そう思いながらも蒸れないザックを探す日々。そんなときに、見つけてしまいました! 背中びっしょりさんの救世主がいたんです!!

背中びっしょりさんの救世主! その名も、『汗とおる君』

汗とおる君
出典:Amazon

<プロフィール>
■名前:汗とおる君
■年齢:不詳
■身長:43cm
■身幅:24cm
■厚み:1.8cm
■体重:95g
■素材:軟質酢酸ビニル(硬すぎず柔らかすぎず、丸められる程度)
■耐熱温度:70℃
■見た目:ちょっと地味
■性格:背中の蒸れを防いでくれる男気と、蒸れによる背中の不快感を解消してくれる優しさあり

もう、『汗とおる君』に頼るしかない!

汗とおる君
出典:Amazon
どうやら、汗とおる君はザックの背面に取り付けて使用する蒸れ防止グッズのようです。いたってシンプルですが、Amazonのレビューでの評価(約100件)が、5つ星のうち4.4と高いところをみると、多くの人から愛されている様子。「きっと頼れる男に違いない!」ということで、次の山行に同行してもらうことにしました。

初対面!『汗とおる君』とザックの相性は!?

汗とおる君
撮影:YAMA HACK編集部
相棒の汗とおる君です。

汗とおる君
撮影:YAMA HACK編集部
スリムでスタイルが良いですね! 取り付け方はいたって簡単です。

汗とおる君
撮影:YAMA HACK編集部
①2本の紐のうち、片方をザックのショルダーハーネスと持ち手に通します。

汗とおる君
撮影:YAMA HACK編集部
②コードストッパー(プラスチックのパーツ)にザックに通した紐も入れます。

汗とおる君
撮影:YAMA HACK編集部
③コードストッパーを締めます。残り3箇所も同様に固定したら完了です!

汗とおる君
撮影:YAMA HACK編集部
18リットルのザックに取り付けたところ、幅はジャストサイズでした。ザックの形によっては、上下を反対にしての取り付けも可能です。

汗とおる君
撮影:YAMA HACK編集部
長さがやや余っている印象です。

汗とおる君を取り付けたザックを背負った人
撮影:YAMA HACK編集部
背負ってみると、背中とザックの間に空間ができるではありませんか! この時点では蒸れない予感ですが、実際はどうなのでしょうか…!?

いざ、山へ。『汗とおる君』の実力やいかに!

今回は、乙女峠~金時山~明神ヶ岳~強羅駅の約13.3kmのコースで試してみました。この日は快晴で、標高1,000m付近で6~7℃と薄手の長袖Tシャツだけで十分な気候。山行中は、体を伝うのが分かる程度に汗をかいていました。

では、早速レビューしたいと思います!
汗とおる君と富士山
撮影:YAMA HACK編集部
【見た目】
・背負ってみると、残念な見た目になることもなく自然な印象
・18リットルより小さいザックだと、下からはみ出してしまう可能性あり
・背負っていない『汗とおる君』丸見え状態は、ザックのかっこよさが半減

汗とおる君と金時山
撮影:YAMA HACK編集部
【背負い心地】
・『汗とおる君』自体が軽量なので、重さの懸念点はなし(荷物重量4kg)
・アウターシェルを脱いで薄手のTシャツの上に羽織ると、肩甲骨にややあたる感触あり(痛みなどはなく、登山中は登ることに夢中で気にならない程度)

汗とおる君【背中の蒸れ具合】
・『汗とおる君』が背中とザックに空間を作ってくれているおかげで、背中に汗をかいていたものの、いつもの不快感はなし

汗とおる君【総評】コストパフォーマンスは非常に高い!
ザックのサイズや重量、体型によって背負い心地に差がありそうですが、名前の通り汗がとおり、背中の蒸れによる不快感を解消してくれました。ショルダーハーネス部分はどうしても汗で蒸れてしまったので、長期や過酷な登山では、背中だけでなくショルダーハーネスにも蒸れ防止機能を搭載したザックを選んだ方が良いかもしれません。『汗とおる君』は日帰りでの登山や自転車通勤などで大いに活躍するのではないでしょうか。手持ちのザックに対応できるのは嬉しいですね。

欲を言えば、縮めて保管・携帯ができたり、大きさの調整ができたら理想的! そして、ザックをおろした時の見た目に“かっこよさ”が加わったら最強なのでは!?
ITEM
汗とおる君

そして、この『汗とおる君』。建築会社の社長の登山好きが高じて生まれた便利グッズというから驚きです。

『汗とおる君』についてはこちら


背中びっしょりさんへ!蒸れないザック5選

実際に一緒に山へ行ってみたら、『汗とおる君』の優秀さがよく分かりました。それでもやはり「蒸れないザックも捨てがたい!」という方へ、各メーカーが誇る背面システムと共に蒸れないザックをご紹介します。

<GREGORY>クロスフローサスペンションシステム

クロスフローサスペンションシステム
出典:Amazon
背面に配されたワイヤーフレームが弧を描き、ザックと背面と背中の間に空間をつくる設計。空気が巡回するので通気性が良いのが特長です。
ITEM
グレゴリー ズール30
容量:(M)30L, (L)31L
重量:(M)1300g, (L)1390g

「快適に使えます」
日帰り登山用に購入しました。背中がほとんどむれず、快適に使えます。
容量が調整できるため、荷物が少ない場合でも、ばたつきがなく安定し、見た目もスマートです。



    <deuter>エアコンタクトシステム

    エアコンタクトシステム
    出典:Amazon
    通気性が高く、適度な硬さの背面パッドを搭載。厚めのパッドが身体にフィットし、荷重をバランスよく分散してくれます。
    ITEM
    ドイター エアコンタクト 65+10
    容量:65+10L
    重量:2900g

    「練られた使い勝手としっかりした造り、そして快適な背負い心地」
    ワンゲルに入った息子の長期縦走用に購入。ドイターの28Lのザックで10年以上日帰りピストン山行のほとんどを賄ってきて、汗かきになにより有り難い背中の通気性の良さ、そして快適な背負い心地、不安のない耐久性を知っていることが選考に大きく影響した。



    <TATONKA>X-ベントゼロシステム

    X-ベントゼロシステム 背面にx型にフレームが配されており、ザックと背中の間に空間をつくる設計。蒸れ具合に合わせて、空間の幅をベルトで調整できるのもポイントです。
    ITEM
    タトンカ スキル 30
    容量:30L
    重量:860g

    「長く使えればいいなあ」
    だいぶ背中が開くので風の通りは良好です。ただそれ重視にしてキツめに絞ると荷物がけっこう入りません(汗
    また、あまり絞ってると縫い目とかに負担かからないかなぁ、というのが心配です。生地も薄めなので…
    でも色やデザインはとてもいいと思います、気に入って使っています♪



    <MILLET>AIR FLOW SUSPENDED BACK™

    AIR FLOW SUSPENDED BACK™
    出典:Amazon
    ザック背面と背中が密着しない、通気性能を高めた構造。粗めのメッシュになっているので、より快適に背負うことができます。
    ITEM
    ミレー エリウム 30
    容量:30L
    重量:1150g

    「さすがのMILLET」
    使いやすさデザインともに満足。使いやすさの部分は1日中の山登り・下りでも疲れない背負い心地&軽さ。夏でも暑さを感じさせない背面部分のバックシステム、快適です。サイドから下のものでも取れるのジッパー、スピードポールシステムなどかゆい所に手が届くといった感じが随所に見られます。
    一点、背面のバックシステムで本体背中部分が少し反っているため容量はその分(30Lはない印象)少な目になっているかなと。。。



    <OSPREY>エアースピードバックパネル

    エアースピードバックパネル
    出典:Amazon
    背面に配された金属フレームに、メッシュが立体的に張られた構造。通気性の高さはもちろん、フィット感のある背負い心地です。
    ITEM
    オスプレー ストラトス 24
    容量:24L
    重量:1250g


    もう蒸れない! アイディア次第でより快適な登山が実現!

    快適登山
    出典:PIXTA
    背中の蒸れを不快に感じているのに、我慢するのはもったいない! 『汗とおる君』のような便利グッズを活用するも良し、蒸れ防止機能を備えたザックを選ぶも良し。少しの工夫で登山の快適度がグッと高まります。中には、蒸れ防止グッズを自作するツワモノも。自分に合った方法をぜひ見つけてみてください。


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    YAMA HACK編集部
    YAMA HACK編集部

    YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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