文化財の上高地!紅葉時期&ピークは?
長野県西部の松本市、中部山岳国立公園の一部であり、北アルプスの玄関口でもある上高地。1年を通して多くの人が訪れる言わずと知れた人気の観光地ですが、国の文化財に指定されていることはご存知ですか?
にかかる河童橋から眺める穂高連峰はまさに絶景。そんな景色の美しさから、「特別名勝」「特別天然記念物」に指定された日本の中でもとても貴重な場所です。
紅葉の見頃は10月
上高地の紅葉は10月上旬頃から色づき始め、見頃は例年10月中旬~下旬とされています。その年の気温によっては1週間ほど前後することがあり、11月上旬でも紅葉が残っていることも。
せっかく足を運ぶのなら、やはり見頃の10月に訪れるのがベスト。11月上旬の上高地は、雪化粧の穂高連峰を展望したい方におすすめです。
上高地の紅葉名所&絶景撮影スポット
梓川の上流にある明神池から、下流の大正池まで徒歩2時間ほど。絶景の紅葉スポットをゆっくと巡り、ご当地グルメを味わうだけでも、1日たっぷりと上高地を満喫できます。
上高地のシンボル【河童橋】
上高地バスターミナルから徒歩5分の場所にある河童橋は上高地の中心に位置しています。透き通ったエメラルドグリーンの梓川、河童橋の背後に臨む壮大な穂高連峰、木々の鮮やかな紅葉&黄葉が三位一体に。河童橋の上からはもちろん、河童橋をバックに記念撮影をするのがポイントです。
信仰の聖地【明神池】
河童橋から歩くこと60分ほど、一の池と二の池の大小2つの池からなる明神池。池の入り口には穂高見命が祭られた穂高神社があり、明神池は神域であり信仰の聖地とされています。澄んだ池面に映る青空と色づいた木々が神秘的な表情に。ぜひ快晴の日に訪れたいですね。
癒しの湿原【田代池】
上高地バスターミナルから、河童橋とは反対方向に歩くこと40分ほど。焼岳の噴火によりできた浅く透明度の高い田代池。川魚が住みつき、紅葉を池面に映す姿は幻想的。湿原風景ならではの穏やかな雰囲気を感じられるスポットです。