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立山 登山|日帰り初級コース!立山黒部アルペンルートで一気に高山へ(2ページ目)

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立山の三つの峰を登ってみよう!(中級者向け)

立山と池
出典:PIXTA

雄山から先の大汝山、富士ノ折立は岩山で足場が悪いため、登山中級コース。「大走り」を下って雷鳥平を経由し室堂に戻るコースもおすすめです。
天気がよければ、剱岳の険しい雄姿を望むことができ、より充実した登山が楽しめますよ。

立山(雄山、大汝山、富士ノ折立)をめぐって室堂へ戻るコース!(中級者向け)

合計距離: 8.76 km
最高点の標高: 2985 m
最低点の標高: 2265 m
累積標高(上り): 1285 m
累積標高(下り): -1285 m

体力レベル:★★☆☆☆

【日帰り】コースタイム:5時間26分

参考:ヤマプラ

技術的難易度:★★★☆☆

・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要

凡例:グレーディング表

コース概要

室堂(1時間) → 一ノ越(1時間) → 雄山(20分) → 大汝山(15分) → 富士ノ折立(25分) → 大走り分岐(1時間20分) → 雷鳥平(1時間10分) → 室堂

大汝山(おおなんじやま)

大汝山
出典:PIXTA

標高3,015mの立山最高峰。雄山から岩場の登山道をトラバースして向かいます。山頂は岩場で狭く10名程度しか滞在できないため順番に登ります。山頂からは剱岳や奥大日岳が見渡せます。

富士ノ折立(ふじのおりたて)

富士ノ折立
撮影:Maiko.W

標高は、剱岳と同じく2,999m。山頂部は、岩峰の登山道で緊張の連続。転落や落石に注意し、順番に上り下りしましょう。

下山は「大走り」ルートから

大走りへ
撮影:Maiko.W

富士ノ折立の急なガレ場を下ると砂地の稜線歩きになります。真砂岳と雷鳥沢への下山ルートとの分岐があるので、「大走り」という下りのルートへ向かいます。浮石が多いルートなので、転倒に注意しながら下りましょう。

体力がある場合は、「別山」まで縦走するのもおすすめ!

体力がある場合は、真砂岳を通過し別山まで進み、別山乗越から雷鳥沢に下るというコースもあります。「大走り」で下山するよりプラス1時間30分ほど長くなります。

雷鳥平に着いたら登り返して室堂へ

雷鳥平まで下ったら、石畳の道を登り返しミクリガ池を通り室堂へ戻ります。

登山初心者なら立山登山ツアーに参加するのもおすすめ!

立山にツアーで登山する人
出典:PIXTA

観光地としても人気の立山。登山を始めたばかりで登れるか不安・・・という人は、登山ツアーに参加するのもおすすめです。登山ガイドが同行してくれるので、山行中も安心。行き帰りもバスに乗って楽々アクセスできます。

クラブツーリズム 立山登山ツアー

登山レベルに合わせてツアーが選べるクラブツーリズムの立山ツアー。女性限定のツアーもあります。立山の山小屋に泊まって、雄大な自然を満喫してみてください。

トラバース 立山登山ツアー

「その日一番の立山を体感してもらう」というコンセプトのもと、ツアーを提供しているトラバース。プライベートツアー、貸し切りツアーなど、一人ひとりに合わせたプランで回れるのが嬉しいポイントです。

トラベルギャラリー 立山登山ツアー

登山ツアーの種類が豊富なトラベルギャラリー。立山を周遊するツアーだけでなく、薬師岳へと縦走を楽しめるプランもあります。立山の魅力を余すことなく満喫できます。

立山のアクセス

室堂ターミナル
出典:PIXTA

立山登山の起点である室堂へは、富山県側と長野県側からアクセスできます。立山黒部アルペンルートの立山駅(富山県側)~扇沢間(長野県側)は、マイカーで入ることはできず、ケーブルカーやバスを乗り継いで室堂へ向かいます。

富山県側から入る場合

マイカーの場合

  • 【東京方面】関越道「長岡」JCT - 北陸道「立山」IC - 県道6号 ー 立山駅
  • 【関西方面】名神高速道路「米原」JCT - 北陸道「富山」IC - 国道161号 ー 立山駅
  • 【名古屋方面】東名高速「小牧」 - 名神高速「一宮」JCT - 東海北陸道「小矢部砺波」JCT - 北陸道「富山」IC - 国道161号 ー 立山駅
  • ※立山駅で駐車し、立山ケーブルカー → 立山高原バス → 室堂

電車の場合

  • 【東京方面】東京(北陸新幹線) - JR富山 ー 電鉄富山(富山地方鉄道) ー 立山
  • 【大阪方面】大阪(特急サンダバード) - 金沢(IRいしかわ鉄道/あいの風とやま鉄道) ー JR富山 ー 電鉄富山(富山地方鉄道) ー 立山
  • 【名古屋方面】名古屋(高山本線・特急ワイドビューひだ) - JR富山 ー 電鉄富山(富山地方鉄道) ー 立山

長野県側から入る場合

マイカーの場合

  • 【東京方面】中央道「岡谷」JCT - 長野道「安曇野」IC ー 147号 ー 45号 ー 扇沢
  • 【関西方面】名神高速「小牧」 - 東名高速道路「小牧」JCT - 中央道「岡谷」JCT - 長野道「安曇野」IC ー 147号 ー 45号 ー 扇沢
  • 【名古屋方面】東名高速「小牧」JCT - 中央道「岡谷」JCT - 長野道「安曇野」IC ー 147号 ー 45号 ー 扇沢
  • ※扇沢有料駐車場に駐車し、関電トンネルバス → 徒歩15分 → 黒部ケーブルカー → 立山ロープウェイ → 立山トンネルバス → 室堂

電車の場合

  • 【東京方面】東京(北陸新幹線) - 長野(アルピコ交通バス) ー 扇沢(※4/16~11/30の運行)
  • 【大阪方面】新大阪(東海道新幹線) - 名古屋(特急ワイドビューしなの) ー 松本(大糸線) - 信濃大町(アルピコ交通バス/北アルプス交通バス扇沢線) - 扇沢
  • 【名古屋方面】名古屋(特急ワイドビューしなの) ー 松本(大糸線) - 信濃大町(アルピコ交通バス/北アルプス交通バス扇沢線) - 扇沢

立山黒部アルペンルートを使って3000mの高峰へ!

見どころ満載な立山
撮影:Maiko.W

5月~6月の立山黒部アルペンルートは、数メートルにもおよぶ雪壁の間をバスが通りぬける光景が有名です。ダイナミックな黒部ダムや称名の滝など、立山登山のみならず見所満載なのがこのエリアの魅力ですよ!

登山時の注意点

  • 立山は本格的な山岳エリアですので、しっかりとした登山装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
  • 登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
  • もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
  • 紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。

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